忘年会において必ずあるのが、乾杯や締めの挨拶。
挨拶は上司にお願いする場合が多いですよね。
上司と顔を合わせるタイミングがなく、直接お願いするのが中々難しいという方もいると思います^^;
そんな場合に用いる手段がメール。
上司に忘年会の挨拶を依頼するメールは、どんな内容にすればよいでしょうか?
そこで今回は、
- 乾杯の挨拶
- 締めの挨拶
の2つのパターンで例文をご紹介していきます!
私の会社でも、営業担当者や上司は、あちこち駆けずり回っているので、あまり会社にいません。
そのため、メールでお願いする場合が結構多いんですね。
そんな時にあったらいいなぁと思うのが例文。
盛り込むべきポイントもお伝えしていきますので、ぜひご活用くださいね^^
メールの内容に悩んでいる方も、少しアレンジすれば、スムーズにメールを送れるようになるはず!
まずは乾杯の挨拶をお願いする際の例文について見ていきましょう。
目次
乾杯の挨拶を依頼したい場合のメール例文
まずは乾杯の挨拶をお願いする場合です。
乾杯は忘年会が盛り上がるかどうかに関わる重要な場面です。
相手に気持ちよく引き受けてもらえるように、お願いをしましょう!
それでは例文をご紹介しますね。
〇〇 課長
お疲れ様です。
山田です。
12月15日の忘年会の件でご相談があり、ご連絡いたしました。
大変恐縮ではございますが、乾杯のご挨拶をお願いしてもよろしいでしょうか。
今年の社内プロジェクトを成功に導かれた〇〇課長のご挨拶であれば、忘年会が盛り上がると考えております。
なお、当日の幹事は私が担当させていただきます。
ご不明な点などございましたら、ご連絡いただけると幸いです。
本来であれば、直接お伺いしてお願いすべきところですが、メールにて失礼いたします。
よろしくお願いいたします。
山田 一郎
乾杯の挨拶を依頼するポイントとしては、依頼する理由を付けてお願いするとよいでしょう。
例文だと「今年の社内プロジェクトAを成功に導かれた〇〇課長」という表現ですね。
褒められて悪い気がする人はいませんので^^
上手に持ち上げて、引き受けてもらいましょう。
ただ事務的にお願いするよりも、気持ちよく引き受けてもらえる可能性がグッと上がりますよ!
挨拶の依頼は、本来直接会ってお願いしたい内容です。
そのため、メールでの連絡を詫びる一文も、忘れずに入れておきましょうね。
ちなみに、締めの挨拶を依頼する場合はどうなのでしょうか?
次の見出しで例文をご紹介していきますね!
締めの挨拶を依頼したい場合のメール例文
締めの挨拶をお願いする場合です。
忘年会がしっかり締まるかどうかに影響します。
上手に締めてくれそうな上司にお願いをしましょう。
それでは例文をご紹介しますね。
〇〇部長
おはようございます。
山田です。
12月13日に行われる忘年会の件でご相談があり、ご連絡いたしました。
大変恐縮ではございますが、〇〇部長に締めのご挨拶をお願いしたく存じます。
今年も営業部を引っ張っていただいた○○部長のお言葉で、縁起よく一年を締めくくれればと思い、依頼をさせていただきました。
なお、当日の幹事は私が務めさせていただきます。
ご不明な点などございましたら、ご連絡いただけると幸いです。
本来であれば、直接お伺いしてお願いすべきところですが、メールにて失礼いたします。
よろしくお願いいたします。
山田 一郎
締めの挨拶の依頼も、基本的には乾杯の挨拶依頼と同じです。
忘年会の締めの言葉であるため、上司を選ぶ選択肢があれば、しっかりと締めてくれそうな方にお願いしましょう。
締めの挨拶でも、依頼する理由を付けることを推奨します。
もしも適切な理由が思いつかない場合は、「〇〇部長の挨拶によって、気持ちよく一年を締めくくるため」などにすると、無難な理由づけになりますよ^^
これまで乾杯と締めの挨拶依頼例文をご紹介してきました。
挨拶を依頼する際には、意外と頭から抜けているポイントがあります。
どういったことなのでしょうか?
そこで、挨拶を依頼する際にぜひ意識したいポイントをお伝えしていきますね!
そのポイントは主に3つ。
次の見出しで詳しく見ていきましょう!
依頼をする際に押さえたい3つのポイント
挨拶メールを送る上で欠かせない3つのポイントをご紹介します。
それが・・・
- 丁寧な言葉遣いで依頼する
- なぜあなたに頼みたいかを述べる
- 余裕を持ったスケジュールで依頼する
これらが抜けてしまうと、相手に悪い印象を与えかねません。
それぞれのポイントについて、見ていきましょう!
丁寧な言葉遣いで依頼する
忘年会ほどの恒例行事であれば、挨拶をする側はメールをもらうまでもなく、「自分が挨拶するものだ」と思っている場合も多いです。
しかし、そうは思っていても、雑なお願いをされればやはり不快になるもの^^;
メールを送る相手は、あなたよりも社会人経験が豊富な上司です。
恒例だからといって礼儀を忘れず、適切な敬語と丁寧な言葉遣いを心掛けてくださいね!
なぜあなたに頼みたいかを述べる
お願いをする際に理由がないと、相手は面倒事を押し付けられたと感じてしまう可能性があります。
その感じを和らげるのに効果的なのが、理由を添えること。
例えば、
- 明るい上司 → 忘年会を盛り上げるために
- リーダーシップのある上司 → プロジェクトの成功に導いていただいた
- 話の上手な上司 → 〇〇(敬称)が最も適任だと思い
などその人の特色に合わせたポジティブなものをチョイスするのがベストです。
あなただからお願いしたと思わせるような理由付けをすると、相手も悪い気はしないでしょう。
理由を一言述べるだけでも、相手が受ける印象が大きく変わります。
多くの人ができていないことなので、ぜひ意識してみましょうね!
余裕を持ったスケジュールで依頼する
依頼のメールは、なるべく早めに連絡しましょう。
年末は仕事も多くなりがちな時期なので、上司は多忙な場合が多いです。
忘年会の数日前に依頼をされると、嫌な顔をされるかもしれません。
忘年会の1~2週間前に依頼するのがオススメ。
あまりに早いと、挨拶を頼まれた事自体を忘れられる可能性があるので^^;
上司は挨拶の内容を考える時間も必要なので、余裕を持ったスケジュールでの依頼を心掛けてくださいね!
まとめ
上司に忘年会の挨拶を依頼する際のポイントについて、振り返っておきましょう。
① 丁寧な言葉遣いで依頼する
② なぜあなたに頼みたいか理由を述べる
③ 余裕をもったスケジュールでお願いする
ほとんどの上司は、何らかの形で飲み会の挨拶を経験済みだと思います。
よほど変なメールを送らない限り、断られることはないでしょう。
ただし、依頼をされた時に受ける印象は別の話。
失礼な依頼をしてしまうと、相手のことを配慮できない人間、空気を読めない人間などと思われる可能性があります。
こちらがお願いする立場である以上、依頼の仕方に手を抜くことがないよう、気を付けてくださいね。
ただし、丁寧さを意識しすぎると、どうしても依頼メールの内容が、事務的になりがちなんですね。
それは、頼みたい上司のことに触れていないから。
なぜその上司に頼みたいかの理由を述べるのが、相手の印象を高めるポイント!
先程の小見出しで紹介したように、その上司の特徴に合わせたポジティブな理由を付けるようにしましょう。
この一文があるかないかで相手の受ける印象が大きく変わります。
同じ挨拶の依頼でも、嫌々ではなく乗り気で挨拶してほしいですよね!
ぜひ意識してみてください^^
ただ依頼するだけではなく、どうやったら相手が乗り気で挨拶してくれるかを考えた依頼メールを目指しましょう!