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派遣の顔合わせでは、どんな自己紹介をすればいいんだろう?

 
派遣会社から仕事の紹介を受けて、派遣先企業との顔合わせが決まったあなた。

顔合わせはもう何度もしているという方から、未経験という方まで状況は様々でしょう。

 
派遣会社を通しての仕事探しなので、顔合わせ=採用と安易に考えないこと

企業が派遣会社を通して人材を探すメリットとしては、「希望するスキルを持つ人材を手っ取り早く探せる」という点が大きいです。

しかし、いくらスキルがあるからといって、実際に顔合わせをして好ましくない人物であれば採用はされません。

 
そう、そこで大切になってくるのが自己紹介

自己紹介の仕方によって、採用されるかどうかが大きく関わってきます。

 
派遣顔合わせでの自己紹介は、どんな内容にすればよいのでしょうか?

そこで今回お伝えするのが、状況別の自己紹介の例文
 
具体的には、次の3パターンでご紹介します。

 
それが・・・

  • 基本的なパターンの例文
  • 未経験の場合の例文
  • 職歴が多い場合の例文

それぞれの状況に合わせて、例文をご活用くださいね!

 
顔合わせは、スキルや経験ばかりではなく、人間性をチェックされる場でもあります。

質問にハキハキと答えられるか、コミュニケーション能力はどうか、人当たりはどうかなど基本的な点も見られるでしょう。

 
そのため、どんな内容で話すか準備をしておくことが大切。

3パターンであなたの状況に合ったものを参考にしてくださいませ^^

 
まずは一般的に使える顔合わせの例文から見ていきましょう!

【基本】顔合わせにおける自己紹介の例文

この見出しでは、派遣の仕事を一度は経験した方向けの例文をご紹介していきます。

少しは慣れてきたという時に、きちんと自己紹介ができているのかのチェックを含めて、一度チェックをしてみませんか?

 
顔合わせにおける自己紹介の例文を問答形式でご紹介していきます!
 

あなたあなた

はじめまして、鈴木文子と申します。

よろしくお願いいたします。

派遣先の担当者派遣先の担当者

今までにどんなお仕事をされてきましたか?

あなたあなた

◯年営業事務、△ヶ月コールセンターでのカスタマーサポート、×ヶ月経理事務の仕事を経験いたしました。

営業事務では主にエクセル・ワード・パワーポイントを使い、営業担当者の資料作成の補助業務を行いました。

コールセンターではA社のお客様相談窓口でした。

最初はマニュアルに沿っての対応でしたが、お客様のニーズを聞き出し丁寧に対応するよう心掛けました。

経理事務は主に会計ソフト〇〇を使用して仕事を行いました。

働き始めた当初は簿記の資格がありませんでしたが、会計に関する知識を習得したいと感じるようになりました。

簿記3級を取得した結果、数字の意味を理解して仕事を行うことができました。


 
どんな仕事に従事していたのかについて、2〜3つ程度端的に伝えましょう。

ただし、単に仕事を経験をしたという事実のみだとアピールが弱いです。

 
そこでぜひ取り入れたいのが、身につけたスキル・資格・使えるツール(Word・Excelなど)を伝えること。

そうすることによって、派遣先にあなたの強みを訴えることができます!

特に、資格を取得した実績があれば、向上心のアピールにも繋がるでしょう。

 
派遣で仕事をしていると、様々な業種での経験があることは強みです。

通常の採用試験では職場がコロコロ変わるというのは不利になりがちですが、契約満了で様々な仕事を経験しているのは有利な点。

ぜひ意識しておきましょう!

 
ちなみに、派遣が未経験の場合だと、どんな内容にすればよいのでしょうか?

次の見出しでお伝えしていきますね。

【未経験】顔合わせにおける自己紹介の例文

派遣会社を通じての顔合わせが初めてで、何を話せばよいか分からないと悩んでいませんか?

そんな悩みを少しでも解消できるよう、顔合わせでどんなことを話せばよいかお伝えしますね。

 
派遣会社での仕事が初めてでも、これまでどこかに勤めた経験があれば、その経歴を話しましょう。

「派遣社員は職歴が豊富な方が有利なのでは…」と心配するかもしれません。

ですが、派遣会社の担当者は大丈夫だと思ったから、あなたに仕事の紹介をしてくれているわけ。

 
今までの経験を上手に活用して、自己紹介をしてくださいね!

それでは、自己紹介の例文を見ていきましょう。
 

あなたあなた

はじめまして、鈴木文子と申します。

新卒で入社した医療機器メーカーの総務課にて、3年間勤務をしておりました。

電話や来客の応対、社内の備品管理や会議準備などの仕事を経験しました。

派遣先の担当者派遣先の担当者

パソコンは使えますか?

あなたあなた

会議準備では資料作成をワードやエクセルで行っていました。

また、パワーポイントで資料を作成して、プレゼンテーションの経験もあります。

社会経験は浅いですが、与えられた仕事に丁寧に対応して参ります。

御社のお役に立てるよう精一杯努力しますので、よろしくお願いいたします。


 
このように派遣の仕事が未経験の場合だと、一見アピールできることがないと思うかもしれません。

ですが、今まで正社員・契約社員・アルバイト・パートなど、何らかの形で勤めた経験はあるはず。

 
そこでの経験や身につけたことを伝えることが大切。

あなたができることをしっかりと伝えてくださいね!

 
また、「未経験だけど、やる気だけは誰にも負けない!」と前向きな気持ちを添えると良いでしょう。

「スキルや経験は豊富だけれど、やる気がない」という人と、「派遣は未経験だけど、凄くやる気がある」という人では、どちらが採用したいと思うでしょうか?

そう、やはり後者ですよね!

 
未経験の場合には、やる気・意気込みをアピールすると採用される可能性がグッと上がりますよ。

ぜひ意識してみてくださいね^^

 
未経験の場合とは反対に、職歴が多い場合はどうなのでしょうか?

職歴が多いと、どこまで経歴を話せばよいか迷ってしまうもの。

 
次の見出しでは、職歴が多い場合の自己紹介について見ていきましょう。

【職歴多い】顔合わせにおける自己紹介の例文

職歴が多いから全部アピールすればよいかというと、そんなことはありません。

聞いている方が疲れてしまい、「結局何を言いたいの!?」と思われてしまう可能性があります。

 
では、どんなことを意識すればよいのでしょうか?

それが、派遣先の企業で求められるスキルや経験をアピールすること。

そのためには、あなたのスキルや経験したことの棚卸をしっかりやっておいてくださいね。

 
それでは、自己紹介の例文を見ていきましょう。
 

あなたあなた

はじめまして、鈴木文子と申します。

よろしくお願いいたします。

派遣先の担当者派遣先の担当者

頂いた資料によると、かなりいろいろな仕事を経験されているようですね。

あなたあなた

はい、派遣でのお仕事を3か月から半年など、繁忙期の職場での契約を多くいただいてきました。

そのため、職歴が多くなっています。

派遣先の担当者派遣先の担当者

どこも短期ばかりで、仕事を覚える前に辞めてもったいない感じがしますが…。

あなたあなた

私は事務の仕事であれば、幅広く経験を積んでいます。

会計事務や労務管理、社会保険に関する知識など、今までの仕事を通して学ぶことができました。

そのおかげで、繁忙期の忙しい職場で即戦力として採用していただくことが多いです。

また、同じ企業から翌年も指名していただけることもあります。

働き方改革の一環の就労規則や労務管理の見直しの事務補助業務でも、今までの経験を活かして御社のお役に立てると思います。


 
「仕事をあれこれ変えている」と思われると、マイナスになりがちです。

そのため、契約満了できちんと終わっていること、繁忙期の雇用が多いなどの理由を自己紹介の中で上手く伝えましょう。

そして、幅広い経験をしているというように、プラスの方向に変換してPRをすることがとても大切。

 
また、指名で仕事をもらえることがあるというのは、大きなPRポイントになります。

相手側からぜひ来てほしいとオファーをしているわけですからね^^

 
会社がどういう人材を求めているのか、顔合わせ前に派遣会社の担当者と打ち合わせをして聞いておきましょう。

そうすれば、派遣先企業が求める人材とのミスマッチを防ぐことができ、あなたの強みをアピールしやすいです!

 
ちなみに、職歴が多いということは、アピールする材料に優れているということ。

引き出しが多い分、有利なのは間違いありません。

何をアピールすれば好印象を獲得できそうかを考え、言うことを上手に選んでいきましょう!

 
ここまで3つのパターンの自己紹介の例文を見てきました。

未経験でも職歴が多い場合でも、意識しておくべきことがあります。

そのポイントが3つ。

 
次の見出しでは、自己紹介時に意識すべきポイントについて、見ていきましょう。

自己紹介で意識すべき3つのポイント

顔合わせの自己紹介では、どんなことを意識すればよいのでしょうか?

 
特に大事なポイントが次の3つ。

それが・・・

  1. 相手の聞きたい情報を意識すること
  2. 内容は具体的に話すこと
  3. 派遣会社の担当者と事前に打ち合わせをすること

それぞれについてお伝えしていきますね!
 

相手の聞きたい情報を意識する

派遣先が主に知りたいのは、あなたの職歴(経歴)やスキル

今までの経験を通して、あなたに何ができるかが重要となります。

派遣先の仕事に結び付けられるような内容を伝える意識が大切です。

 
新人を採用して一から育てるという場合は、正社員を雇うでしょう。

ですが、派遣社員を求めているということは、ある程度即戦力となる人材を求めています。

 
そのため、あなたを採用するとどんなメリットがあるか、どう貢献できるのかを伝えてくださいね!

スキルや資格があれば強みとなるので、忘れずに伝えましょう。
 

内容は具体的に話すこと

自分の実績を話すときには、抽象的な内容はNGです。

相手の頭の中にイメージを湧かせることができるよう、数字や具体的な内容を入れてくださいね。

 
例を挙げてみます。

まずは悪い例から。

【悪い例】

総務課で会議の時間が無駄という話題になり、会議時間の短縮の取り組みをしました。

 

これでは具体策や結果が全く伝わりません。

数字や具体的な内容を入れて、相手に伝わりやすい内容に変換しましょう!
 

【良い例】

総務課で会議の時間が無駄という話題になりました。

会議の時間を短縮するために、会議資料はその場で配布するのではなく、2日前にメールで配信しました。

また、会議室にアラーム付きの時計を設置し、終了予定時刻の10分前に鳴らすことにしたのです。

こうした取り組みで、会議終了予定の時刻を超えることをなくすことができました。

 

数字や具体的な単語を盛り込むことによって、一気にイメージしやすくなりましたよね。

抽象的な内容ではなく、相手が理解できる内容にすることを心掛けましょう!
 

派遣会社の担当者と事前に打ち合わせをすること

派遣会社の担当者は、派遣先の企業からどのような人材が必要かを聞いています。

つまり、担当者はどういう人材がこの仕事にマッチしているか、おおよそ理解がついているということ。

 
そのため、顔合わせ前の情報収集が非常に大切。

どの部分を中心にPRするとよいか、事前に担当者と打ち合わせをしておきましょう。

何も情報がない状態で顔合わせに臨むのと、情報を仕入れた状態で臨むのでは、優位度が大きく異なるので。

 
担当者と事前に自分のどこを売り込むかの作戦を練っておきましょう。

アドバイスをもらい、あなたの良さを存分にアピールする体勢を整えてくださいね!
 

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まとめ

派遣の顔合わせでの自己紹介について、振り返っておきましょう。

<自己紹介で意識すべきポイント>
① 相手の聞きたい情報を意識すること
② 内容は具体的に話すこと
③ 派遣会社の担当者と事前に打ち合わせをすること

 
顔合わせの前には、しっかり準備をしておくことが大切。

何も準備をせずに臨むと、痛い目に遭う可能性が高いです^^;

 
特に、自己紹介は事前に準備をしておかなければ、スムーズに話すことができないでしょう。

質問された時点で、何を伝えようか頭の中をグルグルさせている状態はNG。

「この人に仕事を任せたくないな…」と判断され、不採用の可能性が高くなってしまいます。

 
そうならないためには、上記の3つのポイントを意識すること。

相手の立場になって考え、どんなことを話せば相手のニーズに合致するかをしっかりと考えてくださいね!

 
また、事前に派遣会社の担当者と打ち合わせをしておくと、本番でミスをする確率がグッと減るので、ぜひ活用しましょう。

顔合わせでは自信を持った自己紹介を行い、採用を勝ち取りましょう!