一度会った後には、お礼のメールを送ると丁寧な印象がありますね。
そう思っているのは、相手も同じこと。
なるべく早めにメールを送ろうと思っていると、先に相手から送られてくることがあるでしょう。
そこで意外と困ってしまうのが、相手からのメールに返信する場合です。
ただし、
- ご連絡をいただきありがとうございます
- こちらこそよろしくお願いいたします
これだけでは、いかにもテンプレ通りの返信ですね^^;
名刺交換後のメールへの返信は、どんな内容にすればよいのでしょうか?
そこで今回お伝えするのが、今後の関係を築いていく例文!
ただし、状況によって内容が変わるので、2パターンでご紹介します。
具体的には・・・
- お礼を中心とした返信の例文
- アポイントの依頼も兼ねた返信の例文
あなたの状況や目的によって、使い分けてくださいね。
メールの返信に悩んでいるということは、今後相手との関係を築いていきたいという思いがあるはず!
徐々に距離を縮めていくのか、すぐにもう一度会いたいのかによって、返信の内容が変わってきます。
どんな返事を送ればよいか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてくださいね。
まずはお礼を中心とした返信から見ていきましょう!
目次
お礼を中心とした返信の例文
相手から連絡がくるということは、あなたに少しなりとも興味があるということ。
興味がなければ、わざわざ連絡をしてくることはないので^^;
まずは、連絡をくれたことへのお礼をしっかりと伝えてくださいね。
それでは、例文を見ていきましょう!
株式会社ABC
営業部 〇〇 〇〇 様
お世話になっております。
株式会社ビジマナねっとの山田でございます。
ご丁寧にご連絡をいただき、誠にありがとうございました。
こちらこそ貴重なご縁をいただいたこと、重ねてお礼申し上げます。
今回は人数が多く、〇〇様とお話する時間が少ししか取れなかったことが少々残念でした。
〇〇様とお話しした中で、御社の経営手腕や事業拡大の秀逸さに感銘を受けました。
機会がございましたら、是非一度〇〇様のお話を詳しく伺うことができれば幸いです。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
株式会社ビジマナねっと
営業部 山田 一郎
〒123-4567
東京都目黒区××××1-23 ○○ビル5F
TEL:03-××××-××××
FAX:03-××××-××××
メール:××××××@×××.co.jp
話をしたことの中で、どんな印象を持ったのかについて触れてくださいね。
ただ「お話ができてよかったです」だけでは相手に響きません。
例文のように、具体的な内容を入れましょう!
また、もっと話をしたかった旨を盛り込むことをオススメします。
そうすると、今後につなげやすいので、ぜひ意識してみてくださいね^^
アポイントの依頼を兼ねる場合は、どんな文章にすればよいのでしょうか?
次の見出しで見ていきましょう!
アポイントの依頼も兼ねた返信の例文
この場合でも同様に、まずは連絡をくれたことに対するお礼をしましょう。
そして今回実現させたいのが、アポイントに結びつけること。
そのためには、相手に会いたいと思わせる必要があります。
相手とあなたが共通して興味があることを探して、文章に盛り込んでくださいね!
以上を踏まえて、例文を見ていきましょう。
株式会社XYZ
営業部 〇〇 〇〇 様
いつもお世話になっております。
株式会社ビジマナねっとの山田でございます。
ご丁寧にご連絡をいただきまして、ありがとうございます。
こちらこそセミナーにて貴重なご縁をいただいたことに、感謝申し上げます。
〇〇様とお話をした中で、△△事業の分野に力を入れているとお聞きしました。
弊社も近年△△事業の分野に力を入れており、情報を共有することで、お互いの利益につながるのではと存じます。
差支えがなければ、下記日時のいずれかで〇〇様とお話をさせていただきたいと考えておりますが、いかがでしょうか。
- 11月4日(火) 13~16時の間
- 11月6日(木) 15~17時の間
- 11月7日(金) 10~12時の間
ご検討の程よろしくお願い申し上げます。
株式会社ビジマナねっと
営業部 山田 一郎
〒123-4567
東京都目黒区××××1-23 ○○ビル5F
TEL:03-××××-××××
FAX:03-××××-××××
メール:××××××@×××.co.jp
会うための理由とメリットを提示することを意識しましょう。
相手があなたと話をするメリットを感じれば、ただ会いたいというよりもはるかに応じてもらいやすくなります。
また、アポイント時にどんな話をしたいのかを明確にしておくことも大切。
そうすると相手は事前に準備が出来るので、実りのあるアポイントにつながるはずです!
ここまで2パターンの例文をご紹介してきました。
もしかすると、あなたはまだ不安な部分があるかもしれません^^;
それは、押さえるべきポイントを具体的に把握しきれていないから。
次の見出しでは、意識すべき3つのポイントをご紹介していきます!
名刺交換後のメール返信時に意識すべき3つのポイント
名刺交換後に来たメールに返信する際には、どんなことを意識すればよいのでしょうか?
特に大事なのが次の3つのポイント。
それが・・・
- メールをくれたことへのお礼を述べる
- 次につなげる工夫をする
- 相手との関係作りを意識する
それぞれについて見ていきましょう!
メールをくれたことへのお礼を述べる
繰り返しとなりますが、重要なことなので再度お伝えしますね!
相手からメールをもらったことに対するお礼は、必ず盛り込みましょう。
相手より先に送ったほうが偉いという訳ではありません。
しかし、早急にメールをくれた相手に敬意を払うことは非常に大事。
文頭でお礼を述べるのを忘れないようにしましょう。
次につなげる工夫をする
興味がない人には、わざわざ自分から連絡しませんよね。
つまり、相手がメールを送ってきたというのは、こちらに興味を持っているということ。
このチャンスを逃さないようにすることが大切です。
社交辞令の挨拶で終わらせるのではなく、アポイントを取るなど次につながる返信を心掛けましょう!
相手との関係作りを意識する
次につなげようとする意識は大切ですが、ここでいきなり商談に持ち込むのは得策ではありません。
なぜなら相手とは、まだ信頼関係が構築できていないから。
いきなり営業トークをしてしまうと、距離を置かれる可能性が高いからです。
あなたも、たった一度しか面識がない相手から、売り込みをかけられてよい気持ちはしないですよね^^;
つまり、相手も同じように思うということ。
まずは信頼関係を育むことが第一なので、関係性の構築を意識しましょう!
まとめ
名刺交換後のメールへの返信について、振り返っておきましょう。
① メールをくれたことへのお礼を述べる
② 次につなげる工夫をする
③ 相手との関係作りを意識する
名刺交換後にメールをくれるというのは、非常にありがたいこと。
それは、あなたに興味を持っているということだから。
興味がなければ、わざわざ相手から連絡はして来ないですからね。
そのため、返信するメールはとともに、現地で話したことの印象などを盛り込みましょう。
その際には、「~の話が興味深かった」など具体的な内容を記載してくださいね。
相手の話に興味を持っていることを伝えると、次に会うための口実ともなりますよ^^
その場の関係だけで終わらず、今後に活かしていくことが非常に大切。
お礼メールをしっかりと送って、WIN-WINの関係構築を目指していきましょう!