あなたが看護師・薬剤師・臨床検査技師・放射線技師・管理栄養士・作業療法士・理学療法士などを目指す場合、病院で面接をすることになるでしょう。
病院の面接で非常に大事なタイミング、それが最後に設けられることの多い逆質問の時間。
病院に限った話ではありませんが、こちらから発言が出来る時間なので、就活生からすればチャンスとも言えますね!
「何か質問はありますか?」と面接官から聞かれた場合には、
- 面接官へ自分の熱意を伝える
- 自分に合っている病院か確かめる
- 疑問に思っていることを聞く
という意味でも、逆質問の時間はとっても重要。
とはいえ、どんな質問をすればよいか分からないという状況かもしれません^^;
新卒の場合における病院面接の逆質問は、どんな内容が例としてあるのでしょうか?
そこで今回お伝えするのが・・・
- 意欲を見せる質問例
- 気になることを聞く質問例
それぞれ3例ずつお伝えしていきますね!
効果的な質問を行う事で、面接官にあなたの存在を強く印象付けることができたり、疑問を解消することにつながりますよ^^
そこで今回は、病院の面接で効果的な逆質問の例について、質問の意図の解説付きでお伝えしていきます!
まずは、意欲を見せるための質問例について見ていきましょう。
目次
意欲を見せる質問例
意欲を見せる質問の例を3つご紹介していきます。
- 独り立ちまでの流れ
- 入職までの準備
- 評価基準の確認
これらの観点から、具体的な質問の文言をそれぞれお伝えします。
あなたのやる気を伝えるためにも、ぜひ頭に入れておきましょう!
独り立ちまでの流れ
実際に入職した際に、どのような研修内容を経て仕事を学んでいくのかはとても重要なこと。
独り立ちまでの流れを確認することによって、あなたが職場で働く際のイメージをしやすくなります。
また、面接官に働くということを具体的に考えているというアピールができるのです。
以上の内容を踏まえた質問例がコチラ↓
「一日でも早く活躍したいと考えていますが、入職後はどういった研修期間や過程を経て業務に携わる事が出来るのでしょうか?」
入職までの準備
入職前の準備をしっかりしておけば、いざ入職をした後でも、スムーズに仕事を覚えることができますよね。
事前にやっておいた方がよいことを確認する就活生に対しては、病院側もやる気の高さを買ってくれるでしょう。
勉強する意欲があるから、きっと仕事も熱心にやってくれるだろうという期待をもたせることにつながります!
以上の内容を踏まえた質問例がコチラ↓
「入職までに学んでおくことや準備しておくことはありますか?」
評価基準の確認
評価の基準を確認する人は、目標達成のために努力する姿勢があると評価されやすいです。
結果を出して周りに認められたいという願望が、少なからずあるわけなので。
そのため、評価基準の確認によって、目標に向かって努力が出来る人材だと相手に伝えることができるのです!
以上の内容を踏まえた質問例がコチラ↓
「ゆくゆくは責任感のある立場を目指したいと思っております。貴院における評価基準の概要を教えていただけますでしょうか」
このような内容で質問すれば角も立ちにくいですよ^^
これら3つの質問内容は、向上心を伝えるのは勿論、入職後にスムーズに働き出すためにも必要な内容。
可能な限り質問しておくようにしましょう。
意欲を見せるだけではなく、あなたが率直に疑問に感じていることもあるはず。
例えば、職場環境・仕事のモチベーションのことなど。
自分に適している職場なのかを確認する質問内容について、次の見出しで見ていきましょう!
気になることを聞く質問例
気になることを聞く質問の例を3つご紹介していきます。
- 社風について
- 仕事のモチベーションについて
- 社内の制度について
これらの観点から、具体的な質問の文言をそれぞれお伝えします。
疑問点を解消してスッキリするためにも、ぜひ頭に入れておきましょう!
社風について
あなたに合った社風でなければ、世間的によい職場と言われていても、長続きはしないもの。
入職後に上手くやっていけるかどうかを確かめるという意味でも、事前に確認しておきたい項目と言えます。
以上の内容を踏まえた質問例がコチラ↓
- 「(志望している職種での)1日の仕事のスケジュールを教えていただけないでしょうか?」
- 「部門を超えての交流などはあるでしょうか?」
- 「分からないことを先輩社員に質問しやすい環境でしょうか?」
このように、会社の雰囲気を感じ取れる内容を聞くとよいですよ^^
仕事のモチベーションについて
働き続けるためには、モチベーションの維持が必要不可欠。
そこで働いている人がどうやってモチベーションを保っているのか確認しましょう。
そうすることで、自分が将来モチベーションをもって仕事をできるかどうか想像することができます。
以上の内容を踏まえた質問例がコチラ↓
- 「仕事に最もやりがいを感じるのは、どのような時ですか?」
- 「今まで経験された仕事の中で、一番嬉しかったエピソードを教えていただけないでしょうか?」
などの質問によって、モチベーションの元を聞くようにしましょう!
社内の制度について
せっかく採用を勝ち取ったとしても、思っていたことと大きく相違が出るのは避けたいもの。
働き方や社内の制度など、気になることがあれば、質問をしておくことをオススメします。
以上の内容を踏まえた質問例がコチラ↓
- 「在職中に資格を取得すると、評価の対象にはなるでしょうか?」
- 「女性の働き方について、どんな点を大事にされていますか?」
このような質問の仕方で、気になる点を確認しておきましょう!
想像とのギャップを埋めるという意味でも、マナーの範囲内で気になる点は、質問するようにしましょう。
逆質問の際には、「何もありません」という返答は避けること。
それだけでマイナスの評価を与えることも^^;
なぜ逆質問が大切なのか、その理由について次の見出しで詳しく見ていきましょう!
逆質問が大切な3つの理由とは?
逆質問が大切とされるのは、どんな理由があるのでしょうか?
主な理由が次の3つ。
それらが・・・
- 入職への意欲を示すことができる
- 自分をアピールすることができる
- ミスマッチを避けることができる
それぞれについて、詳しく見ていきましょう!
入職への意欲を示すことができる
こちらから質問をするということは、何らかしらの質問の内容を考えるということ。
あなたが自主的に考えた内容を尋ねるということなので、入職したいという意欲を伝えることができます。
入職した後のことまで考えていると、面接官に思わせることが大切。
他の就活生と比較した際に、意欲を買われて採用に結びつきやすくなるでしょう。
自分をアピールすることができる
あなたからの質問によって、考えていることや意欲を持っていることの自己アピールにつなげることができます。
積極的な人材はどんな職場でも重宝されるので、意欲的な質問は積極的に行いましょう。
積極的な姿勢と反対なのが受け身。
面接官から「質問はありませんか?」と聞かれて、「何もありません」と答えるようではダメです(;_;)
受け身の姿勢では、評価を落とすことになるので、内定をつかむことが難しくなるでしょう・・。
あなたから質問を行うことによって、面接官に積極性もアピールしてくださいね^^
ミスマッチを避けることができる
どんな職場でも、理想と現実のギャップは必ずあるでしょう。
しかし、思っていた職場と極端に違っているというのは、避けたいもの。
疑問点を質問することによって、面接を受けた病院とのミスマッチを避けることにつながります。
働き方や雰囲気など、あなたが特にこだわりのある部分を質問しておくことが大切。
「こんなはずじゃなかった…」というリスクを少しでも下げる工夫をしてくださいね^^
まとめ
病院就職での面接における逆質問について、振り返っておきましょう。
① 入職への意欲を示せる
② 自己PRにつながる
③ 「思っていた職場と違う」というミスマッチを減らすことができる
面接はただ聞かれたことだけを答えるのでは、積極的な姿勢が伝わりにくいです。
逆質問を効果的に利用することによって、積極性をアピールできます。
そうすると、面接官には「実際に就職してからも、積極的に仕事をしてくれそうだ」という印象を与えることができます。
まだあなたがPRし切れていない内容もあるはず。
逆質問によって、これは伝えておきたいということを伝えてくださいね^^
面接官が積極性を感じ取ってくれれば、あなたに対しての評価も高くなり、採用につながりやすくなりますよ。
限られた質問の場を有効活用し、希望している職場への内定を勝ち取りましょう!