職場の飲み会で幹事になった場合の悩みといえば、上司への挨拶依頼。
特に、歓迎会・送別会・忘年会など公の飲み会であれば、しっかりした段取りが必要なはずです。
そんな場合には、乾杯や締めの挨拶をあらかじめお願いしておくのが好ましいですね!
飲み会の挨拶は口頭で依頼するのがベストですが、なかなか直接会えないという場合もあるでしょう。
そんな場合に用いる手段がメール。
飲み会で上司に挨拶を依頼するメールは、どんな内容にすればよいのでしょうか?
そこで今回は・・・
- 乾杯の挨拶を依頼する場合
- 締めの挨拶を依頼する場合
の2パターンでお伝えしていきます。
私は過去に飲み会の幹事になった際、上司に挨拶を依頼するという状況がありました。
挨拶を依頼しようと思った上司は、会議や出張などで非常に多忙な方でした・・。
口頭でお願いすることが非常に難しいため、メールで挨拶をお願いすることになったんですね。
でもそこで困ったのが、どんな内容でメールを作成すればよいのかということ^^;
その時にあったらいいなと思ったのが、上司に挨拶を依頼する際の例文です。
今回は例文を解説付きでお伝えしていきますので、ぜひ上司へ依頼する際に活用してくださいね!
まずは、上司に乾杯の挨拶を依頼する場合の例文を見ていきましょう。
目次
上司に乾杯の挨拶を依頼する例文
上司に乾杯の挨拶をメールで依頼する場合には、乾杯という旨をしっかりと記載しましょう。
ただ単に「挨拶をお願いします」とだけ伝えてしまうと、どのタイミングなのかが分かりません。
乾杯というキーワードが抜けていると、配慮の足りない人だと思われてしまう可能性も^^;
最も伝えたい部分なので、しっかりと意識しましょうね!
それでは例文をご紹介します。
〇〇 課長
お疲れ様です。
山田です。
4月20日(金)に行われる営業部の新入社員歓迎会の件ですが、私が幹事を務めることになりました。
当日の乾杯のご挨拶をお願いしてもよろしいでしょうか。
周囲からの人望が厚い〇〇課長であれば、歓迎会が盛大に盛り上がりますので、ぜひお願いしたいと思っております。
本来であれば口頭でお願いすべきですが、メールにて失礼いたします。
よろしくお願いいたします。
山田 一郎
件名は何の飲み会なのかを入れることが大切。
メールの本文を見る前に、どういう内容かがすぐ分かるので^^
本文中には、いつ開催かの会なのか日付も入れることをオススメします。
スケジュールの関係がありますからね。
そして、メインで伝えたい内容である乾杯の挨拶をお願いする旨をしっかりと入れましょう!
締めの挨拶を依頼する場合は、どうなのでしょうか?
次の見出しでお伝えしていきますね!
上司に締めの挨拶を依頼する例文
挨拶の依頼と基本的に大きな変わりはありません。
ただし、締めの挨拶には、飲み会がキッチリ締まるメッセージをお願いしたいところ。
そのため、あなただと会が締まるのような文言を意識するとよいでしょう!
それでは例文をご紹介しますね。
〇〇 部長
お疲れ様です。
山田です。
12月13日(金)に行われる忘年会の件でご連絡いたしました。
当日は私が幹事を務めさせていただきます。
忘年会の締めのご挨拶をお願いしてもよろしいでしょうか。
今年過去最高の業績を達成した我が部を引っ張っていただいた〇〇部長からのお言葉によって、素晴らしい会の締めくくりになると思っております。
本来であれば、直接お伺いして依頼すべきですが、メールにて失礼いたします。
よろしくお願いいたします。
山田 一郎
挨拶を引き受けてくれる前提で依頼するのは、一方的な印象を与えがちので、あまり好ましくありません。
お伺いを立てるようにすると、一方的なお願いという印象を消すことができますよ^^
例文だと、「締めのご挨拶をお願いしてもよろしいでしょうか」の部分ですね。
また、本来は口頭でお願いすべきことは理解している旨を入れるとGOOD。
ビジネスマナーを分かっているという旨を示すことができるでしょう。
ここまで乾杯および締めの挨拶メール例文について、ご紹介してきました。
実は、メールを作成する際には、確実に頭に入れておきたいことがあります。
そのポイントが3つ。
どんなことを意識すればよいのか、次の章でお伝えしておきますね!
上司に失礼な依頼をしないためにも、ぜひ次も読み進めてくださいませ^^
上司への挨拶依頼で意識すべき3つのポイント
挨拶依頼のメールを送る際には、どんなことを意識すればよいでしょうか?
そのポイントが次の3つ。
- 分かりやすい件名にする
- 依頼したい内容を伝える
- その上司に頼みたい理由を述べる
それぞれについて、詳しく見ていきましょう!
① 分かりやすい件名にする
相手が件名を見ただけで、おおよその内容が分かる件名にすることがポイント。
「飲み会の件」「挨拶のお願い」だけでは、具体的な内容が伝わりません。
そのため、
- 送別会のご挨拶のお願い
- ご挨拶のお願い(◯月◯日懇親会)
などであれば、分かりやすいですね。
どういう件名だったら相手が分かりやすいかを意識して、件名を付けましょう!
② 依頼したい内容を伝える
依頼する内容については、具体的に伝えましょう。
挨拶と言っても、乾杯なのか締めなのか記載しなければ、上司が何の挨拶なのか把握できません。
この部分は、確実に盛り込みましょうね!
また、どんな意図の飲み会なのかを入れることも大切。
単に飲み会と表記するのは、何の会なのかが分かりにくいです。
送別会・忘年会・〇〇の懇親会など、より内容を絞って伝えるようにしていきましょう!
③ その上司に頼みたい理由を述べる
どうしてその上司に頼みたいかを述べると、引き受けてもらいやすいです。
というのも、依頼メールというのは、形式的になりがちです。
テンプレートをコピーして内容を作成することも、結構ありがちなので・・。
これだと「別に他の人でもいいでしょ」となるわけですね^^;
そうならないようにするためには、簡単でもよいので、その上司に頼みたい理由を添えるようにしましょう!
例えば・・・
- いつも周りを明るくしてくれる〇〇課長であれば、会が盛り上がるので〜
- 人望の厚い〇〇部長が最も適任だと思ったので〜
などですね。
上司に頼みたい理由を入れることで、引き受けてもらえる可能性が高まり、形式的な文章からの脱却にもつながります。
ぜひ意識していきましょう^^
まとめ
上司へ飲み会の挨拶を依頼するメールのポイントについて、振り返っておきましょう。
① 分かりやすい件名にする
② 依頼したい内容を伝える
③ その上司に頼みたい理由を述べる
上司に飲み会の挨拶依頼をする際には、これらのポイントを押さえて、失礼のないように送ることが大切です!
これらの中でも特に意識したいのが、その上司に頼みたい理由を述べること。
なぜならば多くの人が、「挨拶をお願いします」という文言のみだからです。
そうすると、マナー本やインターネットサイトから引っ張ってきた例文のような印象を与えてしまいます。
もしもあなたが上司の立場だったとすれば、例文のコピペのような文章で依頼されてもあまり嬉しくないですよね^^;
きっと上司も同じようなことを感じるはず。
そのため、上司に頼みたい理由を添えると、私の経験上、上司の受けが良いことは間違いありません。
ぜひあなたも実践してみてくださいね^^
これら3つのポイントを意識して、上司に快く引き受けてもらえるようにメールを作成していきましょう!