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社内メールを送る際に、「書き出しの挨拶に困ってしまう・・」ということはありませんか?

例えば次のような状況。

  • ワンパターンの書き出しになるのがネック…
  • 形式的な感じになってしまっている…
  • 状況に応じた書き出し文を使いたい…

 
もしもあなたがこのような状況であれば、お役に立てると思うので、ぜひ今回の記事を参考にしてみてくださいね!

社内向けのビジネスメール書き出しには、どのようなフレーズがあるのでしょうか?

 
今回は目上や上司にも使える代表的な3つの挨拶フレーズをご紹介していきます!

それが・・・

  • お疲れ様です
  • おはようございます
  • ご無沙汰しております

それぞれの意味と、実際どのように使うかの例文をお伝えしていきますね!

 
私自身、新入社員の頃はひたすら「お疲れ様です」ばかり使っていました。

でも、上司から「朝からお疲れ様ですってなんか嫌だな〜」と言われたことがあったんですね^^;

 
怒られたわけではないものの、私の中で結構引っかかっていたところがありました。

そこで、バリエーションを増やそうと思ったのが、今回の記事を書いたきっかけです!

あなたもぜひ書き出しのバリエーションを増やして、臨機応変に使っていきましょうね^^

 
まずは「お疲れ様です」の意味と文例からお伝えしていきます!

お疲れ様ですの意味と文例

「お疲れ様です」は、相手の労苦をねぎらって敬意を表すときに使用する挨拶です。

「ねぎらう」を分かりやすく言うと、苦労や働きに対して感謝の気持ちを伝えるということ。

目上や上司にも使うことができます。

 
「お疲れ様です」は、社内メールで非常によく見かける書き出しですね。

どのように使うのか、例文をご紹介します!
 

件名:資料ご確認のお礼

 
〇〇 課長
 
お疲れ様です。

山田です。
 
お忙しいところ、資料をご確認いただきありがとうございます。

〇〇課長からのアドバイスは、大変勉強になりました。
 
資料への追記が完了しましたら、改めてご報告いたします。

よろしくお願いいたします。
 
山田 一郎

 
お疲れ様のフレーズは、基本的に使う相手を選ばずに使える非常に便利な挨拶フレーズ

 
ただし、朝方は避けて使うのが望ましいです。

出社したばかりの相手に使用すると、違和感がありますからね^^;

仕事始めの時間帯に送ると、「まだ疲れていないんだけど・・」と相手に思わせてしまいます。

 
もし、出社時にメールを送信する場合は、「お疲れ様です」ではなく「おはようございます」を使いましょう。

続いて「おはようございます」というフレーズについてお伝えしていきますね!

おはようございますの意味と文例

「おはようございます」は、朝にメールを送信するときの書き出しとして適切なフレーズ。

こちらも目上や上司問わず、万能に使用できるので、非常に便利です!

 
ただし、午前中でもお昼近くに「おはようございます」を使うのは、ちょっと気が引けますよね。

そのため、書き出しのフレーズに「おはようございます」を使うのは、出社時から午前10時頃までが無難でしょう。

メールの受け手の感覚次第ですが、目安として参考にしてください^^

 
「おはようございます」を使う場合の例文を見ていきましょう。
 

件名:昨夜の食事会のお礼
 

技術部
〇〇 部長
 
おはようございます。

営業部の山田です。
 
昨晩は、美味しい食事とお酒を御馳走になり、ありがとうございました。
 
仕事の進め方に関する具体的なアドバイスがとても勉強になりました。

問題解決のため、本日より早速実践して参ります。
 
今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
 
営業部 山田 一郎

 
例文のように上司にご馳走になったときは、朝一番に送るのが望ましいため、「おはようございます」が適切です。

朝のメールの書き出しには、「おはようございます」が非常に使いやすいので、ぜひ意識して使ってみましょう!

 
ただし、業界によっては、時間に関係なく「おはようございます」を使う会社もあります。

その場合には、時間は気にしなくてもOKですよ!

 
続いて、久しぶりにやり取りを交わす場合のフレーズをご紹介していきます。

バリエーションを増やすためにも、ぜひ頭に入れておきましょう。

ご無沙汰しておりますの意味と文例

久しぶりの相手へ社内メールを送るときは、書き出しに「ご無沙汰しております」を使うのがよいでしょう。

 
「お久しぶりです」は、目上や上司に使うと失礼にあたります。

そのため、「お久しぶりです」ではなく、「ご無沙汰しております」を使用するようにしましょう。

お久しぶりですと意味は同じなので^^;

 
「ご無沙汰しております」には、長い間連絡を取っていなくて申し訳ありません、という思いが込められています。

相手にあなたを思い出してもらう「キッカケ」となるように使用するのがオススメです!

 
実際にどのように使うのか、例文を見ていきましょう。
 

件名:打ち合わせ日程の件

 
企画部
〇〇 課長
 
ご無沙汰しております。

お変わりなくお過ごしでしょうか。
 
以前懇親会でご一緒させていただいた営業部の山田です。
 
新規事業についての打ち合わせを、下記候補日程にて実施したいと考えております。

〇〇課長のご都合はいかがでしょうか。
 

  • 9月2日(月) 10:00〜11:00
  • 9月4日(火) 10:00〜11:00
  • 9月5日(水) 14:00〜15:00

 
お忙しいところ大変恐縮ですが、8月27日までにご返信いただけると幸いです。
 
よろしくお願いいたします。
 
営業部 山田 一郎

 
相手との交流が2~3ヶ月程度無かったら、書き出しフレーズに「お疲れ様です」ではなく「ご無沙汰しております」を使うのがオススメ。

期間は個人的な感覚ですが、目安として参考にしてくださいね。

 
また、「ご無沙汰しております」で切るのではなく、「お変わりなくお過ごしでしょうか」のように気遣いのある一文を入れると、相手の印象に残りやすいですよ!

 
書き出しのフレーズで「ご苦労様です」というフレーズも、目にすることがあるかもしれません。

ただし、「ご苦労様です」は目上や上司に使うのはNG。

その理由について、次の見出しでお伝えしていきますね!

ご苦労さまですは目上や上司にNG

「お疲れ様です」と似た言葉に「ご苦労様です」というフレーズがあります。

度々メールでも見かけることでしょう。

 
ただし、「ご苦労様です」は使う対象に要注意!

目上から目下へ使われる言葉なので、むやみやたらに使えるフレーズではありません。

 
まとめるとこういうことです。

◎ お疲れ様です:目上 ⇒ 目下 & 目下 ⇒ 目上
◎ ご苦労様です:目上 ⇒ 目下のみ

 

そうそう、過去に上司へ「ご苦労様です」を使った後輩がいました。

上司がその言葉を聞いた途端、怪訝な表情になったんですね(;_;)

 
つまり、ビジネスマナーに反していたということ。

後輩は上司からキツい注意を受けていました・・。

相手を気遣うつもりの一言が、逆効果にもなり得るので、十分に注意しましょう!

 
以上のことから、目上や上司にメールを送る場合には、「ご苦労様です」ではなく、「お疲れ様です」を使うのがマナー。

くれぐれも、相手を選ばずに「ご苦労様です」は使わないように注意しましょうね!

 
ご紹介した3つの挨拶フレーズを、相手や状況に合わせて使っていきましょう^^

まとめ

社内向けのビジネスメール書き出しについて、振り返っておきましょう。

<社内向けビジネスメールの書き出し3フレーズ>
◎ お疲れ様です
◎ おはようございます
◎ ご無沙汰しております

 
「お疲れ様です」は、社内メールで最もよく見かける挨拶フレーズと言っても、過言ではありません。

同じように相手をねぎらう意味がある「ご苦労様です」は、目上から目下に使うフレーズなので、目上や上司へのメールの書き出しにはNG。

 
「おはようございます」は、朝に社内メールを送信する場合に好ましい書き出し挨拶フレーズ。

で始めると、読んだ相手もすがすがしい気分になります^^

 
「ご無沙汰しております」は、相手と2~3カ月程度顔を合わせていない場合に、好ましい挨拶フレーズ。

あなたのことを思い出させるきっかけ作りに、使っていきましょう!

 
私は社内の方にメールを送る場合には、主にこの3つの書き出しフレーズを使い分けていますよ^^

 
いつでも同じ書き出しの挨拶ではなく、TPOをわきまえたフレーズを使用していきましょう!

形式的に使うのではなく、相手の状況に合わせることができるのがデキる社会人ですよ〜