「文章を書くのが得意!」「志望動機は簡単に書ける!」と自信満々の就活生は、少ないでしょう。
履歴書やエントリーシートで、どうしても手が止まりがちなのが、志望動機の箇所。
どの病院へ就職するにも必ず書かなければならないので、頭を悩ませてしまいますね^^;
選考を優位に進めるためにも、採用担当者の目に留まる志望動機にしたいもの。
そうすれば、採用へのハードルがグッと低くなりますよ!
専門学校生・短大生・大学生で志望動機に悩んでいる方は、今回ご紹介する内容をしっかりと頭に入れておきたいところ^^
新卒看護師で病院へ応募する際の志望動機は、どんな内容にすればよいのでしょうか?
そこで今回お伝えするのが、志望動機の書き方。
書き方で特に大事なポイントが次の3つ。
それが・・・
- 病院の特徴や力を入れていることに触れる
- なぜこの病院で就職したいのかを述べる
- 就職してどうなりたいかを述べる
それぞれのポイントについて、詳しくお伝えしていきますね!
現在看護師をしている私の友人は、志望動機を書くのに悩んでいた時期がありました。
- ありきたりの文ではダメだよなぁ…
- 自分の言葉にすると言葉遣いがわからなくなる…
- どんな志望動機が受け入れられるんだろう…
など様々な悩みにぶつかり、何度も何度も書き直していたんですね^^;
そこで今回は、病院就職を希望している新卒看護師の方に向けて、効果的な志望動機の書き方をお伝えします!
最後に例文もご紹介しますので、ご安心くださいませ。
それでは早速、1つ目のポイントを見ていきましょう!
目次
ポイント①:病院の特徴や力を入れていることに触れる
志望動機で特に注意したいのは、病院をよく調べることです。
あなたが就職したいと思う病院には、それぞれ特徴や力を入れていることがあります。
例えば・・・
- 終末期医療に力を入れている
- 患者一人一人の診察を大事にしている
- 1つの分野に特化した専門性の高さがある
などですね。
ある程度の規模の病院は、ホームページなどで理念や専門性などを紹介しています。
また、学校の就職課には、先輩の口コミや、現場からの声なども届いているかもしれません。
もしも、病院見学に行っていれば、説明を受けたり、直に現場の雰囲気を感じているでしょう。
そうすると、志望動機を書く際には、非常に有利になりますね!
自分が就職を希望する病院については、徹底したリサーチを行うことが大切。
そこではじめて「貴院の○○について」のような具体的な動機を裏付ける信憑性が生まれるのです!
病院紹介をさらっと読んだだけの内容と、詳しくリサーチした内容では、雲泥の差が生まれます。
つまり、採用の可否に大きく影響するということ。
よく調べているかどうかは、あなたが思っている以上に、採用担当者は見ていますよ!
希望する理由を印象付けるためにも、病院の特徴や力を入れていることを必ず文面に盛り込んでくださいね!
ポイント②:なぜこの病院で就職したいのかを述べる
2つ目のポイントは、数多くある医療機関の中から、なぜこの病院を選んだのかという点について述べること。
その際に気を付けたいのは、自己中心的な理由にしてはいけないということ。
- 福利厚生が充実しているから
- 待遇が良いから
- 自宅から近いから
というような理由は、避けましょう。
その理由は、病院側にとっては全く関係のないことだから。
採用担当者が採用したいと思う人材は、
- 長期的に働いてくれる人(すぐに辞めない人)
- 戦力となる実力を持っている人
- 組織に適合できる人
などです。
そのため、自己中心的な理由を志望動機にしてしまうと、「もっと良い条件があれば転職するのかも」と思われてしまう可能性があります。
そのため、
- 患者のことを第一に考えている病院だと感じた
- 病院見学をした際に、明るく活気のある雰囲気に惹かれた
- 〇〇分野の教育体制が充実しているから
といったような、なぜこの病院を選んだのかという明確な理由を盛り込みましょう!
ポイント③:就職してどうなりたいかを述べる
就職することがゴールではありません。
就職した後に、どうしていきたいかを述べるとよいでしょう。
ここで気を付けたいのは、具体性のないありきたりな内容はNGということ。
自分が就職することで、どんな形で病院に貢献できるのかという視点で書いてくださいね。
採用担当者は志望動機を見ながら、「この人はどんな人なのか」「採用したらどんな看護師になるのか」ということを想像しています。
あなたの経験や知識を通して、得意なこと・これから学びたいこと・将来的なビジョンをできるだけ具体的に書くことがポイントです。
- 貴院の理念に感銘を受け、貢献したいと思った
- 〇〇分野のスペシャリストを目指したい
- 一人一人の患者様にしっかりと向き合える看護師になりたい
といった抱負を盛り込むようにするのが望ましいです。
将来のことをきちんと考えているという印象を与えることができますよ!
ここまで志望動機の書き方のポイントをご紹介してきました。
以上を踏まえて、どんな内容にすればよいのか気になりますね。
実際にどのような志望動機を書けばよいのでしょうか?
3つのポイントを踏まえた例文をご紹介していきますね。
次の見出しで見ていきましょう!
3つのポイントを踏まえた志望動機例文
ここでは3つのポイントを踏まえた例文をご紹介します。
もちろん、希望する病院の特徴や専門性によって、志望動機は異なります。
くれぐれもそのまま引用するのではなく、自分の立場や経験に置き換えて、アレンジしてくださいね。
貴院で見学をさせていただいた際に、一人一人の患者さんに寄り添うという方針通りに、看護師が対応していたことに感銘を受けました。
貴院が緩和ケアに注力されていることに加え、ご家族のフォローまで積極的に行っていることを知り、ぜひこの職場で働きたいと思いました。
几帳面な性格を活かし、患者様やご家族にも心遣いができる看護師を目指したいと思います。
まずは、応募先の病院の特徴を知ることが大切。
例文では実習先という設定にしてありますが、実際に行ったことのない病院の場合は、ホームページや就職課などで情報を入手しましょう。
病院見学を行っていれば、その病院を志望する理由が書きやすいですね。
その中できっと「ここがよい!」という部分があるはず。
もしも、病院見学をしていない場合には、病院の理念や基本方針を参考にして、志望動機に含めることをオススメします!
また、志望動機は自己アピールができる部分でもあります。
あなたがどんな看護師を目指しているのか、もしくはあなたを採用することでどんなメリットがあるのかということを書くことができます。
あなたを採用してみたいと感じさせることが大切なので、意識して書いてみてくださいね^^
まとめ
新卒看護師における病院就職での志望動機について、振り返っておきましょう。
① 病院の特徴や力を入れていることに触れる
② なぜこの病院で就職したいのかを述べる
③ 就職してどうなりたいかを述べる
志望動機は履歴書やエントリーシートの中で最も重要な部分といっても過言ではありません。
その反面、専門学校生・短大生・大学生などにとっては、最も頭を抱えさせる部分でしょう。
志望動機文で大切なのは、オリジナルの要素がしっかりとあること。
テンプレートを引用した内容だけでは、採用担当者の印象に残りません。
「またこれか…」といったような、他の応募者と似通った内容になってしまいます。
書き方を悩んでいると、どうしても例文やテンプレートを引用したくなってしまうもの。
ですが、それだと当たり障りのない内容になってしまいます^^;
そうならないためには、あなたなりの言葉で記載することが大切。
3つのポイントを踏まえて、内定をゲットしていきましょうね!