派遣社員として、派遣先に初出勤するあなた。
色々と不安なことも多いと思います。
その中でも、一番心配なのは初日の挨拶ではないでしょうか?
挨拶をするのは、朝礼がある会社であれば朝礼時に、ない会社であればおそらく始業時間あたりのタイミングです。
まず、あなたの上司から部(または課)の皆さんにあなたを紹介し、その後あなたが挨拶をする流れとなります。
でもそこで困ってしまうのが挨拶の内容^^;
派遣での初日の挨拶は、どんな内容にすればよいのでしょうか?
そこで今回お伝えするのが、好印象につながる挨拶の例文。
挨拶といっても、皆の前でのスピーチだけではないかもしれません。
そう、外勤の方や休みの方がいるでしょうし、他部署(課)の方などもいるでしょう。
そのため、次の2パターンでお伝えしていきます。
具体的には・・・
- 皆の前で挨拶をする(スピーチ)場合の挨拶
- メールを送る場合の挨拶
職場の方々に好印象を持ってもらうためには、第一印象が非常に大切。
スピーチとメールの両方を準備して、万全な状態を作りましょう!
各々によって挨拶の内容は、同じではありませんよね。
つまり、例文をそのまま使うわけにはいかないということ。
そのため、例文に加えて意識すべきポイントもお伝えするので、アレンジする際もご安心くださいね^^
まずはスピーチをする場合の例文から、見ていきましょう。
目次
皆の前で挨拶をする(スピーチ)場合の挨拶
スピーチの場合には、笑顔とはっきりと話すことが大切。
皆があなたのことに注目しているので、口角を上げて笑顔を保つようにしてくださいね。
笑顔を意識すると、好印象につながりやすいです。
また、はっきりと話すことも意識すること。
せっかく良い内容の挨拶をしても、相手が聞き取れなければ意味がありません。
相手が聞き取れるように、はっきりと話すことを心掛けてくださいね。
皆の前で挨拶をする場合には、どんな内容にすればよいのでしょうか?
例文をお伝えしていきますね。
おはようございます。
ただ今ご紹介にあずかりました鈴木花子と申します。
〇〇株式会社(派遣会社名)より、派遣社員として参りました。
現在まで複数社にて事務の仕事を経験してきました。
これまでの経験を活かして、少しでも早く皆様のお役に立つことができればと思います。
(お休みの日は近隣の山に出かけて、山歩きを楽しむことが多いです。
アウトドアがお好きな方がいらしたら、お話し出来ると嬉しいです。)
どうぞよろしくお願いいたします。
自己紹介の時間に余裕がある場合や、アットホームな雰囲気の場合には、趣味などの個人的な情報を盛り込むことをオススメします。
周りとの距離感を縮めることができるチャンスなので^^
例文の括弧の部分ですね。
手短さを求められた場合や、堅苦しい雰囲気の場合には、この点は触れなくてOKです。
自己紹介で必要なことのみを確実に伝えるようにしましょう。
ちなみに、外勤者や休みの方がいるなど、挨拶時に全員いないケースもあります。
また、所属部署で挨拶はしたけれど、他部署の方々へメールで挨拶を送る場合も想定されますね。
そこで、スピーチだけではなく、メールでの挨拶も頭に入れておくことが大切。
次の見出しでは、メールで挨拶をする場合の例文を見ていきましょう!
メールで挨拶をする場合の例文
メールでの挨拶の内容も、口頭で述べるときと大きくは変わりません。
ただし、ビジネスマナーを踏まえた内容で書く必要があります。
宛先や言葉遣いなど間違いがないことを確認した上で、メールを送るようにしてくださいね。
どのように書けばよいか、例文を見ていきましょう。
〇〇部各位
はじめまして。
〇〇株式会社(派遣会社の名称)より参りました鈴木花子と申します。
一般事務として皆様のサポートをさせていただくことになりました。
今まで営業の仕事に就いておりましたので、事務のお仕事は初めてですが、大学時代に学んだ会計学の基礎知識を活かして、誠心誠意努めて参ります。
〇〇部へ伺う際に改めてご挨拶いたしますが、まずは取り急ぎメールにて、出勤初日のご挨拶とさせていただきます。
ご指導・ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
鈴木 花子
メール:××××××@×××.co.jp
例文の宛先は「〇〇部各位」としていますが、課の場合には〇〇課としてくださいね。
各位は、皆様と意味合いは同じですが、より丁寧な言い回し。
各位は大勢の人を対象にして、一人一人敬う表現です。
先輩・上司など目上でも社外の方でも使える表現なので、ぜひ覚えておいてくださいね^^
もしも、様々な部署や課の方が交じっている場合には、どう記載すればよいのでしょうか?
その場合は、単に「各位」のみで記載しましょう。
各位は単独でも使える表現なので、非常に便利です!
本文に関してですが、メールはシンプルに必要な事項のみを記載しましょう。
顔を合わせているわけではないでしょうから、ビジネスマナーを守った内容を意識することが重要。
ここまでスピーチとメールの例文をお伝えしてきました。
これで問題なく、挨拶ができそうでしょうか?
もしも、不安な気持ちを少しでも感じていれば、次の見出しも目を通しておいてくださいね。
挨拶の際に意識すべきポイントをお伝えしますので、アレンジがしやすくなりますよ^^
それでは、次の見出しを見ていきましょう。
初日の挨拶で意識すべき3つのポイント
初日の挨拶の際には、どんなことを意識すればよいのでしょうか?
特に意識したいのが次の3つのポイント。
それが・・・
- 名前をフルネームで述べる
- 仕事の経歴を簡単に述べる
- 前向きな意気込みや抱負を述べる
それぞれについて見ていきましょう。
名前をフルネームで述べる
たまに名字だけを名乗る人がいます。
派遣初日ということは、周りは初対面の方々ばかりのはず。
ビジネスの場で自己紹介をする場合には、フルネームが一般的なマナーです!
スピーチ・メールいずれの場合にしても、フルネームを名乗るようにしましょうね。
仕事の経歴を簡単に述べる
あなたの仕事の経歴を述べるようにしましょう。
- 今までどんな仕事をしてきたか
- 直近ではどんな仕事をしていたか
ということです。
この点を忘れてしまうと、どんな仕事経験やスキルがあるのかを伝えることができません。
そうなれば、周りの方々はあなたがどういった人物なのか把握しにくくなるということ。
簡単で構わないので、あなたの仕事の経歴を話すことを忘れないようにしましょう。
前向きな意気込みや抱負を述べる
あなたの仕事に対する姿勢を伝えることはとても大事。
そのため、ここで後ろ向きな内容を話すのはNG。
例えば、「前の仕事の不平不満を言う」などですね。
一気にあなたの印象が悪くなってしまいます・・。
難しいことは言わなくてもよいので、前向きな内容で意気込みや抱負を伝えましょう。
- いち早く皆さんの戦力となれるよう、精一杯頑張ります
- 皆様からの信頼を勝ち取ることができるよう、日々努力して参ります
などのような文言です。
好印象でスタートダッシュを切るためにも、ぜひ意識してくださいね!
まとめ
派遣で初日の挨拶について振り返っておきましょう。
① 名前をフルネームで述べる
② 仕事の経歴を簡単に述べる
③ 前向きな意気込みや抱負を述べる
スピーチの場合でもメールの場合でも、伝えるべき内容はそう変わりません。
この3つのポイントを踏まえて、挨拶をしてくださいね!
出勤初日であるため、第一印象が特に大切。
ここでミスをすると、マイナスの印象からのスタートになってしまいます^^;
そうなるのはぜひ避けたいところ。
また、挨拶がスピーチだけで済めばよいですが、そうはいかなかった場合のことも考えて、メールを送る準備もしておきましょう。
メールの場合には、ビジネスマナーを踏まえた書き方がとても重要。
宛先や言葉の使い方には、特に注意をして記載してくださいね。
あなたが新天地で最高のスタートを切ることができるよう、丁寧な挨拶を心掛けていきましょう!