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職場見学ではどんなことが質問されやすいんだろう?

 
派遣会社から仕事を紹介されて、職場見学(顔合わせ)を行うことになっている状況かと思います。

職場見学とはいうものの、実質的には面接みたいなもの。

 
派遣会社の担当者が派遣先のリクエストに合致すると判断することによって、職場見学が実現します。

そのため、あなたに特別問題がなければ、内定をもらえる可能性が高いでしょう。

ただし、そこで避けて通れないのが、職場見学時にされる質問に答えること

 
派遣職場見学での質問は、どんな内容が多いのでしょうか?

そこで今回お伝えするのが・・・
鉄板の質問5例とその返答例
 
派遣先から質問をされた時に、しっかりと答えることができなければ、採用が遠のいてしまうでしょう。

コミュニケーション能力が低いと思われる可能性もあります^^;

 
そんなことにならないよう、事前にしっかりと準備をしておきたいもの。

聞かれる質問はある程度決まっています。

そのため、特に聞かれやすい5つの鉄板質問はしっかりと押さえておきましょう!

 
また、どう答えればよいかの返答例もご紹介しますね。

NG例もお伝えするので、ぜひ参考にしてくださいませ。

 
それでは、職場見学で聞かれやすい質問5つを見ていきましょう。

職場見学で聞かれやすい定番質問5つとその回答例

職場見学では、「わが社で働いてもらうにあたり問題がない人物か」「しっかりと働いてくれそうか」を見極められます。

 
派遣先が特に知りたいのは、以下のようなこと。

それが・・・

  • 仕事に関心・やる気を持っているか?
  • 契約期間をしっかりと満了してくれるか?
  • 仕事をやるうえで必要なスキルはあるのか?

個人的なことを根ほり葉ほりきかれることは、まずありません。

 
以上のことを踏まえて、よくある5つの質問についてOK例とNG例を見ていきましょう!
 

この仕事に応募したきっかけを教えてください

「正規雇用の採用面接ならともかく、派遣でもこんな質問があるの?」と思うかもしれません。

本音を言えば「条件が良かった(自分に合っていた)から」だと思うので^^;

 
ですが、それをそのまま言ってしまうのは、社会人としては不適切。

派遣での紹介の仕事は会社で選ぶより、仕事内容で選ぶことが多いです。

そのため、志望動機を聞かれたら「御社で働きたい」というよりも、この仕事をしたいという趣旨で話すのがよいでしょう。

OK例

あなたあなた

これまで3社で一般事務の仕事をしてきました。

社員を身近にサポートすることができ、やりがいを感じる仕事だと思っています。

募集要項から、今までの経験を活かせると思い応募しました。

あなたあなた

今まではデータ入力など、パソコンを使う仕事に多く携わってきました。

ただ、人と関わることが好きでもっと多くの人たちと関われる仕事に就きたいという気持ちが強くなってきました。

細かい仕事にも強いという利点を活かし、今回の仕事に応募いたしました。

  • 今まで経験してきたから強みを活かせる
  • 経験していないが、やる気があって挑戦したい

というように、前向きな回答で伝えましょう。

NG例

あなたあなた

派遣会社から紹介されて、残業もないし契約条件がよかったからです。

あなたあなた

家の近くで、通勤も便利だからです。

このように、自分の都合だけで選びましたという回答は好ましくありません。

相手(派遣先)のことを考えた内容で伝えるようにしましょう。
 

今までの職歴を教えてください

転職を繰り返していたり、短期派遣で多くの会社を渡り歩いていると「全部言わないといけないの?」と思うでしょう。

職歴が多い場合は、派遣先と関わる業務に絞るようにしてくださいね。

 
また、派遣経験がない場合についても、お伝えしていきます。

OK例

派遣経験ありの場合

  

あなたあなた

これまで派遣された2社では、営業事務の仕事を行いました。

どちらも外勤の営業担当者から頼まれた資料作成や、発注の仕事をしていました。

営業担当者の予定に合わせて資料を準備しておくなど、相手がどんなことを求めているのかを意識してきました。

派遣経験なしの場合
あなたあなた

専門学校を卒業して〇年間、食品会社で営業の仕事をしていました。

クライアントとのコミュニケーションを大切にしており、お店に顔を出した際には、「今何が必要なのか」を常に考えて提案していました。

その結果、「あなたから買いたい」と言っていただけることが多くなり、コミュニケーションスキルが身についたことを実感しています。

派遣経験の有無に関わらず、どんなことをしてきたのかを具体的に伝えましょう。

その中での成果や身についたことなどがあれば、あわせて伝えるといいですね。

NG例

あなたあなた

営業事務の仕事で、マニュアルがあったのでそれを見て伝票の処理をしていました。

あなたあなた

受付の仕事で、お客様応対をしていました。

マニュアル通り、もしくは言われたことだけしていたというのでは、印象がよくありません。

「自分の意思で動いていない」と感じられる内容は避けましょう。
 

スキルを教えてください

スキルについて聞かれた際には、持っている資格や技術などを具体的に答えましょう。

スキルについて質問をされたら、使える・使えない、できる・できないを明確に答えてくださいね。

OK例

あなたあなた

経理の仕事をしていた時に専門知識があった方が良いと思い、簿記3級を取得しました。

あなたあなた

秘書検定2級を持っていますので、お客様対応や接客が得意です。

あなたあなた

今までの仕事で「Word、Excel、Power Point」と使っていました。

資料作成やプレゼンテーションなど、基本的な使い方に関しては問題ありません。

  • 資格を取得した意図
  • 資格をどう活かしているのか

などを答えることができるとなおよいですね。

もし資格を持っていない場合には、3つ目の例のようにどんなことができるかを伝えましょう。

NG例

あなたあなた

資格は何も持っていません。

あなたあなた

パソコンは学生の時に一太郎を使っていました。

資格を持っていないとそのまま伝えるのは、印象がよくありません。

先程のOK例のように、何らかしらできることを伝えましょう。

また、一般的ではないソフトなどの場合は、相手に伝わらない可能性があることも頭に入れておいてくださいね。

いつから働くことができますか?

派遣先は、「すぐにでも派遣社員に来てほしい」と思っている可能性があります。

しかし、相手に合わせ過ぎて、準備期間や都合を無理する必要はありません

もちろん即日働けるなら、その旨を伝えてもOKです。

OK例

あなたあなた

2日ほど準備期間としていただきたいので、3日後から出社可能です。

あなたあなた

個人的都合で恐縮ですが、今家族の通院の付き添いをしています。

2週間通院の必要があるので、それが終わり次第出社可能です。

内定をもらいたいからといって、無理なスケジュールを伝えることは控えましょう。

あなたが問題なく出社できる日程を伝えてくださいね。

NG例

あなたあなた

雇ってもらえるなら、すぐにでも来ます。

言い方には十分注意しましょう。

「雇ってもらえるなら」というような、上から目線に捉えられる回答は控えてくださいね。
 

前職の退職理由を教えてください

派遣の契約満了で退職したということであれば、何の問題もありません。

ただし、人間関係が嫌で辞めた・仕事が辛くて辞めたなど、ネガティブな理由は言わない方がよいでしょう。

OK例

あなたあなた

結婚を機に引っ越しすることになり、前職を退職しました。

あなたあなた

前の派遣先が2年の契約でしたので、契約満了で退職しました。

あなたあなた

前職ではデータ入力の仕事をしていましたが、より多くの人と関わりたいと思い退職しました。

辞めた理由については、明確に伝えるようにしてくださいね。

ただし、ネガティブな理由にはならないよう、注意をしましょう。

NG例

あなたあなた

前職では残業が多く、自分の時間が全く取れないので退職しました。

あなたあなた

前職は自分の考えていた仕事を違うと感じ、退職しました。

会社で働くということは、組織の一員としての自覚が大切。

「自分の都合」や「独りよがりな考え」で辞めたという理由は避けましょう。

個人的な事情ばかり話すと、扱いにくい人という印象になりがちなので、気を付けてくださいね。

 
ここまで聞かれやすい鉄板質問とその返答例について、お伝えしてきました。

もしかすると、答えにくい質問が来る可能性もあります。

そんな場合には、どう返答すればよいのでしょうか?

 
次の見出しで見ていきましょう。

答えにくい質問が来たらこう返答しよう

あなたの経歴については、派遣会社からのスキルシートである程度把握していると考えておきましょう。

そのスキルシートを見て、気になることを質問されることもあります。

 
下記のような答えにくい質問が来た場合には、どう返答すればよいのでしょうか?

こちらはOK例でご紹介しますね。
 

未経験の仕事を希望する理由

未経験の仕事に挑戦する場合もありますね。

例えば、今まで販売の仕事ばかりだったのに、今回は事務の仕事というような場合です。

 
このような場合には、次の質問をされるかもしれません。

派遣先の担当者派遣先の担当者

今までは店頭でのお客様対応が多いようですが、事務職は初めてですか?

要は「経験はないけど、大丈夫なの?」ということです。

 
そんな場合でも、今まで経験した仕事との関係性を見つけることが大切。

例えば接客の仕事でも、書類の整理や伝票の整理など、少しは事務に関する仕事がありますよね。

少しでも関連性のあることを見つけて、そこをアピールしましょう。

 
返答例をご紹介しますね。

あなたあなた

お客様の対応が多かったですが、販売をする上で商品説明の資料を作成したり、入出金の伝票をつける事務仕事もありました。

Excelのソフトを利用して、売上・在庫管理もしていましたので、これらの経験を活かすことができると思います。

事務職は初めてですが、パソコン操作など自分のスキルアップのためにもしっかり勉強して、事務職に挑戦をしたいと考えております。

派遣社員にはある程度の即戦力が求められますので、全く未経験というのは先方も不安になるでしょう。

他人からすると全く関係ない職業に見えても、何らかしらの接点が必ずあるはず。

 
それに加えて、未熟だから勉強も必要という謙虚さと前向きさをアピールできるとGOODです!

職歴が多い理由

職を転々としていると、「この人は長続きしないのかな?」とマイナスに取られがち。

ですが、事情があって転職していることでしょう。

 
このような場合には、次の質問をされるかもしれません。

派遣先の担当者派遣先の担当者

いろいろな仕事を経験されているようですが、どうしてですか?

要は「採用しても直ぐ辞めないよね?」ということを確認するための質問。

 
もし転職を余儀なくされたということであれば、相手に事情が伝わるような説明をしましょう。

あなたあなた

父の介護が必要になり、残業ができない時期がありました。

その時に勤めていた会社は残業が多く、また転勤の話も出ました。

母一人に介護の負担をかけられないと思い、就業時間を重視した結果、何度か転職をしました。

今は父と母の生活はヘルパーさんなどの助けを借りて落ち着いたので、契約期間をしっかりと満了します。

もし派遣先が多く変わっているようであれば、次のように答えるとよいでしょう。

あなたあなた

短期の派遣の案件に携わることが多くありました。

私は色々なことに挑戦したいと思い、一般事務・データ入力・販売サポートと複数の職種に携わってきました。

しかし、いずれも契約期間を満了して終えています。

今回も契約をしっかりと満了できるよう、精一杯努めてまいります。

職歴が多いことを上手くプラスに持っていきましょう。

「すぐ仕事を辞められないかな?」「契約期間を満了してくれるのだろうか?」という派遣先の不安を解消する意識を持ってくださいね。
 

派遣の仕事を選んだ理由

仕事には正社員・契約社員・パートなどがありますが、なぜ派遣という仕事を選んだのかを聞かれる場合もあります。

その時に、派遣社員しか選択肢がなかったからと答えるのはNG。

 
相手にマイナスの印象を持たれないような理由を考えましょう。

派遣先の担当者派遣先の担当者

どうして派遣社員という働き方を選んだのですか?

このような質問をされた場合には、自分のライフスタイル派遣のメリットを交えて回答するとよいでしょう。

あなたあなた

子供がまだ小さく、体調を崩すことがあります。

派遣社員の場合だと、仕事内容・勤務時間・就業場所など、ある程度条件に沿った働き方が可能です。

今は家庭の方に重心を置いているので、派遣で仕事をする方が私に合っています。

とはいえ、仕事を軽んじているわけではありません。

責任感をしっかり持って、任された仕事を行って参ります。

このようにきちんと理由付けをして答えてくださいね。

「そのときの流れで…」「派遣社員しか選択肢がなかったから…」という返答は避けましょう。

 
しっかり自己分析を行い、責任感が伝わる回答を心がけてくださいね!

まとめ

派遣の職場見学で聞かれやすい質問について、振り返っておきましょう。

【職場見学での鉄板質問5例】
① この仕事に応募したきっかけを教えてください
② 今までの職歴を教えてください
③ スキルを教えてください
④ いつから働くことができますか?
⑤ 前職の退職理由を教えてください

 
このように聞かれやすい鉄板質問は、あらかじめどう返答するかを考えておくことが大切。

万が一、返答にあたふたしてしまえば、それだけで印象がマイナスになってしまいます。

しっかりと準備をしてくださいね!

 
たとえ、答えにくい質問が来たとしても、焦らないようにしましょう。

ネガティブな返答にならないような意識を持ってくださいね。

最後は前向きな意見でまとめることをオススメします^^

 
質問に答えるためには、動機や理由をしっかりと説明できることが重要。

常日頃から「なぜ?」「どうして?」ということを考えながら行動をしてくださいね。

 
鉄板質問に対してどう返答するかを頭に入れ、好印象を獲得していきましょう!