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ビジネス上でのお礼メールで「ありがとうございました」とお礼を述べた後に、手が止まっていませんか?

結びの言葉をどう書けばいいのか、思い浮かばない

私自身、メールの切り出しや本文の内容はすぐに頭に浮かんだのに、結びの言葉をどうしようと悩んだ経験がありました^^;

どのように書けばよいのでしょうか?

そこで知りたいのが・・
お礼メールの結びの言葉

一般的な結び、目上の方への結び、取引先の方への結びの文例をご紹介していきます。

相手に合わせて、使い分けをしていきましょうね!

今回はビジネス上で使えるお礼メールでの結びの言葉の文例について、お伝えしていきます。

一般的な結びの言葉3選と文例

お礼メールなので、お礼そのものは、メールの切り出しもしくは本文の中で触れているはず。

そのため、結びで再度「ありがとうございます」と同じことを再度述べるのは、重複となりスマートとは言えませんよね。

 
結びの言葉では、お礼を伝える相手に対し、良好な関係を保っていきたいという意思表示でもあります。

それには「よろしくお願いいたします」という表現を用いるのが、無難かつ一般的。

メールを送る相手がどのような方であるにせよ、以下のどれかが記されていれば、失礼と受け取られる事態はまず避けられるということなのです。

「よろしくお願いいたします」を用いた一般的な結びの言葉が下記です。

【一般的な結びの言葉3選】
  • よろしくお願いいたします。
  • 今後ともよろしくお願いいたします。
  • 引き続きよろしくお願いいたします。

 
いずれもよく見かける結びの文例ですね。

結びの挨拶がないビジネスメールは、マナー面で相手に失礼な印象を与えてしまう可能性があります。

結びの言葉は確実に入れることが大切ですよ。

 
ご紹介した3つの文例は、一般的によく見かける締めの言葉。

そのため、相手によっては何となくぶっきらぼうに感じられてしまうことも・・。

 
もう少し丁寧な表現を用いたい場合には、どうすればよいのでしょうか?

続いて、目上や上司にも使える結びの言葉を紹介していきますね。

目上・上司への結びの言葉3選と文例

社内の目上や上司に送るお礼メールである場合、ただ単に「よろしくお願いいたします」よりも丁寧にした方が、相手の印象がよいです。

ただし、身内の関係でもあるという観点から、あまり丁寧過ぎる表現だと、かえってやりすぎ感が出てしまいます。

つまり、相手に距離感を感じさせてしまうということ。

「よろしくお願いいたします」に加えて、これからもいろいろ教えてほしい、面倒を見てほしいといった謙虚な気持ちがあると、より適切な表現になりますね。

【目上・上司への結びの言葉3選】
  • 何卒よろしくお願いいたします。
  • 今後ともご指導くださいますよう、よろしくお願いいたします。
  • 今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。

※「今後とも」を「引き続き」と置き換えてもOK

 
何卒は「なにとぞ」と読み、「どうぞ」「どうか」「なんとか」という意味です。

何卒を加えると、ただ単に「よろしくお願いいたします」よりも丁寧な表現となります。

 
ご鞭撻は「ごべんたつ」と読み、「努力するよう強く励ますこと」を意味します。

「ご指導ご鞭撻」を簡単に言うと、「指導と激励をしてください」ということですね。

 
では社外の取引先や顧客に対して送る場合は、どうなのでしょうか?

その場合には、さらに一歩踏み込んで、より丁寧な言い回しを心がけたいですね。

社外の方に使いたい結びの言葉を、次の見出しで見ていきましょう。

取引先・顧客への結びの言葉3選と文例

取引先・顧客など社外の相手には、さらに丁寧な表現を使うようにしましょう。

先程までは「よろしくお願いいたします」という表現でしたが、「よろしくお願い申し上げます」を使うと、より相手への経緯を示します。

自分がへりくだることによって、相手を高めることができるのです。

丁寧な結びの言葉によって、今後とも良好な関係を築いていきたい旨を表現しましょう。

実際の使い方を下記でご紹介していきますね。

【取引先・顧客への結びの言葉3選】
  • 今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
  • 今後ともご厚誼を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
  • 今後ともお引き立てのほど、よろしくお願い申し上げます。

※「今後とも」を「引き続き」と置き換えてもOK

 
ご厚誼は「ごこうぎ」と読み、「情のこもった付き合い」を意味します。

社内の場合にも使えますが、丁寧な表現なので、社内だとちょっと堅苦しいかもしれませんね。

ちなみに私が新人の時はご厚誼を読めず、検索をかけて読み方を調べていました^^;
 

お引き立ては、「ひいき目にみてください」という意味。

つまり、相手に「目をかけてくださいね」ということを丁寧に述べた表現になります。

 
結びの言葉にも、以上のように様々な表現があります。

相手の属性や自分の状況に合った言葉を選択して、メールの締めまでしっかりと書いていきましょう。

まとめ

お礼メールの結びの言葉について、振り返っておきましょう。

<一般的な結びの言葉3選>
① よろしくお願いいたします。
② 今後ともよろしくお願いいたします。
③ 引き続きよろしくお願いいたします。
<目上・上司への結びの言葉3選>
① 何卒よろしくお願いいたします。
② 今後ともご指導くださいますよう、よろしくお願いいたします。
③ 今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。
<取引先・顧客への結びの言葉3選>
① 今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
② 今後ともご厚誼を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
③ 今後ともお引き立てのほど、よろしくお願い申し上げます。

 
関係が近い相手なのか、目上や上司なのか、取引先や顧客なのか、送る相手によって使い分けをしていきましょう。

どれを選ぶかは、「文章全体を通して整合性が取れているか」「伝えたい気持ちに対しての表現の仕方はOKか」を考えて決めることが大切。

 
今あなたにとって大切なのは、「相手に対して失礼のない言葉で結ぶ」こと。

どのような結びの言葉で締めくくられるかによって、メール全体の印象も大きく違ってきます。

 
私は社内と社外宛で、送る文面をこのようにテンプレ化しています^^

余計に悩むことがないので、時間短縮にも有効ですよ~

締めも抜かりない、しっかりとしたお礼メールを送っていきましょうね!