直接口頭で「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします」と言えればベスト。
ですが、お互いのスケジュールなどで、そうはいかない場合もあります。
そんな場合には、メールを使いましょう!
新年の挨拶メールを送っておくと、「いつだと挨拶出来るかな?」と常にタイミングを見計らう心配が解消されます。
でも悩んでしまうのが、メールの文面^^;
上司への新年挨拶メールは、どんな内容で送ればよいのでしょうか?
そこで今回お伝えするのが・・・
上司に送る挨拶メール例文
私は外回りで会社にいないことが多いので、年明けからなかなか直接会えない上司がいました。
口頭で挨拶する前に、まずはメールで挨拶をすることにしたんですね^^
でも、いざメールを送ろうとすると、「どう書けば適切な挨拶の内容になるだろう…」と悩みました。
そこであったらいいなと思ったのが、挨拶メールの例文とポイント。
また、頭に入れておくべきこともお伝えしていきますね。
まずは例文から見ていきましょう!
目次
上司への新年挨拶メールの例文
上司への新年挨拶メール本文を考える前に、件名についても意識をしておきましょう。
件名を入れずに送るのは、マナー的にNG。
- 新年のご挨拶
- 謹賀新年
などで送るようにしてくださいね。
上司に送る場合には、宛名に役職名を記載するのがマナーです。
- 〇〇 課長
- 課長 〇〇 様
どちらかの書き方で送るようにしてくださいね!
以上のポイントを押さえて、以下の例文を見ていきましょう。
課長 〇〇 様
あけましておめでとうございます。
営業部の山田です。
昨年は大変お世話になり、ありがとうございました。
今年はより一層の責任感を胸に、大きな結果を出したいと思っております。
商品Aの社内販売数トップを取れるよう、精一杯努力して参ります。
今年もご指導のほどよろしくお願いいたします。
営業部
山田 一郎
新年の挨拶ということで、今年の抱負や意気込みを入れることが大切。
ただ「あけましておめでとうございます」だけでは、気持ちが伝わりにくいです・・。
上司になると、他の社員や取引先などからも新年の挨拶メールを受け取っていることでしょう。
そのため、長々と書く必要はありません。
必要なことをシンプルに書くようにしましょう。
いざ挨拶メールを書こうとした時に、どんなポイントに注意をすればよいのかと迷ってしまうかもしれません。
盛り込むべきポイントは3つ。
ポイントを外してしまうと、何が目的のメールなのかが分かりにくくなったり、ありきたりな文章になってしまいます^^;
そうならないよう、ポイントをしっかりと押さえておきましょう。
次の見出しで詳しくお伝えしていきますね!
上司への新年挨拶で意識すべき3つのポイント
上司への新年挨拶メールでは、どんなことを意識すればよいでしょうか?
ポイントが次の3つ。
それらが・・・
- 新年の挨拶を述べる
- 昨年のお礼を述べる
- 今年の抱負と意気込みを述べる
それぞれについて、見ていきましょう!
新年の挨拶を述べる
新年の挨拶なので、まずはあけましておめでとうございますという文言を入れましょう。
挨拶メールを送るということは、日頃からお世話になっている上司かと思います。
そのため、出社初日に送ることを意識すべき。
口頭であれば出社初日でなくても大丈夫ですが、メールなのでスピードが大切。
万が一、スケジュールの都合等で初日に送れなかった場合には、基本的に翌日までが限度でしょう。
日数が経ってから送ると、上司から「メールなのに、どうしてこんなに遅いタイミングなんだろう…」と思われてしまうので^^;
翌日に送ることができなければ、口頭で直接挨拶をする、もしくは電話で挨拶をするという方向に切り替えてくださいね!
昨年のお礼を述べる
上司には昨年も色々とお世話になっていることでしょう。
そのため、新年の挨拶メールとはいえども、昨年はありがとうございましたという文言を入れるのが望ましいです。
「ありがとうございました」と言われて、嫌な気持ちになる上司はいないはずなので^^
簡単に流れを述べると、
↓
・ 昨年はありがとうございました
↓
・ 今年もよろしくお願いいたします
のようにするのが望ましいですね!
ぜひ意識してみてくださいませ^^
今年の抱負や意気込みを述べる
ココが一番のポイント。
今年どうしていきたいかの抱負・意気込みをしっかりと入れましょう。
よくある新年の挨拶メールのテンプレートには、この部分が入っていないんですね^^;
そのため、良く言えば相手に失礼のない文章。
悪く言えば相手の印象に全く残らない文章。
そのような文章にならないよう、具体的な抱負や意気込みを盛り込むことが大切。
- 今年達成したいこと
- 力を入れたいこと
- 仕事に取り組む姿勢
などあなたの気持ちをしっかりと上司に伝えましょうね!
メールに書いたからには、書いた内容を貫こうとあなた自身も頑張ることができるでしょう^^
ここまで新年挨拶メールの例文とポイントをご紹介してきました。
ただし、ここで気を付けたいのが「メールを送ったから、口頭で改めて挨拶を述べる必要がなくなった訳ではない」ということ。
メールは、あくまでも簡易的な挨拶です。
口頭で挨拶をするのがベストだということは頭に入れてくださいね。
次の見出しで、口頭での挨拶が大事な理由を見ていきましょう!
口頭での挨拶を最優先に
マナーを守り、丁寧に書かれた新年挨拶メールは、送られた方にとって非常に嬉しいものです。
ただし、メールはあくまでも、
- 口頭で新年の挨拶ができない場合の手段
- 口頭での挨拶をする前の挨拶の手段
というような役割です。
直接会って交わす挨拶がベストだということを、忘れないようにしましょう!
もしもあなたが上司だとしたら、メールと口頭で挨拶されるのであれば、どちらが印象に残るでしょうか?
もちろん後者ですよね!
直接会って挨拶をすると、言語情報に視覚情報と聴覚情報が加わります。
人は情報の大半を、視覚情報と聴覚情報で判断するんですね。
言語情報のみで話が伝わる要素は、1割にも満たないと言われているほど・・。
それほど視覚情報と聴覚情報が大事だということです!
メールの挨拶がダメということではありませんが、口頭での挨拶が最優先ということは、しっかりと頭に入れておきましょうね^^
まとめ
上司へ送る新年挨拶メールについて、振り返っておきましょう。
① 新年の挨拶を述べる
② 昨年のお礼を述べる
③ 今年の抱負と意気込みを述べる
社内での年明けスタートを完璧にするためにも、挨拶は非常に大切。
メールで挨拶をする場合には、特に抱負・意気込みを盛り込むことを意識しましょう。
抱負や意気込みがなければ、例文やテンプレートでありがちな、形式的で味気ない内容となってしまうから^^;
せっかくメールを送っても、読み流されてしまう可能性が高くなるのです。
挨拶の第一選択として、メールよりも口頭であることは頭に入れてくださいね。
仕事の話も、メールや電話でやり取りするよりは、直接話し合った方がスムーズに進むことが多いです。
そのため、
- 新年の挨拶ができない場合の手段
- 口頭での挨拶をする前の挨拶の手段
ということは理解しておく必要があります!
メールは取引や人間関係をスムーズに運ぶサポート的なコミュニケーションツールであると理解しておきましょう。
そうすると、メールに頼りすぎる事なく、一年の良いスタートを切れるきっかけを作ることができますよ!
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