社外で研修を受けてお礼メールを送ろうとした際、どんな内容にすればよいか迷ったことはありませんか?
例文は多く出てくるものの、どう自分に合てはめればいいかわかりにくい。
つまり・・・
例文と押さえるべきポイントを知りたい
私自身過去に社外研修のお礼メールを送ろうとした際に、こんなことを思ったんですね^^;
そこで、研修のお礼メールを社外へ送る場合の例文をご紹介していきます。
あなたに合う例文があれば、テンプレとしてご活用くださいませ。
また、カスタマイズする場合には、どんなポイントを意識すればいいか気になるもの。
そんなポイントについてもお伝えしていきますね!
まずは、例文について見ていきましょう。
目次
社外研修後のお礼メール例文
まずは、営業研修を受けた場合のお礼メール例文です。
【例文①:営業研修のお礼メール】
株式会社 △△
人材開発部
鈴木 太郎 様
平素より大変お世話になっております。
株式会社ビジマナねっとの山田でございます。
この度は、営業研修の機会を設けていただき、 誠にありがとうございました。
お客様へのアプローチの実習において、今までの私の言葉遣いが相手に不快な思いをさせていた可能性があることを知りました。
本日より早速、「なるほど」を使わず、「おっしゃる通りです」という言葉に言い換えることができました。
教えていただいたことを実践して、顧客満足度を高めて参ります。
今後ともご指導の程、宜しくお願い申し上げます。
株式会社ビジマナねっと
営業部
山田 一郎
続いて、ビジネスマナー研修を受けた場合のお礼メール例文です。
【例文②:ビジネスマナー研修のお礼メール】
株式会社 △△
人材開発部
鈴木 太郎 様
いつもお世話になっております。
株式会社ビジマナねっと新人の山田と申します。
先日はお忙しい中、ご指導いただきありがとうございました。
ビジネスマナーは「相手を思う心」が大切であることをご指導いただき、とても勉強になりました。
「仕事のできるビジネスパーソンこそビジネスマナーを本当に大切にしている」という言葉が特に印象に残っております。
社会人の基本である挨拶を自分自身から行うことを常に意識できるようになりました。
ご指導いただいたことを実践し、日々精進して参ります。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
株式会社ビジマナねっと
総務部
山田 一郎
最後に、新人研修を受けた場合のお礼メール例文です。
【例文③:新人研修のお礼メール】
株式会社 △△
人材開発部
鈴木 太郎 様
お世話になっております。
株式会社ビジマナねっと新人の山田と申します。
この度は、研修をご実施いただき大変お世話になりました。
名刺交換は役職が上の人からの順に行うことがマナーであることを深く理解しました。
また、名刺交換は個人同士のやり取りという意味だけではなく、会社同士の交流でもあることを意識できるようになりました。
今回学んだことを実践し、早く一人前の社会人になりたいと思っています。
今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。
株式会社ビジマナねっと
総務部
山田 一郎
3つのお礼メール例文をご紹介してきました。
例文をテンプレにして、あなた自身が体験したこと・思ったことを盛り込むと、相手に気持ちが伝わりやすくなります。
どんなポイントに注意すると、よいのでしょうか?
まず1つ目のポイントを見ていきましょう。
ポイント①:件名と本文はともに簡潔にすること
研修を受けた担当者にお礼メールを送る場合は、件名と本文はともに簡潔にすることが大切。
下記のようにシンプルな件名が理想的です。
パッと見て分かる件名だと、受け手に目を留めてもらいやすくなります。
- 営業研修のお礼(会社名・名前)
- 研修ではお世話になりました(会社名・名前)
また、本文は要点を絞って簡潔に述べるようにしましょう。
長々と書くと、要点が伝わりにくくなってしまい、読む方が疲れてしまうからです。
お礼を述べた後に、研修で学んだ内容で特に印象に残っていることを1つ(多くても2つまで)書きましょう。
そして、これからの仕事にどう活かすかの抱負があるといいですね。
構成は下記のイメージです。
↓
特に印象に残った内容
↓
抱負
↓
結び
後ほど具体的な例文をお伝えしますね!
研修を受けた後のお礼メールは、早いタイミングで送ることが大切。
どのくらいのタイミングで送るのが理想的なのかを次の見出しで見ていきましょう。
ポイント②:早いタイミングで送ること
早いタイミングとは、どのようなタイミングでしょうか?
最も理想的なのが、研修が終わった後の当日。
当日中が難しければ、翌日中には送るようにしましょう。
2~3日経ってからお礼メールを送るのは、遅すぎです。
相手からの印象が悪くなってしまう可能性があります。
自分が相手側の視点に立つと分かりやすいと思います。
例えば、あなたが相手に物事を教えてからのお礼が2〜3日後だと、「遅すぎだな」と思いますよね。
お礼メールでも、これと同じことが言えるのです。
お礼メールは早く送ることは礼儀正しいビジネスマンのマナー。
スピード感を大事にしていきましょう!
また、お礼メールの内容は、具体的にすることが大切です。
内容について、次の見出しで見ていきましょう。
ポイント③:研修で学んだ具体的な内容を入れること
研修の具体的内容をメール本文に入れることは、どういう意味があるのでしょうか?
それは・・・
感謝の気持ちが伝わりやすくなる
具体的な内容が入っていないお礼メールは、特徴がなく気持ちもこもっていないように感じてしまいます。
例えば、「勉強になりました」や「貴重な体験」だけの場合ですね。
一体、研修で何を習得できたのか、受け手にまったく伝わりません。
うわべだけのお礼メールの印象を与えてしまいます。
相手に感謝の気持ちを伝えるためには、内容を具体的にして、心のこもったメールとなるよう意識することが重要。
どんなことがあなたに有益だったのか、勉強となったのかをしっかりと盛り込むようにしましょう。
例をいくつか挙げますね。
【例】
・「基礎だけでなく実戦的トレーニングによって、営業戦略の幅が広がりました。」
・「コンプライアンスの遵守が、会社の長期的な成長に必要であることが理解できました。」
・「著作権にかかわるテキストや画像の取り扱いが明確で、コンプライアンスの重要性が理解できました。」
研修のお礼メールで、内容が具体的に示されていることは、受け手にとって研修の成果を確認できることでもあります。
あなたにとって有益だったことをしっかりと盛り込むようにしましょう。
まとめ
社外研修のお礼メールを送る際のポイントについて、振り返っておきましょう。
① 件名と本文はともに簡潔にすること
② 早いタイミングで送ること
③ 研修で学んだ具体的な内容を入れること
社外研修を受けた際のお礼メールは、件名と本文はともに簡潔にすることが大切。
要点を絞ることで、特に相手に伝えたいことを明確にするためですね。
タイミングは研修修了の当日もしくは翌日に送ることが大事。
遅いと印象が悪くなってしまうこともあります。
スピード感を意識していきましょう。
また、相手に感謝の気持ちを明確に伝えるためには、内容を具体的にすること。
あなたに有益だったのはどんなことなのかを、文章中にしっかりと盛り込むようにしましょう。
私自身最初は、具体的な内容を入れることに少し苦労しました・・。
そんな場合には、相手(受け手)の立場になってみると書きやすくなりますよ(^^)
3つのポイントを意識し、相手がもらって喜ぶお礼メールにしていきましょう!