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最近、終活年賀状という言葉を耳にするようになりました。

 
終活という言葉が、最近では割と一般的になりましたね。

終活とは、人生の終わりまで自分らしく生きるための準備のことをいいます。

 
実は、年賀状でも「終活」をする人が増えているのです。

もしも、年賀状を出すのがそろそろ大変になってきたということであれば、終活年賀状を考えてみませんか?

 
年賀状の止め方として、突然年賀状を出さなくなれば、「不義理」もしくは「礼を欠いている」と感じる方も多いです。

特に何十年も出し続けてきたご高齢の方なら、そのお気持ちが強いかもしれませんね。

終活年賀状はそうした気持ちを考えて、理由をきちんと説明し、不義理を詫びて来年以降の年賀状を辞退しようというもの。

 
いざ終活年賀状を出そうと思った際に、困ってしまうのが内容のこと。

どんな文面で書けばよいのでしょうか?

そこで今回お伝えするのが・・・
丁寧な挨拶の例文

下手な内容で書いてしまうと、一方的に縁を切られたと思われる可能性もあります。

そんなことにならないよう、書き方には十分気を付けていきましょう!

 
例文に加えて、角が立ちにくい理由もご紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。

まずは、終活年賀状の例文から見ていきましょう。

今回で最後にする終活年賀状の例文

従来の年賀状であれば、毎年恒例の挨拶や、近況について書いていたと思います。

ただし、終活年賀状では同じように書くわけにはいきませんね。

 
終活年賀状には、どんなことを書けばよいのでしょうか?

 
特に大事なのが、今回で年賀状を終了しますという文言。

新年の挨拶の後に、理由を添えて年賀状を終了する旨を書いてくださいね!

 
それでは、例文を見ていきましょう。
 

【終活年賀状の例文】

あけましておめでとうございます

昨年はお世話になりありがとうございました

年を重ねるにつれて文字の読み書きが辛くなって参りました

長らく交わして参りました年賀状ですが今年限りで書き納めとさせていただきます

誠に勝手ではございますがご容赦くださいませ

今後も変わらぬお付き合いのほどよろしくお願いいたします

 
年賀状のルールとして、句読点は使わないこと

句読点には区切り・終わりを意味するため、年賀状にはふさわしくないというマナーがあるからです。

一般的なマナーとして、頭に入れておいてくださいね!

 
今回で年賀状をやめますとだけ書くのは、印象としてよくありません。

そう、やめる理由を書くことが大切なのです。

理由を添えていなければ、一方的な縁切りと思われる可能性があるので、注意してくださいね。

 
そこで、終活年賀状で角が立ちにくい理由を3つご紹介します。

丁寧な内容にするためにも、ぜひ参考にしてくださいませ。

角が立ちにくい理由3選

終活年賀状を書くということは、何らかしらの理由があって、年賀状をやめたいということだと思います。

 
ただし、「年賀状を書くことが億劫になった」と言葉をそのまま書くのはNG。

失礼な人だという印象を与えてしまいかねません。

 
そこで、角が立ちにくい理由の例を3つご紹介しますね。

理由例①:高齢になったため

「年を重ねてきたから」とストレートに書いてもよいです。

ただし、一定の年齢が来た節目という理由の方が、よりスマートな印象が出ます。
 

どのように書けばよいのか、例文をご紹介しますね。

【例文】

今年で〇〇(古希・喜寿など)と節目の年齢となりました

つきましては本年をもちまして新年のご挨拶状を最後とさせていただきます

 

【節目となる年の参考例】(数え年です)
※ 数え年・・・生まれた年を1歳として、新年を迎えるごとに1歳ずつ加える数え方
  • 還暦61歳、緑寿66歳
  • 古希70歳、喜寿77歳
  • 傘寿80歳、半寿81歳、米寿88歳
  • 卒寿90歳、白寿99歳
  • 百寿100歳

 

理由例②:手元がおぼつかなくなったため

手元がおぼつかなくなってきたという身体的な理由です。

年を重ねると誰でも起こりうることですから、理解してもらいやすい理由ですね。
 

どのように書けばよいのか、例文をご紹介します。

【例文】

年を重ねるにつれて手元がおぼつかなくなってきました

つきましては毎年のご挨拶状を今年限りで失礼させていただきたいと思います

 

理由例③:文字の読み書きが難しくなってきたため

こちらも②の手元の理由と同様に、理解を得られやすい理由です。

 
年賀状は書く場合でも、読む場合でも身体を使います。

読み書きが辛くなってきたというのは、身体的な理由なので、批判されることも少ないでしょう。

 
それでは、例文をご紹介します。

【例文】

ここ最近は文字の読み書きが辛くなって参りました

そのため本年を持ちまして新年のご挨拶状を最後とさせていただきます

 

ぜひご紹介した角が立ちにくい3つの理由例を参考にしてくださいね!

 
ここまで例文と理由について、お伝えしてきました。

もしかすると、いざ終活年賀状を書こうとしても、まだ不安を感じてはいませんか?

 
それは、大事なポイントがまだ頭に入っていないから!

少しでもあなたに当てはまっていれば、次も読み進めてくださいませ。

意識すべきポイントについて、お伝えしていきますので。

 
それでは、次の章をご覧くださいませ。

終活年賀状で意識すべき2つのポイント

終活年賀状では、どんなことに意識すればよいのでしょうか?

 
特に大事なのが次の2つのポイント。

それが・・・

  • 今回で年賀状をやめたい旨を述べる
  • 一方的な縁切りと思われない書き方をする

それぞれについて、詳しく見ていきましょう!
 

① 今回で年賀状をやめたい旨を述べる

ここまでの例文でも示してきたように、年賀状をやめるという意思を明確にしましょう。

年賀状をやめる意思を示さなければ、終活年賀状としての役割がなくなってしまいます。

 
あなたが今回で年賀状は最後ということであれば、しっかりとやめる旨を書いてくださいね。

次のような文言で、やめる旨を伝えましょう。

  • 本年をもちまして年始のご挨拶状を失礼させていただきます
  • 毎年の年賀状も今年限りでご遠慮させていただきます
  • 今年をもちまして新年のご挨拶状を最後とさせていただきます

 

② 一方的な縁切りと思われない書き方をする

「今回で最後の年賀状です」という内容だけだと、何となく一方的に縁を切ったという印象が残りやすいです。

一方的な縁切りという印象を与えないよう、お礼の後に相手のことを配慮した結びの言葉を入れるとよいでしょう。

 
例えば・・・
〇〇さんのご健康とご多幸をお祈りいたしております

このように、相手の健康や幸せを祈っていますよという気持ちで締めくくると、やわらかい印象となります。

 
また、年賀状を終わらせてしまうと、今後の相手との関係について不安になるかもしれません。

終活年賀状は、あくまでも年賀状を終わらせるという挨拶。

 
そのため、次のような文言で今後もお付き合いは継続したい旨を伝えましょう。

今後とも変わらぬお付き合いのほどよろしくお願いいたします

 
ご紹介した上記のような一言を最後に添えると、一方的な縁切りの印象を抑えることができるでしょう。

ぜひ意識してみてくださいね!

まとめ

今回で年賀状をやめる際のポイントについて、振り返っておきましょう。

<終活年賀状のポイント>
① 今回で年賀状をやめたい旨を述べる
② 一方的な縁切りと思われない書き方をする

 
今まで形式的に年賀状を送っていたが、やめるタイミングを逸していたという方も多いでしょう。

このような状況で、今後も毎年年賀状を送るのは、どうしても負担となります。

 
その場合には、今回ご紹介した終活年賀状で区切りをつけてみては、いかがでしょうか?

 
ただし、終活年賀状を送る際には、一方的な縁切りと思われないような書き方が大切。

そのためには、

  • 〇〇さんのご健康とご多幸をお祈りいたしております
  • 今後とも変わらぬお付き合いのほどよろしくお願いいたします

のように相手への気遣いを示す一文や、今後のお付き合いは継続していきたい一文を加えましょう。

 
終活年賀状は一度送ってしまえば、その後の気持ちが非常に楽になります。

これからは、年賀状を書く負担が減るわけですからね。

 
上手に年賀状を終わらせるためにも、相手へ丁寧な文面で書くことを意識しましょう!