アドバイスをくれた相手に対し、こんなことで悩んでいるかもしれません。
お礼メールを送る際に、困ってしまうのが内容のこと。
例えば・・・
- ご助言をいただきありがとうございます
- 非常に助かります
などの文言で送ろうと思っていても、これだけだと何となく寂しい感じがしますよね^^;
社内の方であれば、ある程度フランクな内容で問題ない場合も多いです。
ただし、社外の方となると、マナーを意識してきちんと考える必要があります。
社外の方に対するアドバイスへのお礼メールは、どのように書けばよいのでしょうか?
そこで今回お伝えするのが、相手への好印象につながる例文。
ただし、アドバイスをもらう場合には、次のような2パターンがありますね。
それが・・・
- あなたからアドバイスをお願いした場合
- 相手からアドバイスをくれた場合
それぞれの状況によって、お礼メールの内容も異なります。
状況に合わせて、使い分けをしていきましょう!
アドバイスをくれたことへの感謝の気持ちは非常に大切。
お礼を適当に済ませてしまえば、今後アドバイスをもらえなくなってしまう可能性も…
そんなことにならないよう、お礼メールはしっかりした内容で送ってくださいね!
まずはあなたからアドバイスをお願いした場合から、見ていきましょう。
目次
あなたからアドバイスをお願いした場合のお礼メール例文
まずは、あなたが取引先・顧客など社外の方に相談をして、アドバイスをもらった場合です。
相手はわざわざ時間を割いて、考えてくれたことでしょう。
そのため、しっかりと感謝を伝えることが大切。
それでは、例文を見ていきましょう。
〇〇株式会社
営業部 〇〇 〇〇 様
いつもお世話になっております。
株式会社ビジマナねっとの山田です。
さて、AB商品の仕様に関するご相談に対して、細やかなご助言をくださり、本当にありがとうございました。
私のせいでご迷惑をおかけしては申し訳ないと存じ、失礼を承知でご相談させていただきました。
〇〇様のご助言を受け、視点を変えて全体を見直してみる事の大切さがよくわかりました。
企画内容を再考し、よりよいご提案ができるよう努めて参ります。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
株式会社ビジマナねっと
営業部 山田 一郎
〒123-4567
東京都目黒区××××1-23 ○○ビル5F
TEL:03-××××-××××
FAX:03-××××-××××
メール:××××××@×××.co.jp
例文では「アドバイス」ではなく、「助言」という言葉に置き換えています。
「アドバイス」という言葉を用いても問題ありませんが、「助言」の方がより重みがあり、ビジネスメールとしては相応しいでしょう。
また、アドバイスがどう役に立ったかを具体的に盛り込むことが大切。
単に「アドバイスが役に立ちました」だけでは、薄っぺらい印象を与えてしまいます。
例文のように、内容を言葉で表現して伝えてくださいね!
ちなみに、相手からアドバイスをくれた場合には、どうなのでしょうか?
次の見出しでお伝えしていきます。
相手からアドバイスをくれた場合のお礼メール例文
あなたから相談しなくても、相手からアドバイスをいただく場合もあります。
こちらのことを考えてくれる内容であれば、しっかりと感謝の気持ちを伝えましょう。
相手からの好意に対して、お礼をするのがマナーなので^^
それでは例文を見ていきましょう。
〇〇株式会社
営業部 〇〇 〇〇 様
いつもお世話になっております。
株式会社ビジマナねっとの山田です。
××プロジェクトの件について、注意すべき事項のご助言をくださり、ありがとうございます。
△△を用意すべきであった事については、恥ずかしながら全く気が付きませんでした。
また、あまりにも余裕のない日程を組んでいたことに、今更ながら気が付き、恥ずかしく存じます。
ご指摘および改善のご助言をいただけたことに、大変感謝しております。
〇〇様のおかげで、当プロジェクトの内容が一気に改善され、スムーズな段取りになりました。
明日中には再考した企画を持参いたしますので、引き続きご指導、ご鞭撻くださいますようお願い申しあげます。
この度はありがとうございました。
株式会社ビジマナねっと
営業部 山田 一郎
〒123-4567
東京都目黒区××××1-23 ○○ビル5F
TEL:03-××××-××××
FAX:03-××××-××××
メール:××××××@×××.co.jp
相手からアドバイスをくれた場合には、新たな気付きがあることでしょう。
あなたが気付いていないことを教えてくれたという姿勢が大切です!
感謝とともに、具体的な気付きの内容を述べてくださいね。
相手はあなたのためを思って、アドバイスをしてくれたわけです。
わざわざアドバイスをくれたという行為自体が嬉しいことですよね^^
ここまで2パターンの例文をご紹介してきました。
実は、お礼メールを送る際には、ぜひ意識しておきたいポイントがあります。
気持ちの伝わらないメールを送ることがないよう、しっかりと頭に入れておきましょう。
次の見出しで詳しくお伝えしていきますね!
アドバイスのお礼メールで意識すべき3つのポイント
社外の方からアドバイスをいただいた際のお礼メールは、どんなことを意識すればよいのでしょうか?
特に大事なのが次の3つのポイント。
それが・・・
- アドバイスをくれたことへのお礼を述べる
- ビジネスマナーを踏まえた丁寧な内容にする
- アドバイスに対しての行動を述べる
それぞれについて、見ていきましょう!
アドバイスをくれたことへのお礼を述べる
相手はあなたのことを考えて、何らかしらのアドバイスをしてくれたはず。
繰り返しとなりますが、アドバイスをしてくれた行為へのお礼は、確実にしてくださいね。
また、アドバイスをもらったことで、何らかしらの気付きがあったはず。
どんな発見があったのかについても述べると、相手に感謝の気持ちが伝わりやすいですよ!
ビジネスマナーを踏まえた丁寧な内容にする
社外の相手なので、ビジネスマナーを意識することが大切。
たとえ親しい関係性でも、フランクな言葉遣いはNGです。
マナーがきちんとしていなければ、あなたの感謝の気持ちが台無しになってしまいます。
例文を参考に、ビジネスマナーを踏まえた文章を心がけてくださいね!
アドバイスに対しての行動を述べる
たとえアドバイスをもらっても、何も変わらなければ、聞かなかった状態と変わりません。
あなたの考えがどう変わったか、どんな行動に移したか(または移そうとしているか)を述べてくださいね。
取引先にとって、自らアドバイスを口にするのは、勇気がいること。
もらったアドバイスをどう活かしていくか、きちんと行動に反映させることによって、相手を安心させてあげましょう!
3つのポイントを意識して、しっかりとお礼の気持ちを伝えることを意識してくださいね^^
まとめ
アドバイスへのお礼メールについて、振り返っておきましょう。
① アドバイスをくれたことへのお礼を述べる
② ビジネスマナーを踏まえた丁寧な内容にする
③ アドバイスに対しての行動を述べる
社内の人であればアドバイスしやすいですが、社外となると相手はアドバイスをするのに結構勇気がいるもの。
- 気分を害したらマズいかな…
- わざわざ言う必要はないかな…
- 関係性が悪くなれば嫌だな…
こんな風に思いますからね^^;
そんな中、アドバイスをくれたわけです。
感謝の気持ちを込めてお礼をしっかりとしましょう!
「一緒により良い仕事をしたい」と、社外の方がくださったアドバイス。
あなたの考えや行動がどう変わったか、もしくはどう変えていくかを伝えましょう。
そうすると、相手はアドバイスをしてよかったと思うはずなので^^
もらったアドバイスを考えや行動に反映させることを忘れず、円滑にビジネスを進めていきましょうね!