自分の好きなタイミングで、スピーディーに用件を伝えることができるメール。
ただし、その便利さゆえに起こしてしまう失敗があるのも事実です。
そんな中で犯してはいけない失敗の一つが相手の名前を間違えること。
友達ならまだしも、ビジネス上で相手の名前を間違うというのは非常に失礼です。
しかも、一度送ったメールは残念ながら取り消すことができません。
メールの名前間違いのお詫びは、どのように書けばよいのでしょうか?
そこで知りたいのが・・・
名前間違いに対するお詫びの例文
恥ずかしながら、私も相手の名前を間違えたことが何度かあります^^;
- 「サイトウ」さんの「斎」を間違えて「斉」で送ってしまった…
- 「イトウ」さんの「トウ」の字が「東」なのに、「藤」で送ってしまった…
ちょっと見直しておけば、メールを送る前に気付いたのに、うっかりしていたんですね。
送信ボタンを押した後に「あ!やっちゃった!」と後悔した記憶があります(;_;)
もしも、相手の名前を間違えてしまった場合には、どうすればよいのでしょうか?
そこで今回は、
- 送ってすぐに名前間違いに気付いた場合
- 先に相手から指摘されてしまった場合
のように深刻度に応じて、どのように対応すべきかをまとめました。
返信すべき内容について、例文を交えながら順番に紹介していきますね!
あなたの状況に合った例文を参考にしていただければと思います。
まずは、送ってすぐ名前間違いで気付いた場合の例文から見ていきましょう!
目次
【指摘前】名前間違いに対するお詫び例文
お詫びのメールで意識したいのが、間違いに気付いた時点ですぐに送ることです。
これは社内でも、取引先など社外の方でも同じこと。
メールを送った後に、あなたが名前間違いに気付いた場合の例文を見ていきましょう。
まずは社内の方へ送る場合です。
社内バージョン
人事部
部長 〇〇 様
お疲れ様です。
営業部の山田です。
先ほどお送りしたメールの中で、〇〇部長のお名前を間違えてお送りしてしまい、大変失礼いたしました。
確認を怠ってしまったことが原因です。
今後このようなミスをしないよう努めて参ります。
申し訳ありませんでした。
営業部 山田 一郎
件名は分かりやすいようにお詫びであることを記載します。
例文のように、名前を間違えたことに対するお詫びの内容を入れることが大切です。
お詫びメールを送る際には、くれぐれも間違えがないように気を付けましょう。
お詫びにも関わらず、名前を含めた誤字脱字があると、社内同士といえども非常に印象が悪くなります。
ミスを繰り返さないことを意識しましょうね。
続いて社外の方へ送る場合の例文です。
社外バージョン
株式会社〇〇
営業部 〇〇 〇〇 様
いつもお世話になっております。
株式会社ビジマナねっとの山田です。
先程お送りしたメールですが、〇〇様のお名前を間違えて記載してしまいました。
私の確認不足で不快な思いをさせてしまい、大変失礼いたしました。
今後はこのようなことがないよう確認を徹底しますので、何卒ご容赦下さいますようお願い申し上げます。
この度は本当に申し訳ございませんでした。
株式会社ビジマナねっと
営業部 山田 一郎
〒123-4567
東京都目黒区××××1-23 ○○ビル5F
TEL:03-××××-××××
FAX:03-××××-××××
メール:××××××@×××.co.jp
社内のメールよりも言葉遣いを丁寧にすることが大切。
また、例文のように「確認を徹底する」などの旨を盛り込み、再び起こさないことを伝えましょう。
きちんとお詫びをすれば、自分からミスを誤ることができる人という印象へカバーをすることにもつながります。
同じミスを繰り返さないよう、今後は特に注意をしましょう。
相手から名前の間違いを先に指摘されてしまう場合もあります。
そんな場合には、どんなお詫びのメールを書けばよいのでしょうか?
これは少しハードルが上がりますね・・。
次の見出しで見ていきましょう。
【指摘後】名前間違いに対するお詫び例文
自分では気付けない場合には、相手から指摘されてしまうこともあります。
指摘を受けた際に、言い訳や責任のなすりつけは絶対にNG!
自分の犯したミスを正直に謝りましょう。
まずは社内の方へ送る場合です。
例文を見てみましょう。
社内バージョン
〇〇 課長
お疲れ様です。
山田です。
ご指摘いただいたお名前間違いの件、誠に申し訳ございませんでした。
お名前を間違えてしまったのはもちろんのこと、ご指摘があるまで気付かずにいたことに、深く恥じ入る次第です。
今後はこのようなことがないよう、以後充分に注意をして参ります。
本当に申し訳ございませんでした。
山田 一郎
きちんとしたビジネスマナーを踏まえて謝罪することが大切です。
社内だからといって、「すみませんでした」という文言は、お詫びを軽視していると捉えられる可能性が高いので、絶対に避けましょう。
「失礼いたしました」「申し訳ございませんでした」といった文言でお詫びをすることが必要です。
今回のミスは、名前を間違えたことだけではありません。
本来は自分からお詫びをするべきにも関わらず、相手から指摘を受けてしまったというミスも重なっています。
そのため、両方について反省の弁を述べると、相手への配慮がより伝わりやすいです。
続いて社外の方へ送る場合の例文です。
社外バージョン
株式会社〇〇
営業部 〇〇 〇〇 様
いつもお世話になっております。
株式会社ビジマナねっとの山田です。
お名前を間違えているとご指摘いただいた件、誠に申し訳ございませんでした。
お名前を間違えてしまったのはもちろんのこと、ご指摘があるまで気付かずにいたことに、深く恥じ入る次第です。
私の注意不足により、〇〇様のご信頼を失いかねない失態であり深く反省しております。
今後は確認を徹底し、一生懸命努めてまいりますので、何卒ご容赦下さいますようお願い申し上げます。
この度は大変申し訳ございませんでした。
株式会社ビジマナねっと
営業部 山田 一郎
〒123-4567
東京都目黒区××××1-23 ○○ビル5F
TEL:03-××××-××××
FAX:03-××××-××××
メール:××××××@×××.co.jp
社外の方から指摘を受けるということは、相手がかなり気にしているということ。
どのような理由があったにせよ、言い訳はせずに、誠実にお詫びをしましょう。
社外の人で特に注意したいのが、今後の仕事に影響が出る可能性があること。
慎重さに欠ける人だと判断されてしまい、相手からの印象が悪くなる可能性があります。
二度と間違えないようにしましょう。
少しでもお詫びの気持ちが伝わるよう、気を付けるべきポイントがあります。
お詫びのメールで特に気を付けるべきことを、次の見出しで見ていきましょう。
お詫びは誠意を示すことが大切
お詫びメールで最も大切なこと。それは・・・
素直に謝ること
これに尽きます。
名前を間違えるというのは、相手に対してとても失礼なこと。
あなたがメールの受け手だった場合に、名前を間違えられて良い気持ちをする人はいないはず。
名前間違いは確認ミスが原因なので、言い訳や責任逃れをしてはいけません。
そのため、誠意を持った謝罪を行うことが非常に大切なのです。
名前間違いをしてしまった際には、しっかりとお詫びをして信頼関係を崩さないようメールを作成するよう心掛けましょう。
さすがに二回目は駄目ですよ^^;
お詫びメールを送った後は、二度と間違わない気持ちで確認を徹底していきましょうね!
まとめ
メールの名前間違いに対するお詫びについて、振り返っておきましょう。
素直に謝ること
人間は誰でもミスを犯します。
やってしまったことは、取り返しがつきません。
要はその後、どのように対処するかで、相手の印象が変わります。
名前間違いをした際には、言い訳をせず、しっかりとお詫びをしましょう。
「時間がなかったから」「忙しかったから」という理由を入れるのは、NGです。
相手へ与える印象が確実に悪くなります。
私が以前間違えてしまったのが、取引先の「ヤマモト」さんへのメール。
本来は「山元」なのに、私の思い込みで「山本」と送ってしまいました・・。
「やってしまった(泣)」感が半端なかったです(;_;)
送った後にすぐ気付いたので、すぐお詫びのメールを送り、以降は確認を徹底しています!
お詫びメールを送る際には、
- 早急に
- 誠心誠意
- ビジネスマナーを踏まえる
これら3点のポイントをしっかりと押さえていきましょうね!
⇒ 社名間違いのお詫びメール|例文を使って相手へ丁寧に謝罪しよう