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会社を退職する際に、本当は一人一人挨拶をしたいところですが、現実的に中々そうはいきませんよね。

そこで大事になってくるのが、退職時のお礼メール

お世話になった方々への最後のメッセージともいえる退職メールですが、いったいどのような文章を書けばよいのでしょうか?

そこで知りたいのが・・・
社内の人向けの退職時お礼メール

私の部署にいた先輩の時は、感謝のこもった退職メールと最後の明るい挨拶がとても印象に残りました^^

自身の最後の印象だからこそ、ビシッとかっこよく締めたいですよね!

 
そこで今回、社内複数人へのパターンと上司へのパターンにおける、お礼メール例文をご紹介していきます。

まずは複数人向けの退職お礼メール例文を見ていきましょう。

退職する際の社内向けお礼メールの例文

社内向けのお礼メールで重要なのは、誰が見ても不快感を感じないような文章にすること。

会社の規模にもよりますが、退職メールは毎日顔を合わせる同僚から、あまり関係が深くない方に送る場合もあります。

そのため、見た人によって、悪い印象を与えるような文章ではいけません。

誰かに好かれる文章ではなく、誰にも嫌われない文章を意識しましょう。

社内複数人に向けた例文

件名:退職のご挨拶

 
各位
 
お疲れ様です。

営業部の山田です。
 
この度、一身上の都合により3月末で退社することになり、本日が最終出勤日となりました。

本来ならば直接ご挨拶すべきところですが、お会いできない方も多数いらっしゃいますので、メールでのご挨拶にて失礼いたします。
 
これまで何かと至らぬ点があり、ご迷惑をおかけすることも多々ありましたが、皆様の支えのおかげでここまでやり遂げることができました。

また、業務を通して多くの方々と関わり、その中で私自身たくさんのことを学ばせていただきました。
 
今までの経験を今後も生かしていこうと思っております。

今後、私の業務は△△さんに引き継いでいただくことになりましたので、宜しくお願い致します。
 
最後になりましたが、皆様のさらなるご健勝とご活躍を心よりお祈り申し上げます。

今まで、本当にありがとうございました。

 
営業部 山田 一郎

 
社内へのお礼メールのポイントとしては、以下のようなものがあります。

直接挨拶ができないことをお詫びする

会社の人数によっては、全員に直接挨拶ができない場合があります。

そのため、最初にメールでの挨拶になることを一言詫びておくことで、余計な波風を立てずに済みますよ。

 
退職理由は、一律で一身上の都合としておいた方が無難です。

ただし、結婚などお祝い事の場合には、理由を述べても問題ありません。

必要であれば退職後の連絡先も書く

退職後も関係が続くのであれば、差し支えない範囲で連絡先を記載しておくのもアリです。

例えば、下記のような文言ですね。

【例】
今後の連絡先が下記です。
何かございましたら、こちらへご連絡いただけると幸いです。

メールアドレス:~~@
携帯番号:×××-××××-××××

 
ただし、絶対あった方がよいというものではありません。

必要な人にだけ教えたい場合には、個別に連絡するのがよいでしょう。

 
社内複数人への退職メールは、ある程度テンプレに沿っている場合がほとんどです。

以上の事を意識することで、ある程度問題なく書くことができるはず。

 
特に悩むことになるのは、個人的にお世話になった上司に対するお礼メールの場合ですね。

次の見出しで直属の上司へ送る場合について、お伝えしていきます。

退職する際の上司へ送るお礼メールの例文

上司へのお礼メールで重要なのは、その個人へ向けた感謝を文章にすること。

不特定多数へ向けた社内へのお礼メールとは違い、メールの内容はより具体的な感謝エピソードの割合を高くします。

その点を踏まえて、下の例文を見てみましょう。

上司に向けた例文

件名:退職のご挨拶

 
○○部 △△部長
 
お疲れ様です。

営業部の山田です。
 
この度、一身上の都合により3月末で退社することになり、本日が最終出社日となりました。

本来であれば直接ご挨拶をすべきところですが、メールでのご挨拶にて失礼いたします。
 
△△部長には、入社当初からいつも気にかけていただき、非常に多くのことを学ばせていただきました。

私の業績が伸び悩んだときも、一緒に打開策を考えていただき、非常に嬉しかった思い出があります。

結果が出た時にまるで自分の事のように喜んでいただいたことは、今でも私の記憶にしっかり残っています。
 
至らぬ点が多々あったかと思いますが、本当にお世話になりました。

△△部長から教えていただいたことを糧にし、今後に活かしていきたいと思っております。
 
最後になりましたが、△△部長のさらなるご健勝とご活躍を心よりお祈り申し上げます。

今まで、本当にありがとうございました。

 
営業部 山田 一郎

 
上司に送る場合には、以下のことに気を付けましょう。

個別に送ること

複数の上司に送る場合は、一人一人に感謝の気持ちを伝えるために、個別にメールを送りましょう。

今までお世話になった感謝を伝えるという意味でも、一人一人に別のメールを送るのが礼儀といえますね。

共通のエピソードを盛り込む

共通のエピソードを盛り込むことによって、メールに特別感が出ます。

上司への感謝の気持ちも伝わりやすくなりますので、印象深かったエピソードを必ず盛り込むようにしましょう。

 
個別で親交の深い方へ送りたいという場合もありますね。

先輩・同僚・後輩へ送るパターンについても、お伝えしていきます。

親交の深い社内の人へ送るお礼メール例文

親交の深い人へ送る場合も、個人宛に送りましょう。

上司の場合と同様に、印象深かった具体的なエピソードを盛り込むことが大切です。

ただし、相手との関係性によっては、言葉遣いはある程度くだけても大丈夫です。

先輩・同僚・後輩へ送るパターンについて、それぞれ見ていきましょう。

親交の深い先輩に向けた例文

件名:退職のご挨拶

 
〇〇 様
 
お疲れ様です。

営業部の山田です。
 
この度、一身上の都合により3月末で退社することになり、本日が最終出社日となりました。

このようなことをメールでご挨拶申し上げる失礼をどうぞお許しください。

〇〇さんには、入社以来大変お世話になりました。
 
入社したばかりで、社会人として右も左も分からなかった私に、仕事に対する姿勢や仕事の進め方を丁寧にご指導いただいたこと、大変感謝いたします。

特に、XXプロジェクトの企画立案の際に頂いたアドバイスは本当に有難たかったです。

当時プレッシャーの中で精神的にも辛い思いもあったのですが、〇〇さんにかけて頂いたお言葉は今でも心に鮮明に残っています。

本当にありがとうございました。
 
私は人生の次のステージに向けて、ここで学んだことをこれからも生かして行きたいと存じます。

〇〇さんの益々のご活躍をお祈り申し上げます。

今まで、本当にお世話になりありがとうございました。

 
営業部 山田 一郎

 
続いては、親交の深い同僚に向けたパターンを見ていきましょう。

親交の深い同僚に向けた例文

件名:退職のご挨拶

 
〇〇 さん
 
お疲れ様です。

山田です。
 
先日の△△会ではお世話になりました。

直接伝えられませんでしたが、実は一身上の都合により、今月末で退社することになりました。
 
今まで同期として良き同僚として、沢山のお仕事に一緒に取り組んで来た事、本当に感謝しています。
 
〇〇さんには沢山助けられたし、沢山のことを教えられました。

仕事に熱心に取り組む〇〇さんの姿は、私にとって刺激になりましたし同士として心強かったです。
 
来月からは違う畑で一から再出発です。

仕事を離れても、また別の機会に近況報告をしあえたら嬉しいです。
 
最後になってしまいましたが、〇〇さんのますますのご活躍とご健勝をお祈りしています。

今まで本当にありがとうございました。

 
山田 一郎

 
最後に、親交の深い後輩に向けたパターンを見ていきましょう。

親交の深い後輩に向けた例文

件名:退職のご挨拶

 
〇〇 さん
 
お疲れ様です。

山田です。
 
〇〇さん、△△プロジェクトは順調に進んでいますか?

今日は突然のお知らせなのですが、私は一身上の都合により今月末で退社することになりました。

このような突然のメールで、退社のご挨拶メールを差し上げる失礼をどうぞお許し下さい。
 
少し前から、機会があったら直接お話したいと思っていたのですが、引継ぎなどに忙殺されていて機会を逸してしまいました。

〇〇さんが入社してプロジェクトに加わってくれてから、うちの課は本当に明るくなったし、雰囲気が変わりました。

持ち前の明るさと素直さのおかげです。

これからも有望なチームの一員として、沢山のことに挑戦していって下さいね。
 
会社を離れても、〇〇さんのことを応援しています。

ますますのご活躍とご健勝をお祈りしています。

今まで本当にありがとうございました。

 
山田 一郎

 
個別メールは、親交の深い人だけに送ることで問題ありません。

全員にこのようなメールを送ってもキリがないですからね^^;
 

これらの場合にも、会社や個人についてマイナスをイメージさせる言動は控えましょう。

今までの感謝の気持ちを伝えるという意識を第一に持つようにすることが大切。

 
最後にお礼メール全体を通して必ず押さえるべきポイントを紹介します。

次の見出しでそのポイントを3つお伝えしていきますね!

必ず押さえるべき3つのポイントとは?

退職のお礼メールを送る上で、欠かしてはいけないポイントがあります。

それが以下の3つ。

  • 最終出勤日に送ること
  • 感謝の気持ちを入れる
  • 複数人に送る場合はBcc

それぞれのポイントについて、詳しく見ていきましょう。

① 最終出勤日に送ること

退職のお礼メールは、いわば最後の挨拶

そのため、送信するのは最終勤務日がよいです。

ちなみに、送信するタイミングは、メールのやり取りが多い時間帯である9時~16時はなるべく避けましょう。

退社1時間前位がベストなタイミングです。

② 感謝を中心とした内容にする

本文にはお世話になったことへの感謝を中心に述べましょう

当たり前のことですが、マイナスな内容は控えること。

会社や上司などに対して色々と思うことがあるかもしれませんが、ここでは絶対にやめましょうね^^;

③ 複数人に送る場合はBcc

社内向けの退職お礼メールは、多数の人に送信することになります。

中にはプライバシーを守ることを非常に気にする人もいるので要注意。

他の人のメールアドレスを受信者が確認できないBccでメールを送るようにしましょう。

そうすれば、誰に対して同時に送っているのかを受け手側は分かりません。

 
もしもプライバシーの件でトラブルを招いてしまっては、台無しになってしまいます。

一斉に送る場合には、Bccにするということを頭に入れておきましょう。

まとめ

社内の人に対する退職時のお礼メールのポイントを振り返っておきましょう。

<退職時のお礼メールのポイント>
① 最終出勤日に送ること
② 感謝の気持ちを入れる
③ 複数人に送る場合はBcc

 
お礼メールなので、感謝の気持ちが伝わるように心掛けましょう。

マイナスな内容は書かないこと。

お礼メールとしての意味がなくなってしまうので、あくまで感謝を中心とした文章にすべきです。

 
お世話になった上司には、思い出に残ったエピソードを盛り込んで、感謝の気持ちが伝わるよう意識することが大切。

その場合には、一人一人に個別のメールを送りましょうね。

 
最後のお礼メールの内容次第で、あなたの最終印象も左右されます。

冒頭で述べた私の先輩は、誰かが退職するたびに、良かった例として未だに比較対象として話題になるほど^^

そこまでいくと少し特別かもしれませんが、マナーを守ったお礼メールを送ることで悪い印象は避けることができます。

 
今回紹介したポイントを踏まえた上で、自分の気持ちが伝わるようなお礼メールを作成していきましょうね!