派遣会社から仕事の紹介を受けて、職場見学(顔合わせ)をする予定かと思います。
ただ、そこで悩んでしまうのが服装のこと。
どんな格好で行けばよいのか、悩んでしまいますよね^^;
服装でミスをしてしまうと、印象が悪くなってしまいます。
つまり、採用される可能性が低くなってしまうということ。
そうならないよう、マナーを踏まえた服装にしてくださいね!
女性が派遣の職場見学に臨む際の服装は、どうすればよいでしょうか?
基本的にはスーツで行くべきです!
ただし、場合によっては「服装は自由で」もしくは「私服で来てください」と言われる場合もあります。
そこで今回お伝えするのが・・・
- スーツで職場見学に行く場合の服装
- スーツ以外で職場見学に行く場合の服装
ポイントとなるのは、やはり第一印象。
人の印象は、「見た目」「声・話し方」「話の内容」で決まります。
アメリカの有名な心理学者であるアルバート・メラビアンの実験によると、
- 見た目:55%
- 声・話し方:38%
- 話の内容:7%
の割合で印象が残ると言われているほど。
なんと、話の内容よりも見た目のウエイトの方が、はるかに大きいのです!
つまり、見た目を左右する服装は非常に大事な要素ということ。
今回はその重要な「見た目」の印象をよくするための服装について、ご紹介します。
女性の服装で押さえておくべきポイントをお伝えしていきますね^^
まずは、スーツで職場見学に臨む場合から見ていきましょう!
目次
職場見学(顔合わせ)にスーツ行く場合の服装
職場見学に行く場合には、スーツが一般的。
女性の場合もスーツで行くのが基本的なマナーなので、特に指定がなければ、スーツで臨んでくださいね!
女性がスーツで職場見学に行く場合の服装について、各項目でお伝えしていきます。
スーツ
色は黒・紺・明るすぎないグレーが一般的です。
デザインとしては、ストライプが強調されたものは避け、なるべくシンプルなスーツを選びましょう。
就職活動時に購入したリクルートスーツだと、幼く見えたり、安っぽい印象を与える可能性があります。
そのため、社会人になってから購入するビジネススーツで臨むことをオススメします。
インナー
シャツ
やブラウスは、白でなければいけないという決まりはありません。
白以外の場合では、ベージュや水色など淡い色であればOKです。
ただし、赤色・黄色などの原色や、カジュアルすぎるインナーは避けてくださいね。
また、下着が透けていないかは、必ずチェックすること。
インナーの下には、同色のキャミソールを着用することをオススメします。
ボトムス
スカートであれば女性らしい印象になります。
膝の少し上に来るくらいの長さのものを選ぶこと。
膝丈と覚えておくとよいでしょう。
パンツであれば活動的な印象になります。
足首が見える程度の長さのものを選ぶのがオススメ。
スカート・パンツのどちらにするかは、あなたの好みで問題ありません。
ただし、どちらにせよ体のラインを強調するピチピチしたものは、良い印象を与えないので、気を付けてくださいね。
ストッキング
装飾入りのストッキングはNGです。
また、職場見学には黒色のストッキングは適さないので、避けてくださいね。
ビジネスマナーを知らない人と思われる可能性があるので^^;
肌と同じ色のベージュが一般的。
職場見学には、無地のベージュのストッキングで臨むようにしてくださいね。
靴
黒系のシンプルなパンプス
を選ぶようにしましょう。
ヒールの高さは5cm程度のものを選ぶようにしてくださいね。
ピンヒールやスニーカーは、職場見学時には不向きです。
場にそぐわない靴は履かないようにすること。
また、靴の汚れには十分注意をしましょう。
メイクやスーツがばっちりでも、靴の汚れで印象を悪くする可能性があります。
細部まで気が回らない人という印象になりかねないので、注意をしてくださいね。
カバン
A4の書類を折らずに入れることのできるビジネスバッグにしましょう。
色は黒が一般的ですが、紺やベージュでもOKです。
高級ブランドのロゴが目立つものや、柄の入っているものは避けましょう。
靴と同じ色を選ぶと統一感が出るのでオススメです。
腕時計
スマホで時間を見るため、腕時計をしないという人も多くなりました。
腕時計は必須ではありませんが、できれば身につけておきましょう。
真面目・誠実などの印象を与えることにつながるので^^
腕時計は落ち着いたシンプルなデザインのものを選びましょう。
黒や茶色の革ベルトもしくは、金属性のシルバーのものにしてくださいね。
最近では、服装自由もしくは私服で来てくださいと言われることもあります。
そんな場合には、どんな服装にすればよいのでしょうか?
次の見出しで見ていきましょう!
スーツ以外で職場見学に行く場合の服装
服装自由・私服で来てくださいと言われても、普段着のようなラフな格好はNG。
職場見学なので、ビジネスマナーは押させておくべきです。
スーツの格好を少し崩したオフィスカジュアルで臨みましょう。
どんな服装がオフィスカジュアルにふさわしいか、ご紹介していきますね!
インナー
インナーはシンプルなブラウス・シャツが望ましいです。
襟がある方が崩れすぎず、職場見学には向いていると言えるでしょう。
もちろん露出の高い服はNGです。
色は白やベージュなど、清潔感のある落ち着いた色が無難。
派手なインナーは避け、落ち着いた印象に見えるものを選んでくださいね。
アウター
ジャケット
を着用するようにしましょう。
カーディガンという選択肢も思い浮かぶかもしれませんが、人によってはカジュアル感が強いと判断する人もいます。
そのため、職場見学という場に適するのはジャケット。
黒・紺・ベージュ・グレーなど落ち着いた印象を与える色を選んでくださいね!
ボトムス(パンツ)
ストレートのパンツ
が望ましいです。
幅の広いワイドパンツや、身体のラインが出過ぎるスキニーはやめておきましょう。
色は黒・紺・ベージュなど落ち着いた色がオススメです。
ボトムス(スカート)
スカートだと女性らしく、上品な印象になります。
スカートの場合は、丈に注意を払うことが大切。
膝丈の長さにしてくださいね。
色は好印象を与えることができるよう、落ち着いた色にしましょう。
黒・紺・茶・ベージュ・グレーなどが適切です。
靴
靴は5cm程度のヒールのパンプスにしましょう。
ピンヒールは派手に見えるので、職場見学には不適切。
逆に、ぺたんこの靴だと、女性らしさが引き立ちにくくなります。
色は黒・紺・茶・グレー・ベージュなど落ち着いた色がオススメです。
ここまで基本的な服装のマナーをお伝えしてきました。
夏や冬だと、服装が少し変わりますね。
次の見出しでは、季節に合わせた注意点を見ていきましょう!
夏と冬の場合で意識すべきこと
最近の夏は暑い日が続き、一歩外に出ると汗が噴き出てくるということもあります。
汗がダラダラ流れていては見苦しいので、ハンカチやタオルは忘れないように。
また、夏は汗で下着や地肌が透ける危険があります。
肌着としてキャミソールを着るなど、透けない対策を怠らないように気を付けましょう。
冬場はインナーの外に、セーターやベストを着用してもOKです。
ただし、タートルネックやダウンベストなどは場にそぐわないので、避けるようにしてくださいね。
また、コート類はビジネス向けのキレイ目なコートを一着持っていると便利。
ダウンジャケットやジャンバーは、職場見学の場にふさわしくありません。
スーツに合うようなフォーマルなものを選ぶようにしてくださいね。
服装のお手入れも抜かりなく
ここまで服装について、細かく解説してきました。
ただ単にマナーを踏まえた服装を用意すればよい、というわけではありません。
前回使った時のまま放置していれば、スーツ・カバン・靴などが傷んでいるかもしれません。
そのため、職場見学前には全てチェックをしておくことが大切。
日頃から、クリーニングに出す・洗濯をする・アイロンをかけるなどの手入れも忘れないようにしてくださいね!
また、靴は磨いてから靴箱に戻しておくと、いつでも履けます。
靴は意外とチェックされるポイントなので、綺麗に磨いておきましょう!
ヨレヨレのスーツや汚れた靴だと、仕事に対する熱意を熱く語っても、相手の心に響きません。
相手は話の内容よりも、ルーズさの印象が残ってしまいます。
そうならないよう、服装のお手入れもきちんとしておきましょう!
メイクや髪形も清潔感が大事
見た目を決めるのは、何も服装だけではありません。
メイクや髪形も重要な見た目のポイント。
日頃はメイクをしないという方も、職場見学では必須。
肌や眉毛を整え、うっすらファンデーションを塗るだけでも印象は変わります。
また、唇に色がある方が健康的な印象になりますので、リップも使いましょう。
健康的で清潔感のあるメイクを意識してくださいね!
次に髪型です。
前髪で目が隠れたり、顔にかかるスタイルはNG。
またお辞儀をした時に、ダラリと垂れてくるのも好ましくありません。
長い髪の毛であれば、ハーフアップやまとめ髪など清潔感のあるスタイルがオススメ。
カラーリングをしている人は、プリン状態になっていないかチェックしておきましょう。
髪の毛の痛みや、プリン状態は不健康そうなイメージになりがち。
事前に美容院に行くなどで、準備をしておいてくださいね。
第三者が見た時の清潔感が非常に大切です。
メイクで顔色を良くし、髪をあげて眉毛の動きが見えると、笑顔の表情も伝わりやすく印象がアップします。
職場見学当日だけを意識するのではなく、好印象を目指した準備をしておきましょう!
まとめ
女性が職場見学に行く際の服装について、振り返っておきましょう。
第三者があなたを見た時の清潔感!
第一印象であなたのイメージのおおよそが決まります。
マナーを外した格好をしてしまうと、それだけでマイナスな印象を与えてしまいます。
「常識がない人だけど、大丈夫かな…」と思われてしまうのはアウト。
挽回するのは非常に難しいです^^;
いくら良い内容で自己紹介をしても、第一印象が悪ければ不採用になる可能性が高いです。
その時に後悔しないよう、出かける時・会社に着いたときには、鏡で全身をチェックしましょう。
職場見学では、派遣先企業の方があなたのことを細かくチェックします。
自分では良いと思っていても、相手が不快感を感じる可能性もあるのです。
TPOをわきまえた服装で、好印象の獲得につなげるようにしてくださいね!