20代の社員が上司からご馳走になって、メールで感謝の気持ちを伝えたい場合、どのようなメールを送ればよいのでしょうか?
実は私自身が20代の時に、上司との関係を良好にしたい、そしてデキる人と思われたいところがあったんですね(^^)
メールを送るのであれば、マナーを踏まえた上で、少しでも上司に思いが伝わる内容で送りたいもの。
そこで知りたいのが・・・
デキる20代の例文
お礼メールを送ったのに、「マナーを知らないんだな・・」なんて思われてしまっては、逆効果となることも。
そんなことにならないよう、上司から食事をご馳走になった際のお礼メール例文を頭に入れて、しっかりと活用していきましょう!
デキる人の上司へのお礼メール例文
20代でデキる人はどんなお礼メールを送るのでしょうか?
その例文が下記です。
〇〇課長
本社営業部の山田です。
昨日はご馳走になり、ありがとうございました。
〇〇課長が過去に仕事で結果が出せず、会社を辞めざるを得ない状況まで追い込まれていたことを初めて耳にしました。
そのようなご経験から、〇〇課長の座右の銘「不撓不屈(ふとうふくつ)」をお持ちになったことに、大変感銘を受けました。
私自身も座右の銘を持とうと、早速帰宅途中の電車で「人生の指針が見つかる座右の銘1300」という書籍を注文したほどです。
今後ともご指導の程よろしくお願いいたします。
この度はありがとうございました。
本社営業部
山田
デキる人のポイントが2つあります。それが、具体性と行動。
それぞれのポイントについて、お伝えしていきますね。
① 具体性
具体性とは、話が具体的であるということ。
例えば、「〇〇課長のお話が大変勉強になりました。」という文章があるとします。
この文章だけだと、どんなことが勉強になったのか具体性がありませんよね。
例文には、上司が座右の銘を持つに至った具体的な内容を盛り込んでいます。
このことで、上司の話をしっかりと聞いていた旨をアピールできるのです。
② 行動
行動を盛り込む
ことによっても、上司へ良い印象を与えることができます。
例えば、「話を聞いて勉強になった。」という文章があるとします。
これだけだと、どうしても印象が弱いです。
話を聞いてどう行動したか、何をしたのかまで書くと、デキる人と思ってもらえる可能性がグッとあがりますよ!
具体性・行動の両方を盛り込むことが難しい場合もあるかもしれません。
そんな場合には、どちらか片方でも効果は見込めますよ。
私も最初は片方しか入れられないことが多かったです(^^;)
何度かお礼メールを送っていくうちに慣れてきますので、この2つのポイントを意識しておくようにしましょうね!
メールの件名はどういったものがよいかについても、気になりますね。
次の見出しで見ていきましょう!
メールの件名はどうすればいい?
お礼メールの件名は、どういうものがよいのでしょうか?
代表的な3つが下記です。
- 昨日はご馳走様でした
- 昨日はありがとうございました
- お食事のお礼
件名は短くするのがポイント。パッと見てすぐに分かるような長さにしましょう。
上記3つであれば、見てすぐに内容が分かりますよね!
上司が多くのメールを受け取っている場合、埋もれてしまう可能性があります。パッと見て分かる件名によって、埋もれるリスクを下げましょう。
件名である程度の内容が判別できるので、優先順位がつけやすくなるのです。
ぜひ20文字以内の短い件名を意識してみてくださいね!
失礼のない内容のお礼メールを送れば、評価が下がることはないと思っていませんか?
実は、タイミングを誤ると逆効果となり得ることがあるのです。どういうことなのか、次の見出しで見ていきましょう!
お礼メールを送るタイミングを誤ると逆効果にも!?
普通であればお礼メールを送ることによって、上司が喜んでくれるはずです。しかし、タイミングを誤ると逆効果になる可能性も。
どのタイミングを避けるべきなのでしょうか?それは・・
- 深夜
- 翌日の午後以降
メールは24時間いつでも送信できます。
だからといって、深夜に送るのは避けるべき。
深夜のメールをマナー違反と判断される可能性があり、あなたの評価を下げる要因にもなりかねません。
また、お礼メールは早く送ること。翌日の朝に送るのが理想的ですね。
直属の上司など出社時にすぐ顔を合わせる場合には、その前に送りましょう。
直属の上司ではない、もしくは出社時にすぐ顔を合わせることがない場合には、午前中に送るのがデキる人のマナーです。
メールを送った後に、対面でもお礼ができれば完璧!
多くの人が対面ではお礼をしますが、お礼メールと対面でのお礼の両方を行っているのは、ごく少数です。
適切なお礼メールを送ることで、「20代なのに本当にしっかりしているな!」と思ってくれることでしょう。
気持ちを込めたお礼メールを送り、上司との関係性をよりよいものにしていきましょうね!
まとめ
上司から食事をご馳走になった際の、お礼メールのポイントを振り返っておきましょう。
① 具体性
② 行動
上司との食事中の会話で、とくに印象が強かった話を具体的に盛り込むことが非常に大切なんですよ。
「勉強になりました。」「お話が参考になりました。」だけでは印象が弱いです・・。
また、上司からのアドバイスなどの話が出た場合、何らかの行動に結びつけた内容があればグッド。
上司は自分の話をちゃんと聞いてくれて、何らかしらタメになる部分があったと思ってくれますからね。
お礼メールは良いコミユニケーションを作るための手段でもあります。
人間関係の潤滑油となるスキルですから、感謝の気持ちを込めることが大事。
上司にデキると思われると、色々な面で優遇される可能性が高いので、周りとの差別化を図っていきましょうね!