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何歳頃まで派遣社員として続けらるんだろう?

 
派遣社員として働いていれば、こんなことを一度は考えたことがあると思います。

将来のことを考えると、どうしても不安になるもの^^;

 
年齢を重ねてくれば、働ける案件の幅は少なくなっていきます。

状況は徐々に厳しくなっていくでしょう。

その時にどうしても意識するのが、年齢で制限があるのかということ。

 
派遣社員としていつまで働けるものなのでしょうか?

そこで今回お伝えするのが・・・
派遣社員と年齢との関係
 
募集要項や求人票を見ても、年齢のことって書いてないんだけど…。

もしあなたがそこに気が付いていたのであれば、素晴らしいです!

このことも本記事に大きく関係していますよ^^

 
今回は、派遣で働ける年齢の制限と、年歳を重ねてから求められるものについて解説します。

もしあなたが派遣社員をしているのであれば、ぜひ目を通してくださいね。

 
まずは、派遣社員が働ける年齢の限界について見ていきましょう!

派遣社員としていつまで働けるのかの制限はあるの?

派遣社員として何歳までしか働けないという制限はあるのでしょうか?

その答えは・・・
年齢に制限はない
 
派遣先の要望さえ満たせば、20代だろうが60代だろうが就業可能です。

そもそも年齢制限を設けることは、厚生労働省によって禁止されています。

そのため、年齢を重ねても派遣社員として働くことができるのです。

 
因みに総務省が調査した労働力調査によって、派遣社員の年齢別内訳が公開されています。

もし興味があれば、下記の労働力調査のページをご確認くださいませ。
⇒ 労働力調査について(総務省統計局)

 
この資料は全部目を通すと、かなり長い資料です。

40ページほどあるので…。

そこで、「そこまで時間をかけたくない!」というあなたに概要をまとめてご紹介します。

 
派遣社員は15歳から65歳以上まで、働けることが分かります。

数値のデータによって、どの年代も働く派遣社員がいることが分かりますね^^

 
派遣労働者の年齢層の割合をランキングにしてまとめてみました!

年齢層は15歳〜65歳まで、10歳刻みで分類されています。

 
派遣社員の年齢層の割合ランキングは下記の通り。

  • 1位:35歳以上45歳未満
  • 2位:45歳以上54歳未満
  • 3位:25歳以上35歳未満

 
よく35歳・45歳で年齢の壁という言葉を耳にするかもしれません。

ですが、このように実態を見ると、35歳以上でも45歳以上でも多くの方が活躍していますね。

 
つまり、どの年齢であっても働くことができるということ。

年齢を重ねればアウトというわけではないのは、安心できますね!

 
ただし、現実的には年齢のことが全く関係ないということはありません。

このデータはあくまで働ける年齢に制限がないという話。

派遣先が欲している人材どうかは、また別の問題です。

 
いくら働き口があったとしても、相手がこちらを採用してくれないのであれば意味がありませんよね^^;

実際あなたが採用担当者だったとして、同じ能力で25歳と40歳の人がいたとしたら、若い方を採用するはず。

応募側ではなく、採用側の視点でも考えてみる必要があります。

 
次の見出しでお伝えしていきますので、ぜひこの視点も頭に入れてくださいね。

採用側の立場でも考えてみよう

職種にもよりますが、若い人を優先して採用する企業もあります。

それは、若い人には以下のメリットが見込めるから。

 
どんなメリットがあるのかを見ていきましょう。

若い人を採用するメリット

教えたことの吸収が早い傾向がある

若い人の方が一般的に物覚えがよく、教えたことをすぐ自分のものにする可能性が高いです。

年を重ねると、どうしても新しいことを覚えるのが難しくなったり、億劫になったりします。

 
企業側としては、教えたことをすぐに吸収してくれるので、若い人の方が早く馴染んでくれるという考えがあるのです。

パソコンに慣れていることが多い

若い人は小さい頃からパソコンに触れる機会があったはず。

そのため、パソコンを使うことに慣れ親しんでいます。

 
今は仕事で使っていない方が珍しいほど。

パソコンに慣れていると効率的な業務ができるという観点から、若い人を優先する可能性があります。

指示がしやすい

部下が年上だと、どうしても気を遣いますね。

相手が年配になるほど、指示がしにくいという人も多いもの。

年下には遠慮なく指示が出来るので、若い人の方が扱いやすいと言えるのです。

 
このように、若い方には様々なメリットがあります。

企業側が若い人を希望している場合、同じ土俵に立ってはまず勝てません。

 
そこで、アピール項目を考えることが大切。

どんな部分をアピールすればよいのでしょうか?

 
採用を勝ち取るために、年配の人を採用するメリットも見ていきましょう!

年配の人を採用するメリット

スキルの高さや知識の豊富さ

長く働いている分、若手よりもスキルや知識で勝っていることが大半。

 
若い人は一から教えることも多いもの。

ですが、年配の方であれば基本が身についているため、すぐに仕事に対応することが可能なことが多いです。

 
自身の能力を最大限PRしていきましょう!

社会経験が豊富

スキルだけでなく、社会人としての経験も豊富なのがメリット。

 
メールの書き方や電話の話し方などを教える必要がありません。

ビジネスマナーが身についていると、企業側としては非常に楽なわけです。

 
また、様々な経験をしていることから、応用力が試される職場では特に重宝されるでしょう。

即戦力で働いてもらえる

上記2つのことから、若手より即戦力で働けることは誰の目にも明らか。

 
採用した人を育てるのは、ある程度時間がかかるものです。

しかも、教える側の手間も取られますからね。

 
特に、人手が足りないような職場では、一から教えるよりも即戦力の人が求められるのです。

 
以上の3点をPRしていけば、むしろ優位に立つことができるでしょう!

ただし、これらの条件で求めている案件を優先的に選ぶようにしてくださいね。

若い人を望んでいそうな企業の案件に応募すると、当然採用される可能性が低くなるので・・。

 
年配の方ならではの長所を必要としている会社は必ずあります!

自身の強みを前面に出したPRを行うことで、採用に結びつけていきましょう。

 
以上のことから、年齢を重ねても働き続けるためには、何かしらのアピールポイントが必要になると言えます。

では、どのようなことを意識すればよいのでしょうか?

 
次の見出しで詳しく見ていきましょう。

重視されるのはスキルや経験

派遣社員は、派遣先企業の助っ人的な存在です。

つまり、いかに派遣先の役に立てるかが鍵だということ。

 
そのため、年齢を重ねても働き続けるためには、スキルや経験が重要になります。

派遣先が即戦力として働いてくれると判断すれば、たとえ少し年齢が高くても、採用されるでしょう。

しかし、スキルが低かったり、仕事で活かせない経験だと判断されると、採用を見送られる傾向があります。

 
スキルや経験のアドバンテージがない場合には、一般的に25~35歳の年齢層が採用されやすいです。

それ以降の年齢になると、何かしらアピール出来るスキルや経験を用意しておかないと、状況が厳しくなってくるでしょう。

 
ですが、派遣社員としていつまで働けるのかは、結構不安になるもの^^;

先のことを考えて、今から派遣社員以外の選択肢も頭に入れておきましょう。

 
次の見出しで解説しますが、先を見据えて仕事をするのはとても重要なこと。

では最後に、仕事を続ける上で今後をイメージすることの大切さについて、お伝えしていきますね。

いつまで派遣社員を続けるかをイメージしておこう

派遣で働ける年齢に制限はありません。

しかし、年を重ねるにつれて、採用されにくくなるのは事実。

 
もし自分に誇れるスキルや経験があれば、悩みは少ないかもしれません。

ですが、特別なものがなければ、苦労することは避けられないでしょう。

もしあなたと同程度のスキルの人がいた場合には、どうしても若手が選ばれてしまいがちなので…。

 
また、派遣社員には契約切れ等の理由で、急に仕事が無くなる可能性があります。

給料も大きく上がることはありませんしね・・。

 
つまり、将来への不安要素が多いということ。

このままだと専門的もしくは特殊なスキルを身につけなければ、派遣社員として働き続けるのは、なかなか厳しいでしょう。

そのため、雇用が安定している正社員のこともしっかりと視野に入れることが大切です!

 
そのため、このまま派遣社員として働いていくのか、正社員などの他の道を見つけるのかを考える必要があるのです。

年齢を重ねるほど、状況は厳しくなります。

 
まだ若く体も元気な今のうちに、何を目指すのか今後の方向性について一度考えてみてくださいね!
 

まとめ

派遣社員としていつまで働けるのかについて、振り返っておきましょう。

<派遣社員には年齢制限がある?>
年齢に制限はない

 
派遣社員には、何歳までしか働けないという制限はありません。

ですが、採用されるかどうかは別問題。

そのため、派遣社員を続けるのであれば、何かしらのアピールポイントが必要です。

 
また、派遣社員はどうしても即戦力的な要素が求められがち。

そのため、アピールすべき点を押さえておくことが非常に大切です。

 
派遣社員で特にアピールすべき点がスキルと経験

豊富な経験やスキルを必要としている会社であれば、即戦力として採用されやすくなりますよ!

 
ですが、アピールポイントが無かった場合には、どうしても若い人が選ばれてしまいがち・・。

契約切れ等の不安定さのある派遣社員では、年齢を重ねてから対策を考えても手遅れな場合が多いです。

そのため、今のうちから正社員などの派遣社員以外の選択肢も考えておくことが大切。

 
将来を見据えて、どんな方向性を目指すのかを考えていきましょうね!