いつもお世話になっているお得意さま。
接待が終わるとホっとして、ついついお礼メールを送り忘れてしまうこともありますよね。
本来であれば、お招きしたしたこちら側から先に送りたいところ。
しかし、先に先方からお礼メールをいただいてしまうことがあります。
そんな、相手から先にお礼メールをもらってしまった場合。
どのように返信すれば先方に感謝の気持ちが伝わるメール返信ができるのでしょうか?
いざ、パソコンを開いてメールを返信しようとすると・・・・
- 返信にどんなことを書くべきかわからない
- 相手に失礼がないような文章にしたい
- これからも相手の方とお付き合いしていきたい
このようなことで悩んでしまいますよね^^;
そこで知りたいのが・・
お礼メールへの返信内容の文例
取引先や顧客へ向ける文章なので、ビジネスマナーをしっかり踏まえて書きたいもの。
そこで、シチュエーション別に基本・会食・ゴルフの3パターンの文例をご紹介していきますね。
また、返信メールで気をつけるべきポイントについてもお伝えしていきますので、相手に感謝が伝わる文章を書いていきましょう!
それでは、接待のお礼メールへの返信についてお伝えしていきますね。
目次
接待のお礼に対する返信メール文例
接待のお礼メールの内容に関しては比較的イメージしやすいですが、お礼に対する返信メールはどう書けばいいか迷いますよね。
私自身がそうでした^^;
そこで、ビジネスマナーを踏まえた返信メールの例文を3パターンお伝えしていきますね。
まずは、お礼に対して基本的な返信パターンを見ていきましょう!
【基本的なパターン】
株式会社○○
○○ ○○ 様
いつもお世話になっております。
株式会社ビジマナねっとの山田です。
昨晩は食事会にご参加いただき、誠にありがとうございました。
競合他社に打ち勝った販売成功のご経験談を伺うことができ、非常に勉強になりました。
今後とも末永くお付き合いをさせていただきたく存じます。
どうか返信はお気を遣われませんように。
株式会社ビジマナねっと
営業部 山田 一郎
〒123-4567
東京都目黒区××××1-23 ○○ビル5F
TEL:03-××××-××××
FAX:03-××××-××××
メール:××××××@×××.co.jp
シンプルに返信するパターンです。
食事会に来てくれたことに対するお礼だけでは、定型文の印象を与えがち。
そうならないよう、相手の話の内容が自分に有益だった旨を入れるようにしましょう!
これを入れるだけでも、オリジナルな文章感が強くなりますよ(^^)
【接待が会食のパターン】
株式会社○○
営業部 課長
○○ ○○ 様
平素より大変お世話になっております。
株式会社ビジマナねっとの山田でございます。
先日はお忙しい中、会食の時間を割いていただきまして、誠にありがとうございました。
また、丁重にメールを送っていただき大変恐縮です。
〇〇様のお席でのご提案は、弊社では気付くことの出来なかった着眼点と発想で、大変参考になりました。
ご提案いただいた内容を近いうちに実現出来るよう、早速本日より準備を進めて参ります。
これを機に末永くお付き合いくださいますよう、よろしくお願いいたします。
株式会社ビジマナねっと
営業部 山田 一郎
〒123-4567
東京都目黒区××××1-23 ○○ビル5F
TEL:03-××××-××××
FAX:03-××××-××××
メール:××××××@×××.co.jp
会食で接待した場合のお礼メールに対する返信文です。
時間を割いて会食の場に来てくれたこと、お礼メールをくれたことへの感謝の気持ちを伝えています。
相手の話が有益だった旨を伝え、相手を敬うことを意識しています。
例文のように、行動に結びつけている点があれば、よりGOODです。
【接待がゴルフのパターン】
株式会社○○
部長 ○○ ○○ 様
いつもお世話になっております。
株式会社ビジマナねっとの山田です。
このたびはお忙しい中、弊社主催のゴルフコンペにお越しいただきまして、誠にありがとうございました。
〇〇様とは同じ組でご一緒させていただき、大変感謝しております。
〇〇様のおかげで、楽しいひと時を過ごすことができました。
また、ゴルフだけではなく、仕事面に関しても貴重なアドバイスをお聞きすることができ、大変勉強になりました。
今後ともご指導の程、よろしくお願い申し上げます。
株式会社ビジマナねっと
営業部 山田 一郎
〒123-4567
東京都目黒区××××1-23 ○○ビル5F
TEL:03-××××-××××
FAX:03-××××-××××
メール:××××××@×××.co.jp
ゴルフで接待した場合のお礼メールに対する返信文です。
まずは会場に足を運んでくれたことへ感謝の気持ちを伝えています。
ラウンド中に仕事面の話が出た場合には、ぜひ盛り込むようにしましょう。
今後の仕事面で良い方向につながるきっかけとなる可能性が出てきます。
取引先や顧客からのお礼への返信メールを送る際には、ぜひ意識したい書き方のポイントが3つあります!
まずは1つ目の書き方のポイントについて見ていきましょう。
ポイント①:時間を割いて来てくれたことへの感謝を伝える
相手の方は、忙しい中時間を作って来てくれていることでしょう。
そのため、時間を割いて来てくれたことへの感謝の気持ちを述べることが大切。
お礼メールを送ってくれたことへの感謝の文言もあると、さらに丁寧です。
「ご丁寧にメールをお送りいただきありがとうございます。」のような文言ですね。
続いて2つ目の書き方のポイントを見ていきましょう。
ポイント②:会話内容の感想を伝える
会話内容の感想を伝える
ことも、非常に大切なポイント。
会食にしろゴルフにしろ、相手と会話をして、何らかしら印象に残っていることがあるはずです。
「あなたとの会話で自分にとって有益だったこと」を盛り込むようにしましょう。
今は定型文などの便利なツールもあって、その分早く送ることができるかもしれません。
ただし、定型文だと相手の心に響きにくいので、感謝の気持ちが相手に伝わるように、なるべく具体的な話を入れましょう。
仕事につながる話があれば、今後の商談に活きてくる可能性もありますよ!
最後に3つ目の書き方のポイントを見ていきましょう。
ポイント③:今後も良好な関係を築きたい旨を伝える
接待をするということは、その場だけ盛り上がればよいということではないはず。
相手と良好な関係を築いていきたいという目的がありますよね。
「今後とも末永くお付き合いくださいますよう、お願い申し上げます。」など、今後も良い関係を築いていきたい意思を伝えるようにしましょう。
この時に万が一、仕事のお願いがある場合でも、この場では控えたほうが無難です。
相手が丁寧にお礼メールを送ってくれているので、感謝の気持ちを伝えることを優先しましょう。
仕事の依頼内容で返信すると、仕事目的を露骨に表した接待だと思われる可能性が出てしまいます。
依頼したい仕事がある場合には、日を改めるようにしましょうね。
まとめ
社外の方へ接待してお礼メールをもらった場合の返信内容について、振り返っておきましょう。
① 時間を割いて来てくれたことへの感謝を伝える
② 会話内容の感想を伝える
③ 今後も良好な関係を築きたい旨を伝える
まずは、時間を割いて来てくれたことへの感謝の気持ちを伝えましょう。
「お忙しい中お越しいただき、ありがとうございました。」のような文言ですね。
また、相手との会話で特に印象に残っている内容をしっかり盛り込むこと。
相手の話が自分にとって有益だったという旨を入れるようにしましょう。
話を受けて実際に行動に移した旨の文言があると、より相手の印象に残りやすいですよ。
そして、最後に今後も良好な関係を築きたい旨を伝えましょう。
「今後とも末永くお付き合いをさせていただきたく存じます。」などの文章ですね。
この3つのポイントを盛り込むようにしたことで、相手との関係が悪くなったことは一度もありません!
むしろ、相手との関係が上向くきっかけを作ることができますよ(^^)
ポイントを押さえた返信メールを送り、相手への好印象につなげていきましょう。
⇒ ビジネスメールで返信の書き出し文|15の挨拶フレーズを状況に合わせて使おう
確かにビジネス上の接待は、大変気を遣うので、接待する内容ばかりに頭がいってしまい、終わった途端に気が緩んで接待後の対応を疎かにしがちになります。このように接待のパターンをいくつも例にあげてテンプレを作っていただくと、もしものときの参考になりますね。これから接待が多い時期になるので、事前にとても勉強になりました。
ろこ さん
コメントをいただきありがとうございます。
ブログ管理人のニシです。
接待後の対応は非常に大事なので、お礼は必ず忘れないようにしましょう。
例文をカスタマイズして使用していただけると幸いです。