食事会で社長と同席したあなた。
ご馳走になったこと、話を聞かせてもらったことは、非常にありがたいことですね。
そのため、食事会の後にもきちんとお礼をするのが社会人としてのマナー。
先輩や上司であれば、お礼メールを送ったことがあるかもしれませんが、社長となるとどう送ればよいか困ってしまうもの^^;
特に社長宛だと、ビジネスマナーを外した内容では絶対に送れないですね。
では、社長への食事のお礼メールは、どんな内容にすればよいのでしょうか?
そこで今回お伝えするのが、丁寧に感謝を伝える例文。
社長と食事といっても、自社と他社の社長の場合がありますね。
そのため、次の2パターンで例文をご紹介していきます。
それが・・・
- 自社の社長へ送る場合のお礼メール
- 他社の社長へ送る場合のお礼メール
それぞれの状況に合わせて使い分けていきましょう。
対社長なので、食事会の現場だけのお礼では、丁寧さに欠けます。
そのため、翌日も再度お礼をすることが大切。
その際に、口頭でお礼ができればベストですが、社長だとなかなか直接お礼を言うのが難しいですよね^^;
メールであれば、あなたのタイミングでお礼を伝えることができます。
ぜひこの機会に社長宛のお礼メールをマスターしましょう!
例文に加えて、意識すべきポイントもお伝えするので、アレンジする際も安心ですよ^^
まずは、自社の社長と食事をした際のお礼メールから見ていきましょう。
目次
自社の社長へ送る食事会のお礼メール例文
社長との食事というのは、「ただご飯を食べる」という行為ではありません。
そのため、ご馳走さまでしたという内容だけで終わらないよう、気を付けましょう。
話の中で学んだことやタメになったことが、必ずあると思います。
どんなことが有益だったのかを、文面の中に盛り込んでくださいね!
以上のことを踏まえた上で、例文を見ていきましょう。
〇〇 社長
おはようございます。
営業部の山田です。
昨夜はお忙しい中、懇親の場を設けていただいた上、ご馳走になり、ありがとうございました。
素敵な雰囲気のお店であることに加え、料理の美味しさには感銘を受けました。
社長のお話を伺えたことによって、これから会社にどう貢献していけるかと考えることができました。
特に、「自分が達成できるかどうかの目標を定期的に立てて、達成する習慣を付ける」の話は、とても勉強になりました。
こまめに目標を立てて、いち早く一人前の営業担当になれるよう、努力して参ります。
昨日は本当にありがとうございました。
営業部
山田 一郎
例文の最初に、「おはようございます」と記載していることに気が付きましたか?
お礼メールは、可能な限り早く送ることが大切。
食事会の翌朝(もしくは翌営業日の朝)に送ってくださいね!
お店のセレクトが社長であれば、あなた(たち)を喜ばせようと思ってそこを選んだと思います。
お店の雰囲気や料理について、一言感想を入れるとよいでしょう。
そうすると、社長が喜んでくれる可能性が高いので^^
ちなみに、社長が社外である場合は、どんな内容で送ればよいのでしょうか?
次の見出しでは、他社の社長に宛てるお礼メールを見ていきましょう!
他社の社長へ送る食事会のお礼メール例文
取引先など他社の社長である場合は、ビジネスマナーを意識した丁寧な内容にすることが大切。
今後の関係性のことを意識して、しっかりと内容を考えていきましょう。
間違っても、相手の社長を下にみるような言動や言葉遣いは控えてくださいね^^;
以上のことを踏まえて、例文を見ていきましょう。
株式会社ABC
代表取締役社長
〇〇 〇〇 様
平素よりお世話になっております。
株式会社ビジマナねっとの山田でございます。
昨夜はご多忙の中、会食の場を設けていただきありがとうございました。
その上、ご馳走になってしまい大変恐縮しております。
素敵な雰囲気のお店であることに加え、料理の美味しさには感銘を受けました。
△△プロジェクトの件につきまして、〇〇社長のご意見をお聞きできたことが非常に有益でした。
貴重な時間を過ごせましたこと、心からお礼申し上げます。
〇〇社長のご意見を反映させた内容を、次回の打ち合わせ時にご提案いたします。
また、プライベートなお話ですが、ゴルフがお好きとのことでしたので、機会があればぜひご一緒させてください。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
株式会社ビジマナねっと
営業部 山田 一郎
〒123-4567
東京都目黒区××××1-23 ○○ビル5F
TEL:03-××××-××××
FAX:03-××××-××××
メール:××××××@×××.co.jp
社外の社長へのメールは、送る内容に責任を持つ意識を忘れないようにしましょう。
あなたが会社を代表して送っているという自覚を持ってくださいね。
失礼な内容を送ってしまえば、その後の信頼関係が崩れてしまう可能性があるので^^;
今後の仕事に良い影響となるよう、食事会が有益だった旨を述べてください。
食事の際にプライベートの話を聞いていれば、その部分にも触れると、今後の関係性に活きると思いますよ!
ここまで自社の社長と他社の社長に送る例文をご紹介してきました。
もしも、あなたが例文をアレンジした内容で送るとなれば、ぜひ頭に入れておきたいポイントがあります。
次の見出しでは、意識すべき3つのポイントについてお伝えしていきますね!
社長へのお礼メールで意識すべき3つのポイント
社長へのお礼メールでは、どんなことを意識すればよいのでしょうか?
特に大事なのが次の3つのポイント。
それが・・・
- 翌朝にお礼メールを送る
- 会話が自分のプラスになったことを述べる
- 今後の抱負を述べる
それぞれについて詳しく見ていきましょう!
翌朝にお礼メールを送る
友人との食事会では、帰宅後すぐに送るかもしれません。
ですが、社長に対して夜遅くにメールを送るのは、マナー的に好ましくないので注意。
早く送らなければという気持ちは分かりますが、翌朝(もしくは翌営業日の朝)に送るようにしましょう。
もちろんスピード感が大切ですので、翌朝一番の仕事としてお礼メールを送ってくださいね!
会話が自分のプラスになったことを述べる
社長と食事をするということは、貴重な経験です。
社長との食事の時間は、単なる「ご飯の時間」ではありません。
様々な経験をされて今の地位を築かれた方と、話ができたわけですからね^^
社長との会話から、何らかしら学んだことがあったことでしょう。
その話があなたにとってどうプラスになったかを伝えてくださいね!
今後の抱負を述べる
社長との話から感じたことに対して、どう活かしていくのかの抱負があるとGOOD。
例えば・・・
- 意識が変わった
- これから行動する
- 既に行動を起こした
などを入れるといいですね。
社長からすると、相手が前向きになった、やる気になったと分かれば、かなり嬉しく感じるはず^^
ぜひ意識してみましょう!
まとめ
社長に宛てる食事のお礼メールについて、振り返っておきましょう。
① 翌朝にお礼メールを送る
② 会話が自分のプラスになったことを述べる
③ 今後の抱負を述べる
社長と食事会をした後は、翌日(翌営業日)にもお礼を言うことが非常に大切。
口頭で直接お礼ができればベストですが、社長ともなれば、なかなか難しいでしょう^^;
そんな場合には、メールでお礼を伝えるのが好ましいです。
お礼はなるべく早く伝えることが大切。
そのため、翌朝にメールを送るようにしましょう。
社長はあなたのために、何らかしらタメになる話をしてくれたはず。
どんなことが有益だったのか、これからどう活かしていくのかを文面に盛り込んでくださいね!
社長との食事会が、ただのご飯の時間で終わるのか、これからに活かしていくのかはあなた次第。
丁寧な内容のお礼メールを送ることができれば、今後もよい関係が続くキッカケとなるでしょう。
ご紹介した3つのポイントを踏まえた内容で、感謝の気持ちを上手に伝えてくださいね!