社会人として覚えておくべきことの1つが、そう名刺交換のマナー。
特に困ることが多いのが、名刺を同時に交換しなければいけなくなった場合です。
同時交換の際には、相手と動きが合わないと、スムーズな名刺交換ができません。
- 右手で渡すんだっけ、左手だっけ…
- 受け取るのはどっちの手だろう…
- 名刺入れは持ったままでいいんだっけ…
このようなマナーを知らないと、恥ずかしい思いをしてしまいます^^;
では、名刺交換を片手で行う場合は、どんな手順で行えばよいのでしょうか?
そこで今回お伝えするのが・・・
名刺の同時交換の手順とマナー
社外の方と初めて顔を合わせる場合には、名刺交換を行いますね。
営業マンはもちろんのこと、どんな職種であれ、名刺交換は社会人として習得すべき必須のマナー!
というわけで今回は、同時交換の手順についてお伝えしていきます。
同時交換では、右手・左手の使い方が大きなポイント!
動画付きでご紹介しますので、しっかりと頭に入れておいてくださいね^^
それでは、名刺を片手で交換する場合の手順を見ていきましょう。
目次
名刺交換を片手で行う場合の手順とは?
名刺交換を片手で行う際の手順を紹介していきます。
以下の手順をなぞれば、マナーを踏まえた名刺交換ができるので、しっかりと頭に入れておきましょう。
まずは、下記の動画をご参照くださいませ。
名刺交換の手順について、下記で詳しく解説していきますね!
① 名刺はすぐに取り出せるよう準備をする
初対面の相手と話をする際には、名刺はすぐ取り出すことができるよう準備をしておくこと。
名刺交換をする時になって慌てないよう、名刺入れをポケットからすぐに出せるようにしてくださいね。
ここで手間取ってしまうと、印象がよくありません。
スムーズな名刺交換ができるように、しっかりと準備しましょう。
② 両手で名刺を持つ
名刺交換のタイミングになったら、両手で名刺を持ちましょう。
その際には、名刺の文字を相手側に向けること。
自分側に向いていると、恥ずかしい思いをしますよ(笑)
また、名刺を持つ際には、指の位置に気を遣うこと。
あなたの名前や社名の部分を隠さないよう、気を付けましょう。
③ 名刺を渡す準備をする
名刺を渡す際には、「株式会社◯◯の◯◯と申します」と名乗るので、頭に入れておきましょう。
また、この時姿勢はやや前傾姿勢を取り、少しだけ腰を低くすること。
そうすることによって、相手にとっても名刺交換がしやすくなります。
相手への気遣いのためにも、ぜひ意識してくださいね!
④ 右手で名刺を渡して左手で受け取る
こちらだけが名刺を渡す場合は、そのまま両手で渡すのがマナーです。
ただし、同時交換の際には、片手で渡してもう一つの手で受け取ることになります。
その際には、右手と左手の使い方に注意!
具体的には・・・
- 右手 ⇒ 名刺を相手へ渡す
- 左手 ⇒ 相手の名刺を受け取る
その後、受け取った名刺は、名刺入れの上で両手を添えて持ちましょう。
名刺交換をする際には、名刺を渡す・名乗る・名刺を受け取るの全てを行わなければいけません。
これらの流れをスムーズに出来るよう、しっかりと頭に入れておてくださいね!
続いて、名刺を同時交換する際の注意点を2つ紹介します。
まずは1つ目を次の見出しで見ていきましょう。
同時交換は右手の使い方が大事!
繰り返しとなりますが、右手で名刺を差し出し、左手で受け取るのが同時交換のマナー。
基本的なビジネスマナーなので、きちんと覚えておきましょう。
左手で差し出し、右手で受け取るのはNGなのでご注意ください。
名刺を差し出すのは、自分も相手も右側です。
同時交換は右側通行と覚えておきましょう!
同時交換時に名刺を左手で差し出したり、両手で差し出すのはマナー違反。
恥をかきますので、やらないでくださいね!
特に左利きの人は油断していると、左手で名刺を持ってしまいがちです。
左利き同士の場合でも、右側通行は変わりません。
間違えないようにしましょうね。
相手にビジネスマナーが分かっていないと判断されると、その後の取引や打ち合わせに支障をきたす可能性も・・。
間違える事のないよう、しっかりと頭に入れておきましょう!
ちなみに、同時交換時にはもう1つ注意すべきことがあります。
これも頭に入っていないと、恥ずかしい思いをするのでご注意を。
2つ目の注意点を次の見出しで見ていきましょう。
複数人の場合には順番を意識する
初対面の相手が複数人いた場合には、誰から名刺交換をすればよいか迷いますよね?
- とりあえず皆に渡せばよいのでは
- こちらも右側を意識すればよいのでは
そう考えたあなたは要注意!
順番にもビジネスマナーがあります。
それは・・・
役職の高い順から交換すること
一番上の立場の人を差し置いて名刺を渡すのは、失礼なことなのです。
そのため、可能であれば相手の役職を事前に確認しておきましょう。
もしも、役職が全く分からなければ、どうすればよいのでしょうか?
その場合には、年上の人⇒年下の人という順番で渡すのが基本。
また、それでも区別がつかない場合は、相手の方々の敬語の使い方から判断しましょう!
複数人の場合には、先程ご紹介した同時交換の手順を何度も行うことになります。
マナーを知らなければ、大きな恥をかくことにもなりかねません。
1つ1つの手順を再度確認して、正しい方法で名刺を交換していきましょう!
まとめ
名刺交換を片手で行う場合のマナーについて、振り返っておきましょう。
① 名刺はすぐに取り出せるよう準備をする
② 両手で名刺を持つ
③ 名刺を渡す準備をする
④ 右手で名刺を渡して左手で受け取る
名刺交換は相手との関係を築く第一歩。
ここでマナー違反をしてしまうと、相手からの印象が悪くなります。
あなたのみならず、会社としてのレベルが低いと思われる可能性があるのでご注意を。
特に同時交換の場合には、手順をきちんと押さえておくことが大事。
間違えると、相手との交換時にギクシャクしてしまいます・・。
そんなことにならないよう、上記のポイントを把握しておきましょう。
同時交換の場合には、両手の使い方が大事。
必ず右手で名刺を渡しながら、左手で相手の名刺を受け取ります。
右側通行と覚えておいてくださいね!
名刺交換で片手で行う場合には、恥をかかないよう手順をきちんと把握しておくことをオススメします。
ビジネスマナーを踏まえた流れで、上手に名刺を交換していきましょう!