看護師として病院への就職を希望するときに、非常に大切なのが病院見学。
実際に肌で感じることのできる雰囲気や、先輩看護師の働く姿などを確認できる貴重な機会です。
就職後のギャップを生まないためにも、見学は積極的に行いたいところ。
病院で見学フォームが設置してあればいいですが、そうでない場合には、あなたがメールの内容を考える必要があります。
申し込みには電話も考えられますが、電話だと緊張する上、日程等の質問をされた際に、じっくりと考えられないのが難点^^;
そんな場合には、メールで申し込みをしましょう!
でもそこで悩むのが内容。
看護師で病院見学のメールの書き方は、どんなことに注意すればよいのでしょうか?
そこで今回お伝えするのが・・・
申し込みメールの書き方と例文
今は現役で看護師をしている私の友人は、学生時代に病院見学の申し込みをする際に、何をどんな風に書けばよいか、困っていました。
- ビジネスメールの書き方に不安がある…
- マナー違反をして相手にされなくなったらどうすればよいのか…
などを考えていたんですね^^;
メールは気軽に使えるツールですが、それだけにマナー違反も生まれやすいもの。
そんなことにならないよう、病院見学申し込みにおけるメールの書き方のポイントと例文をご紹介していきます!
ぜひ参考にして、スムーズな申し込みを行ってくださいね^^
まずは、書き方のポイントから見てみましょう!
目次
病院見学申し込みメールの書き方のポイント
病院見学申し込みのメールの書き方では、特に大事なポイントが5つあります。
それは・・・
- 宛先をしっかり確認する
- 件名は病院見学の旨が分かること
- 自分のことを名乗る
- 病院見学をしたい旨を伝える
- 署名を入れる
このポイントをしっかりと押さえていれば、大きな失敗はまずないでしょう。
メールを作成するときには、ぜひ参考にしてくださいね^^
それぞれについて見ていきましょう。
① 宛先をしっかり確認する
宛先の確認は、基本的なことでありながらも、非常に重要なポイントです。
メールアドレスは1文字でも異なれば、相手には送信されません。
病院のホームページなどにメールアドレスの記載がある場合は、コピーをして貼りつけるようにしましょう。
また、ビジネスメールはパソコンから送信するのが、一般的なマナー。
スマホでメールを送ることに慣れていると思いますが、就活の場合には、パソコンから送るようにしましょう。
相手のパソコン上での文字表示などがおかしければ、それだけで減点になるかもしれませんので(汗)
② 件名は病院見学の旨が分かること
採用担当者は、非常に多くのメールをチェックしている可能性があります。
どのような件でのメールなのかが分からなければ、他のメールに埋もれてしまうかもしれません。
確実にメールを届けるためにも、メールの件名は病院見学希望の旨が分かるようにしてくださいね。
例えば、「病院見学を希望いたします」「病院見学のお願い」などがよいでしょう。
③ 自分のことを名乗る
あなたがどのような立場の人間であるのか、を明確に記載します。
- 名前
- 在学している学校名と学年
は必ず盛り込みましょう。
ここで注意したいのは、必ずフルネームを記載すること。
よくある苗字の場合などは、他の学生と勘違いされてしまう可能性があります。
また、学校名も略称ではなく、正式名称で書いて下さいね。
④ 病院見学をしたい旨を伝える
件名でも病院見学をしたいということは記載していますが、どのようなきっかけで興味を持ったのかという内容を伝えましょう。
その理由は、オリジナリティを出すことで、採用担当者の印象に残りやすくなるから。
説明会やOB・OGからの紹介、就職課からの斡旋など、さまざまな経緯があると思います。
自分の言葉で、何故その病院の見学をしたいと思ったのかを伝えてくださいね!
⑤ 署名を入れる
メールを送った後には、先方からの返事を待つことになります。
そのため、必ず連絡先を含めた署名を文末に記載してくださいね。
その際、メールアドレス・電話番号は、確実に確認ができるものにしましょう。
特に、「docomo.ne.jp」・「ezweb.ne.jp」・「i.softbank.jp」など携帯のメールアドレスは避けること。
もしも、相手から資料や書類が送られてきた時に、開けない場合があります。
Gmailなどのフリーメール、もしくは学校で使用しているメールアドレスを使用しましょうね。
電話は日中でも連絡の取れる電話番号であることが大切ですよ^^
病院見学の申し込みで大切な5つの書き方のポイントについて、ご紹介してきました。
では実際には、どのようなメールを送ればよいのでしょうか?
そんな疑問を解消するため、5つのポイントを踏まえた例文をご紹介していきます!
次の見出しで見ていきましょう。
病院見学における申し込みメールの例文
日常生活で送るメールとは異なり、ビジネスメールは非常に緊張するもの。
とはいうものの、メールは内容をじっくりと考えることができるのが、非常によいところです^^
見学の申し込みメールは、ポイントさえ押さえておけば、そんなに難しいものではありません!
どんな内容にすればよいか、実際の例文を見てみましょう。
医療法人〇〇会
〇〇総合病院
人事課 〇〇 〇〇 様
はじめまして。
私は〇〇大学看護学部4年の例文花子と申します。
先日の合同説明会で貴院のお話を聞かせていただきました。
ホームページなども拝見し、ぜひ貴院の見学をさせていただきたいと考えております。
差し支えなければ、病院見学の詳細をご教示いただけないでしょうか。
お忙しいところ大変恐縮ですが、よろしくお願い申し上げます。
〇〇大学 看護学部4年
例文 花子
E-mail:××××××@gmail.com
住所:東京都新宿区××××1-23-234
電話番号:090-××××-××××
宛名は、正式名称であることが重要。
相手の名前はもちろんのこと、法人や部署名などを略さずに入れましょう。
万が一、送り先の相手の名前が分からない場合には、「採用ご担当者様」と記載してくださいね。
内容では、どんな経緯で見学をしたいと思ったのかがあるといいですね。
採用担当者がかなり気になるところなので^^
ほとんどの人が書いていない部分なので、差別化をするためにも、ぜひ意識的に盛り込んでおきましょう!
さぁメールを送ろうと思った際に、意外と気になるのが日程のこと。
見学を希望するどのくらい前のタイミングで送るのがよいのでしょうか?
数日前、1〜2週間前、もっと前など、目安が知りたいですよね。
次の見出しで詳しく見ていきましょう!
申し込みは見学希望日のどのくらい前がいい?
あなたが「この日に病院見学をしたい!」と思っても、病院側の都合で叶わない可能性があります。
病院担当者のスケジュールや、他の病院見学希望者の予定も考慮しなければなりません。
具体的に病院見学を申し込むタイミングは、いつ頃が望ましいのでしょうか?
具体的な目安は・・・
見学希望日の1~2か月前
切羽詰まった日程では、相手に迷惑がかかる可能性があるいうことを覚えておいてくださいね^^;
少し先の日程となるので、あなた自身が忘れてしまったということがないようにご注意を!
病院見学を申し込むタイミングについて、特に意識しておきたいポイントを2つお伝えしていきますね。
① 先方の都合を考えること
見学の際には、採用担当者や現場の看護師に、時間を割いてもらわなければいけません。
特に採用のシーズンは、多くの学生が見学を希望しますので、担当者は非常に多忙です。
そのため、少なくとも3つくらいの見学希望日は、確保しておきましょうね。
先方の都合に合わせた柔軟な対応ができるよう、余裕をもっておきたいものです。
② 病院によっても異なるので臨機応変に
病院の規模によって、見学ができる日程や形式が異なります。
規模が大きく人気のある病院であれば、あなた一人だけではなく、複数人まとめて行う場合もあるでしょう。
就職活動中はスケジュールの調整が大変ですが、できるだけ前もって申し込みをすることで、自分のスケジュールも確保することができます。
計画通りにいかない可能性もある、ということを頭に入れて臨機応変に対応をしていってくださいね!
まとめ
看護師の病院見学メールを申し込む際に、意識すべきことを振り返っておきましょう。
① 宛先をしっかり確認する
② 件名は病院見学の旨が分かること
③ 自分のことを名乗る
④ 病院見学をしたい旨を伝える
⑤ 署名を入れる
ビジネスマナーを意識したメールは、書き慣れていないと非常にハードルが高く感じがち^^;
ただ、押さえておきたいポイントさえしっかりとしておけば、そんなに難しいものではありません。
習うより慣れろというイメージですね!
まずは実際に、内容を作成してみましょう。
電話とは違い、時間をかけて内容をじっくりと考えることができるので^^
その際には、
- 誤字や脱字には注意すること
- 最低限の敬語が使えるようにしておくこと
- 見直しをして間違いがないかチェックすること
といったことを忘れずにチェックしてくださいね。
ビジネスマナー違反を防ぐことができます。
病院担当者へのメールをしっかりと書き、スムーズな病院見学につなげていきましょうね!