今までやり取りをしている方であれば、メールを送るのにそれほど悩まないですね。
しかし、初めての方に送る場合には、手が止まってしまうかもしれません。
そう、送る文面をどうしようかということ^^;
取引先の方へ初めてメールを送る場合には、失礼な内容ではいけませんね。
ビジネスマナーを守った内容で送ることが大切です!
取引先へ初めてのメールで挨拶をする場合には、どんな内容にすればよいのでしょうか?
そこで今回は、3パターンの状況における例文をご紹介していきます!
具体的には・・・
- 紹介を受けて初めてメールを送る場合
- 引き継ぎ後に初めてメールを送る場合
- 名刺交換後に初めてメールを送る場合
今でこそ慣れましたが、私も社会人3年目あたりまでは、初めての方に送る場合には結構緊張していました・・。
相手に失礼のないようにと意識していたので。
最初で躓くと、今後の関係構築が難しくなりますからね^^;
最初の印象が今後の取引に影響する可能性が高いので、よいスタートを切ることが重要。
そのためにも、ビジネスマナーを踏まえたメールを送るようにしていきましょう!
まずは、紹介を受けて初めてメールを送る場合について、お伝えしていきますね。
紹介を受けて初めてメールを送る場合の例文
日頃お付き合いのある方から紹介を受けて、初めてメールを送るという場合ですね。
この場合につい考えてしまいがちなのが、「失礼な文面で送ってしまい、紹介者をガッカリさせたらどうしよう…」ということ。
そう思うと、どうしても肩に力が入りがち^^;
そうならないよう、きちんとポイントを押さえたメールを送ることが大事。
今度取引先の方と関係を構築していくためにも、例文を頭に入れておきましょう。
株式会社〇〇
営業部
〇〇 〇〇 様
はじめまして。
株式会社ビジマナねっとの山田と申します。
△△株式会社の田中様からのご紹介で、ご連絡をさせていただきました。
現在弊社では、××という商品をご紹介しており、多くの方から高い評価をいただいております。
△△株式会社の田中様からもお褒めいただき、是非御社にご紹介したいということで私に連絡がありました。
もしご興味をお持ちいただけましたら、詳しくご説明させていただきたいと考えております。
よろしくお願い申し上げます。
株式会社ビジマナねっと
営業部 山田 一郎
〒123-4567
東京都目黒区××××1-23 ○○ビル5F
TEL:03-××××-××××
FAX:03-××××-××××
メール:××××××@×××.co.jp
紹介を受けて連絡をする場合には、誰からの紹介でメールを送っているかを述べること。
誰からの紹介なのかが書いていなければ、相手は不安な気持ちになってしまうでしょう^^;
紹介してくれた方の会社名と名前を記載することによって、相手へ安心感を与えることができます!
また、メールを送ることになった経緯と用件を書きましょう。
ダラダラと長い文章は、相手の時間を無駄にさせることになります。
必要事項をなるべくシンプルにまとめることが大切です!
ちなみに、前任者から引き継ぎでメールを送る場合は、どんな内容にすればよいのでしょうか?
次の見出しで見ていきましょう!
引き継ぎ後に初めてメールを送る場合の例文
前任者に代わって取引先を担当することになれば、あなたがメールを送る場面がありますね。
その場合の流れとしては、「後任の〇〇です ⇒ これからよろしくお願いします」のようにしましょう。
前任者の方がよかったと言われないよう、最初のメールは特に大事にすること!
それでは、例文を見ていきましょう。
株式会社〇〇
営業部
〇〇 〇〇 様
はじめまして。
株式会社ビジマナねっとの山田と申します。
本日は新任のご挨拶のため、ご連絡いたしました。
これまで御社を担当しておりました△△に代わり、今後は私が後任として担当させていただくことになりました。
御社のお役に立つことができるよう、誠心誠意努めますので、ご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
近日中にご挨拶に伺いたいと存じます。
何卒よろしくお願い申し上げます。
株式会社ビジマナねっと
営業部 山田 一郎
〒123-4567
東京都目黒区××××1-23 ○○ビル5F
TEL:03-××××-××××
FAX:03-××××-××××
メール:××××××@×××.co.jp
最も大事なのが、これからあなたが担当になる旨を伝えること。
前任に代わり、あなたが後任となることを文章に盛り込みましょう。
そして、近いうちに挨拶に伺いたいという旨を述べた方がよいです。
本来は直接挨拶をするのが、一般的なマナー。
例文のように、「近々訪問する予定であるが、まずはメールでのご挨拶」といった形式にしましょう!
最後に、名刺交換をした相手に初めてメールを送る場合についてお伝えしていきますね!
名刺交換をして面識はあるが、メールを送るのは初めてという状況です。
次の見出しで詳しく見ていきましょう!
名刺交換後に初めてメールを送る場合の例文
名刺交換をした後に、メールを送る場合です。
一度会っているので、今までご紹介した2つのパターンよりも、送りやすいかもしれません^^
メールを送る流れとしては、「先程はありがとうございました ⇒ これからよろしくお願いします」のようにしましょう。
それでは、例文をご紹介しますね。
株式会社〇〇
〇〇 〇〇 様
突然のご連絡失礼いたします。
株式会社ビジマナねっとの山田です。
先程はご挨拶をさせていただき、ありがとうございました。
今度お会いする機会に、是非〇〇に関するお話を聞かせていただけると幸いです。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
株式会社ビジマナねっと
営業部 山田 一郎
〒123-4567
東京都目黒区××××1-23 ○○ビル5F
TEL:03-××××-××××
FAX:03-××××-××××
メール:××××××@×××.co.jp
直接会って名刺交換をしているので、特別な用件がない限り、長々と内容を記載する必要はありません。
これから関係を築いていきたいという意識で、メールを送るようにしてくださいね!
ただし、挨拶だけの内容であれば、その場限りで終わってしまう可能性もあります。
そのため、例文のように興味を持ったこと・気になっていることについて聞きたいという旨を入れましょう。
話を聞かせてくださいというスタンスだと、相手に断られる可能性が低いですよ!
自分からの提案だと、相手が興味を持っていない場合、押し付けになってしまうので・・。
ぜひ意識してみてくださいね^^
まとめ
取引先へ初めてのメールについて、振り返っておきましょう。
① 内容を推測できる件名にする
② メールを送った経緯を述べる
③ これから関係を築いていきたい旨を示す
件名はメールを開く前に見ることができる重要な要素。
どこの誰から来たのかわからないようなメールは、開くときに不安が生じてしまいます。
どんな内容で誰からのメールなのかを件名に記載すると、初めての相手の不安を軽減できますよ^^
本文では、メールを送った経緯を述べましょう。
「~という理由でご連絡いたしました」というような内容です。
一度も会ったことがない相手の場合には、必ず入れてくださいね。
そして、メールを送るということは、これから関係を築いていきたいという思いがあるはず。
「これからよろしくお願いします」といった旨の文言を入れるようにしましょう!
相手がメールを受け取った時に、どう感じるかを考えながら、丁寧な内容で送るようにしてくださいね^^