長期の予定で働くつもりだった派遣案件を、半年で辞めるのはアリなのだろうか?
1年以上は働きたいと思って長期派遣の仕事に就いたけど、
- 思っていたイメージと違う…
- 半年で一旦契約期間が終わるから辞めたい…
- 契約期間がまだ残っているけど半年で辞めたい…
このような場合があると思います。
そこで気になるのが、辞める旨を伝える際の対応のこと。
できるだけ波風を立てずに辞めたいですよね^^;
長期派遣を半年で辞めるのは、問題ないのでしょうか?
そこで今回お伝えするのが・・・
半年で辞める場合の対応方法
長期で働くつもりが半年で辞めるとなると、派遣会社や派遣先企業に申し訳ないと思うかもしれません。
ですが、辞めると決めたのであれば、その意思を貫くことが大事。
煮え切らない対応が一番NGなので^^;
半年の契約期間満了で辞める場合、契約期間途中で辞める場合について、それぞれお伝えしますね。
辞める際に伝える理由もご紹介しますので、ご安心くださいませ。
まずは、半年の契約期間満了で辞める場合から見ていきましょう!
目次
半年の契約期間満了で辞める場合
長期の派遣というと、1年以上は働かなくてはいけないと考えている方も多いかもしれません。
ただし、長期派遣の場合でも、契約期間は3ヶ月・半年など区切られていることが多いもの。
そのため、半年の時点で契約期間が満了して辞めるのであれば、全く問題ないわけです。
実際に、出来るだけ長く続けてくださいなどと、派遣会社や派遣先の担当者から引き止められることもあるでしょう。
しかし、派遣社員は非正規雇用という働き方。
契約書に書いてある契約期間が全てです!
そのため、契約期間を満了していれば、ルールを守っているということ。
長期の予定でいても、派遣先企業の事情で更新を断られることも多々あるので、全く問題ありません。
契約期間の満了で辞める場合には、あなたの契約が何ヶ月更新かを契約書でしっかりと確認することが大切。
記載されている今の契約が終了する日から1ヶ月前までに、更新の意思がない旨を派遣会社の担当者に連絡しましょう。
派遣先企業や派遣会社にとっては、どれだけ早くあなたの「補充」をするかを考えるので。
くれぐれも契約期間の直前に伝えることは、避けてくださいね^^;
辞める時には、派遣会社の担当者から理由について聞かれるでしょう。
様々な理由があると思いますが、あまりにも正直に伝えすぎるのはオススメしません。
それは、あなたの心証が悪くなる可能性が高くなるから。
では、どんな理由で辞める理由を伝えればよいのでしょうか?
次の見出しでは、波風が立ちにくい理由3つをご紹介しますね!
契約期間を満了して辞める場合の理由例
契約期間満了といえども、なるべく穏便に辞めたいもの。
どんな理由を伝えれば、穏便に辞めることができるでしょうか?
オススメなのが次の3つの理由。
それが・・・
- 家庭の事情
- 別の業種でスキルアップしたい
- 正社員への転職活動をしたい
それぞれの理由について見ていきましょう。
家庭の事情
家庭の事情は相手が調べようがないため、波風が立ちにくいです。
例えば、家族の病気や親の介護が必要になったなどの理由ですね。
実際にそのような理由であれば、問題なく受け入れられるでしょう。
派遣会社の担当者が介入できる内容ではないですからね。
ただし、無理やり作ったような理由で話すのは避けること。
例えば、子供が命の危険があるから辞めるというような、嘘の理由を言った場合です。
「じゃあ何で今付き添ってあげてないの!?」となるわけなので^^;
相手が納得するような内容かどうかを考えた上で、理由を伝えてくださいね。
別の業種でスキルアップしたい
スキルアップしたいという理由は、実際に私も何度か派遣会社に伝えたことがあり、止められたことはないです。
では、どんな理由を伝えればよいのでしょうか?
例えば・・・
- 今後PCを使う仕事でスキルを上げたい
- Excel関数を身に着けてステップアップしたい
- 販売に関わる仕事でコミュニケーション能力を磨きたい
などが挙げられるでしょう。
今の仕事が嫌だから、別の仕事にしたいというマイナスの理由は避けましょう。
印象が良くないので・・。
あくまでスキルアップをしたいという前向きな理由で伝えてくださいね!
正社員への転職活動をしたい
私の周りにも、正社員へ転職をしたいと考えている人は多くいます。
- 正社員から派遣社員になってみたが、正社員に戻りたい
- 派遣社員だと正社員との待遇の差を感じるから、正社員になりたい
このような意見を結構聞きます。
もちろん、派遣社員としての働き方にもメリットがあります。
期間を決めて働けることや働き方の自由度が広いなどですね。
ただし、安定性や金銭面には不安が生じる部分がデメリットです。
正社員であれば、雇用面や金銭面での安定があります。
そのため、正社員を目指したいという理由であれば、派遣会社の担当者も引き止めることはできないでしょう。
ここまでは、契約期間満了での場合についてお伝えしてきました。
もしも、契約期間途中で辞める場合は、どうなのでしょうか?
この場合には色々と問題が出てきます・・。
次の見出しで具体的な内容について、見ていきましょう。
契約期間の途中で辞める場合
半年で辞める場合でも、契約期間中の場合もありますよね。
できれば、契約期間を満了して辞めるのが理想的ですが、そうはいかない状況も出てくるもの。
どうしても契約期間の途中で辞めたい場合は、どうすればよいのでしょうか?
この場合は、契約違反ということで、それなりの手続きが必要となります。
最終的には、覚書という契約変更の書類を交わすことで、契約を終わらせることになるでしょう。
当然ながら派遣会社の担当者からは、必ず辞める理由を問われます。
契約途中で辞める場合は、契約違反となるのですから、それ相応の理由が必要になるということ。
あなた・派遣会社・派遣先企業の三者が関わって、契約しています。
契約期間途中で辞めることは、派遣会社・派遣先企業の両方に迷惑をかけるということ。
そのため、理由を伝える際には慎重に対応する必要があります。
そうは言うものの、私も過去に契約期間内で終了したことがあります^^;
派遣先の担当者の言動に疑問があり、無理して続けようとしたものの、結果的に契約途中で辞めるという事態になってしまったのです。
その時の理由については、次のように正直に話しました。
下記が絶対に正解ということはありますが、特に大きな問題とならずに辞めることができた事例です。
よろしければ、参考にしてくださいませ。
・ 派遣先担当者の言動に問題があったため、現状を打破する案を考えた。
↓
・ 派遣会社の方に状況を相談の上、自分なりに努力した。
↓
・ しかしながら、先方に理解を得ることができず、このまま仕事を続けることが困難だと判断。
↓
・ 契約途中ではあったが、辞めたいという旨を派遣会社の方に伝えた。
↓
・ 契約期間途中で退職することになった。
このように、派遣先企業での環境による問題で辞める場合もあるでしょう。
感情的になると信用されにくいので、あくまで客観的事実だけを話すことが大切。
契約期間途中で辞めたとは言えども、派遣会社の方にも相談をした上でのことなので、一方的に悪者にはならなかったです。
幸いなことに、その後仕事を紹介されなくなることはありませんでした^^
ただし、派遣先企業に全く非がない場合だと、なかなか難しい問題ですね。
例えば、今の仕事が嫌だから辞めるなど、あなたの一方的な理由の場合などです。
このような場合に、ストレートに理由を伝えるのはNG。
あまりに印象が悪いです。
場合によっては、二度と仕事を紹介してくれないでしょう。
そうなれば、家族の病気・親の介護といった事実ではない理由を付けざるを得ないこともあるでしょう。
おすすめできることではありませんが、突然ぷっつり来なくなって、フェードアウトされるよりはマシです。
ただし、嘘をついただけ自分の信用が失われるという覚悟が必要なことは肝に命じておいてくださいね。
可能な限り契約期間は満了して、辞めるようにしましょう!
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まとめ
長期派遣の仕事を半年で辞める場合について、振り返っておきましょう。
◎ 契約期間満了の場合:問題なし
◎ 契約期間満了の場合:問題あり
長期派遣社員の契約は、基本的に3ヶ月や半年更新の場合が多いので、契約満了であれば、辞める理由はそれほど重要ではありません。
ただし、今の仕事が嫌だからという理由となると、印象が悪いです・・。
そのため、波風が立ちにくい理由として、以下のようなものがオススメ。
- 家庭の事情
- 別の業種でスキルアップしたい
- 正社員への転職活動をしたい
などですね。
契約期間の途中で辞める場合は、相応の理由が必要。
自己都合の場合は契約違反であることを十分理解したうえで、誠意をもって理由を伝えましょう。
場合によっては、二度と仕事を紹介してくれない可能性があるので、ご注意くださいね^^;
辞める場合の理由についても注意を払い、臨機応変な対応を意識していきましょう!