相手からの返信メールに対して、返信する場合って結構ありますよね。
返信の返信という呼ばれ方もしますが、書き出しをどうすればいいか迷ってしまいませんか?
私も初めの頃は「いきなり本文に入ってもいいのかなー」と思うこともありました^^;
でもそれはマナーとしてよくないので、オススメしません!
返信に対するメールを書く時は、どう書き始めるのがよいのでしょうか?
そこで知りたいのが・・
返信の返信メールの書き出し
メールの書き出しで印象が左右されるので、ビジネスマナーを踏まえた形式で書くことが大切。
社内と社外では用いる言葉が変わってきますので、それぞれの状況に応じてお伝えしていきますね。
今回は、ビジネスメールにおける返信の返信の書き出し例文10選と、注意したいポイントについて見ていきましょう!
返信の返信メールでの書き出し例文10選
ビジネスメールの返信に返信する際は、どんな書き出し例があるのでしょうか?
そこで、今日からでもすぐに使える代表例10選を挙げてみました!
- お疲れ様です(社内用)
- いつもお世話になっております(社外用)
- ご返信いただきありがとうございます
- お知らせいただきありがとうございます
- 早速のご対応、感謝いたします
- ご確認いただきありがとうございます
- ご連絡いただきありがとうございます
- お気遣いいただきありがとうございます
- 度々失礼いたします
- 何度も申し訳ありません
非常によく見かけるのが「お疲れ様です」と「いつもお世話になっております」の2つ。
「お疲れ様です」は社内の方に使い、「いつもお世話になっております」は社外の方に使うのが一般的ですね。
ただし、同じ相手とのやり取りで毎回この文言だと、バリエーションが少ないですよね^^;
ということで、返信の返信で使える書き出し例を「お疲れ様です」「いつもお世話になっております」以外にも、複数挙げてみました。
あなたの引き出しを増やすためにも、ぜひこれらを活用していきましょう!
「お気遣いいただきありがとうございます」は、相手が何か気にかけてくれたり、心配してくれた場合に使うとよいでしょう。
「度々失礼いたします」や「何度も申し訳ありません」は、やり取りが続いた場合に適切な表現です。
「返信の返信の返信の返信の・・」といった具合でしょうか(笑)
すみません、ちょっとやり過ぎましたm(__)m
実際、返信の返信はどのように書き始めるのでしょうか?
まずは社内の方相手への、返信の返信の書き出し例文を見ていきましょう。
【社内】返信の返信における書き出し例文
社内の方からの返信に対して、返信を行う場合から見ていきましょう。
社内相手への書き出し例文が下記です。
総務部
課長 〇〇 様
お疲れ様です。
(以下本文)
営業部 山田
「お疲れ様です」が最も一般的で無難です。
ただし、この「お疲れ様です」は、下記のように変えても問題ありません。
- ご返信いただきありがとうございます
- 早速のご対応、感謝いたします
- ご確認いただきありがとうございます
「お疲れ様です」以外にも、いくつか引き出しがあると、相手から一目置かれる可能性が高くなりますよ!
「ご苦労様です」という書き出しもありますが、「立場が上の人⇒下の人」へ使う表現なので、万が一使う場合には注意をしましょう。
もしも複数回やり取りが続いた場合には、「お疲れ様です」ばかり書くのは、何か変な感じがしますよね。
そんな場合には、「度々失礼いたします」「何度も申し訳ありません」と書くと、相手への配慮が伝わりやすいでしょう。
社外の場合には、どのように書いていけばよいのでしょうか?
続いて、社外の方からの返信に対する、返信の書き出し例文を見ていきましょう。
【社外】返信の返信における書き出し例文
社外の場合には、「お疲れ様です」ではなく、「いつもお世話になっております」を使います。
社外の方への一般的な書き出しの例文を見ていきましょう。
株式会社〇〇
営業部
次長 〇〇 〇〇 様
いつもお世話になっております。
(以下本文)
株式会社ビジマナねっと
営業部 山田 一郎
「いつもお世話になっております」が最も一般的で無難です。
ただし、無難であるがゆえに、「いつもお世話になっております」ばかりだと、どうも形式的な印象が強くなってしまいます。
バリエーションを増やしたいという場合には、この「いつもお世話になっております」の部分を、下記のように変えましょう。
- ご返信いただきありがとうございます
- 早速のご対応、感謝いたします
- ご連絡いただきありがとうございます
「お疲れ様です」以外であれば、基本的に社内と同じ使い方ができますよ。
相手が自分のことを配慮してくれる内容であれば、「いつもお世話になっております」の代わりに「お気遣いいただきありがとうございます」と使うのもいいですね。
返信の返信だと、何回も相手の宛名や自分の名前を書くのは、少ししんどく感じるもの。
ビジネスマナー的に、宛名は省略してもOKなのでしょうか?
次の見出しで見ていきましょう!
宛名と署名は省略してもOK?NG?
返信の返信の場合には、宛名を省略してもよいのでしょうか?
その答えは・・・
宛名の省略はNG
基本的には宛名は省略しないのが、ビジネスマナーを踏まえたメールの書き方。
社内の方の場合には、相手の「(部署)・(役職)・名前」を書きましょう。
「総務部 次長 加藤 様」のような書き方ですね。
社外の方の場合には、相手の「会社名・(部署)・(役職)・フルネーム」を書きましょう。
「〇〇株式会社 営業部 課長 田中 次郎 様」のような書き方ですね。
相手との人間関係ができている場合には、宛名を「フルネームだけ」「名前だけ」にすることもあります。
ただし、相手との信頼関係がなければ、失礼と思われる可能性があるので、基本的に省略しない方が無難。
そのため、私は相手が省略してきた場合に、自分も省略をするというやり方を取っていますよ^^
ちなみに、署名(自分の名前)は省略しても、問題ないのでしょうか?
返信の返信の場合には、署名は部分的に省略をしてもOKです。
署名部分は、社外の場合だと「自分の会社名・フルネーム」、社内の場合だと「(部署名)・名前」にしても問題ないですよ。
長いやり取りの中で、毎回長い署名を記載すると、読む側にとっては、少ししつこい印象になってしまいますね。
読む時間の負担を少しでも減らせるよう、配慮すると親切ですよ(^^)
まとめ
ビジネスメールで返信の返信に対する書き出しについて、振り返っておきましょう。
・ お疲れ様です(社内用)
・ いつもお世話になっております(社外用)
・ ご返信いただきありがとうございます
・ お知らせいただきありがとうございます
・ 早速のご対応、感謝いたします
・ ご確認いただきありがとうございます
・ ご連絡いただきありがとうございます
・ お気遣いいただきありがとうございます
・ 度々失礼いたします
・ 何度も申し訳ありません
返信の返信で社内の方へは「お疲れ様です」、社外の方へは「いつもお世話になっております」が一般的です。
ただし、それだけだと機械的でバリエーションが少ないですよね^^;
上記の書き出し例を使って、表現の種類を増やしていきましょう!
私は上記のようにリストを作って、相手を飽きさせないようにしています。
そのおかげか「引き出しが多いね!」と上司に褒められたこともありますよ(^^)
普段からやり取りしている相手のメールを参考にするのも一つの選択肢。
ぜひ返信の返信の書き出しにも意識を払っていきましょうね!