派遣社員が休む場合には、どんな理由で伝えるのがいいんだろう?
体調不良やプライベートの用事などで、休みを取りたい時がありますよね。
そんな場合には、休暇を取る旨の連絡をしなければなりません。
そこで悩んでしまうのが、休みたい時の理由の伝え方。
派遣社員が休む場合の理由は、どんな内容にすればよいのでしょうか?
そこで今回お伝えするのが・・・
派遣社員が休みを伝える場合のマナー
休みを取る場合は、少なからず職場の方たちに影響があります。
そのため、迷惑をかけることがないよう、きちんとマナーを踏まえた対応をしたいもの。
ただし、単に休む場合と言っても、次のような2パターンがあります。
それが・・・
- 当日急に休む場合
- 事前に休みを申請する場合
ですね。
それぞれのパターンで休む場合の理由と対応方法をお伝えしていきます。
まずは、当日急に休む場合から見ていきましょう!
目次
当日に休む場合の理由とは?
当日になって、今日は休むという決断をする場合がありますね。
派遣社員が出勤日当日に休む際には、どんな理由で伝えることが想定されるでしょうか?
主な理由が次の3つ。
それが・・・
- 体調不良
- 家庭の事情
- 身内の不幸
それぞれの理由について、見ていきましょう。
体調不良
一言で体調不良と言っても、様々な症状があります。
体調不良の代表的な症状が下記。
- 風邪
- 頭痛
- 腹痛
- 吐き気
- 発熱
体調不良にも関わらず無理に出勤すると、周りに迷惑をかけることになります。
休みたい旨を連絡し、早い段階で復帰できるよう安静を心掛けましょう。
家庭の事情
家庭の事情にも、様々な理由があります。
例えば・・・
- パートナーの体調不良
- 子供の病気
- 突発的な親の看病・介護
などがあるでしょう。
家庭の事情の場合には、医療機関に連れて行ったり、看病したりする場合が多いです。
家庭の事情で当日に休むわけなので、周囲から悪口を言われないよう、日々の仕事をしっかりとこなしていることが大切。
身内の不幸
身内の不幸によって、休む場合もありますね。
体調不良と同様で、いつ身内に不幸が起こるかは分からないもの。
実家への帰省・葬儀の準備・様々な手続きなど、対応すべきことが色々とあります。
精神的にダメージを受けている中で大変ですが、休みを取る連絡はしっかりと入れましょうね。
いずれも突発的に生じる理由ばかりです。
当日に休みを取る場合には、どのように連絡すればよいのでしょうか?
次の見出しでは、当日に休む場合の連絡方法についてお伝えしていきますね。
当日の連絡手段は必ず電話で!
当日急に休むことになった場合、始業前に電話で連絡を入れましょう。
派遣社員の場合は、次の2ヶ所に連絡をする必要があります。
それが・・・
- 派遣先の上司
- 派遣会社の担当者
まずは派遣先の上司に連絡し、それから派遣会社の営業担当社員に連絡を入れる流れです。
電話で連絡する際の話し方例をご紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
まずは、派遣先の上司に連絡をする場合から見ていきましょう。
派遣先の上司に連絡する場合の伝え方例
体調不良の場合
おはようございます。派遣社員の〇〇(あなたの名前)です。
今朝から体調が悪く、38度の熱と頭痛があります。
急で申し訳ありませんが、本日はお休みをいただきたいと思います。
後ほど医療機関を受診する予定です。
ご迷惑をお掛けして申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。
家庭の事情の場合
最初と最後の挨拶は体調不良の伝え方と同じなので、理由の部分だけご紹介しますね。
子供が昨晩から発熱し、本日も体調が悪い状態です。
私が看病する必要があるので、本日はお休みをいただきたいと思います。
身内の不幸の場合
こちらも理由の部分のみご紹介します。
本日の早朝に、実家の母が急逝したとの連絡が入りました。
これからすぐに実家に帰省するため、本日はお休みをいただきたいと思います。
朝の忙しい時間帯なので、休む旨と理由を簡潔に述べましょう。
あなたの代わりに業務をやってもらう必要があれば、然るべき人に電話を取り次いでもらい、用件を伝えてくださいね。
なるべく周りの方に迷惑を掛けないという意識が大切です。
派遣先への連絡が済んだら、次は派遣会社の担当者に連絡を入れます。
こちらもなるべく始業前に、電話で連絡をしてくださいね。
派遣会社の担当者に連絡する場合の伝え方例
おはようございます。
〇〇社に派遣されている〇〇(あなたの名前)です。
本日吐き気と頭痛があり、仕事に行くことが難しい状態です。
派遣先の〇〇部長には先程電話で連絡をしまして、お休みの許可をいただきました。
ご迷惑をお掛けしますが、よろしくお願いいたします。
派遣会社の担当者に連絡する場合には、派遣先には既に連絡をしたと伝えるのがポイント。
休む許可をもらった旨を伝えると、話がスムーズです。
家庭の事情、身内の不幸でお休みする場合については、理由の部分を変えればOKです。
先程ご紹介した、派遣先の上司へ伝える場合の理由例を参考にしてくださいね。
これで、当日休む場合の連絡方法や理由について、お分かりいただけたかと思います。
ちなみに、事前に休む場合には、どう対応すればよいのでしょうか?
次の見出しでは、事前に休む場合の理由について、ご紹介していきますね。
事前に休む場合の理由とは?
事前に予定がわかっていて、休みを伝えておくという場合もありますね。
派遣社員が事前に休む旨を伝える際には、どんな理由で伝えることが想定されるでしょうか?
主な理由が次の3つ。
それが・・・
- 結婚式
- 公的な手続き
- 私用
それぞれの理由について、見ていきましょう。
結婚式
身内の他に友人の結婚式の場合があるでしょう。
案内状は前もって届いているはずなので、あらかじめ結婚式の日時が分かっていると思います。
派遣先になるべく迷惑を掛けないよう、早めに休みを申請してくださいね。
仕事の段取りもしっかりと整えておきましょう。
公的な手続き
公的な手続きは、平日にしかできないことも多いもの。
例えば・・・
- 役所での手続き
- 運転免許の更新
- 資格の更新
- 確定申告
などが挙げられます。
前もって日程の段取りが組めるはずなので、早めに休みの申請をしましょう。
私用
医療機関への通院や、プライベートな予定などで休みたい場合もありますね。
理由を述べたくない場合には、休みの申請理由は「私用」でも問題ないです。
ただし、仕事の調整がきちんと出来ていることが前提。
いつ休むのかを事前に決めておき、周りに迷惑が掛からない日程で調整しましょう。
ちなみに、事前に休みを取る場合には、どのように連絡すればよいのでしょうか?
次の見出しでは、事前に休む場合の連絡方法についてお伝えしていきますね。
事前の場合には電話でなくてもOK
当日急に休むことになった場合は、電話連絡がベストな連絡手段。
しかし、事前にお休みを申請する場合は、必ずしも電話である必要はありません。
直接の口頭・電話・メールなど、あなたが伝えやすい手段でOK。
伝えるべき相手にきちんと伝わり、お休みを取ることに了承を得られれば問題ありません。
伝え方は当日休むよりもずっと楽です。
伝え方の例を下記にご紹介しますね。
◯月◯日に〜のため(休む理由)、休みをいただきたいと思っております。
仕事の段取りはきちんとしておきますので、休みを申請して問題ないでしょうか?
ただし、派遣先によっては、
- 所定の用紙に記入をして提出
- 所定のフォーマットに入力をして担当者に申請
などのルールを設けている場合があります。
休みの申請については、周りの先輩派遣社員や、派遣先の社員に確認した方がよいでしょう。
派遣先に休みの申請をして了承を得たら、派遣会社の担当者への連絡も忘れずに。
あなたの雇用主は、あくまで派遣会社。
休みに関することも、しっかり伝えてくださいね!
まとめ
派遣社員が休む場合の理由について、振り返っておきましょう。
【当日に休みを伝える場合】
① 体調不良
② 家庭の事情
③ 身内の不幸
【事前に休みを伝える場合】
① 結婚式
② 公的な手続き
③ 私用
当日に休む場合は、必ず始業前に電話で連絡をしましょう。
朝はどこの会社もバタバタしていることが多いので、用件を簡潔に伝えてくださいね。
また、事前に休みを申請する場合の連絡手段は、電話である必要はありません。
口頭・電話・メールなど、あなたが伝えやすい手段でOK。
伝えるべき相手に伝わっていて、了承が得られていれば問題ないです。
ただし、派遣社員は一ヶ所だけに連絡をすればよいわけではありません。
派遣先の上司に連絡をして許可をもらえたら、派遣会社の担当者にも連絡しましょう。
体調不良など突発的な事由は、いつ・誰にでも起こりうること。
こればかりは仕方がないことですが、始業前に電話連絡を行い、しっかりとマナーを踏まえた対応をしましょう。
事前に休みを申請する場合は、仕事に支障が出ないよう、十分に配慮をして早めに申請してくださいね!