正社員としての雇用を前提に契約する紹介予定派遣。
もし、よい会社からの申し出であれば、喜んで正社員に移行したいと思うはず。
仕事内容や人間関係がよかったり、当初思い描いていたイメージ通りといった状況であれば、何も問題ありません。
しかし、懸念すべきなのは、思っていた状況と違ってあなたが合わないと感じている場合。
紹介予定派遣での仕事が合わない場合には、どんなことを考えていけばよいのでしょうか?
そこで今回お伝えするのが、仕事が合わないと感じている場合の原因と対処法。
ただし、仕事が合わないと言っても、次のような2つのパターンがあります。
具体的には・・・
- 仕事内容が合わない場合
- 人間関係が合わない場合
働き始める前にいくら仕事場の様子を聞いていても、実際に働き出すまでは分からないことがたくさんあります。
いざ働いてみたら、
- 想像していた仕事内容と違っていた…
- 社内の人間関係が良くない…
といった現実に直面することが結構あるのもの。
このような状況になった場合、そのまま我慢して仕事を続けるしかないのでしょうか?
そこで、紹介予定派遣で仕事が合わないと感じた時にすべき行動をまとめました!
まずは、仕事内容が合わないと感じた場合から見ていきましょう。
目次
仕事内容が合わないと感じている場合
一口に仕事内容が合わないと言っても、原因はいくつか考えられます。
具体的には・・・
- 難しい仕事内容
- 簡単すぎる仕事内容
- やることが多岐にわたる
- イメージとの違いが大きい
などです。
これらの項目を参考に、まずは合わないと感じている点をしっかりと把握しておきましょう!
それぞれについて解説していきますね。
難しい仕事内容
仕事内容が難しい場合に、仕事が合わないと感じてしまうことがあるでしょう。
例えば・・・
- 専門的知識が必要である
- 明らかに派遣でやる仕事のレベルを超えている
- 難しい仕事にもかかわらず、きちんと教えてくれる人がいない
などの場合です。
今後もこのような状態が続くのであれば、正社員を目指すことは控えた方がよいでしょう。
簡単すぎる仕事内容
先程の項目とは逆のパターンです。
誰でも出来るような仕事を延々とさせられるのは、かなり苦痛に感じるもの。
達成感を満たすことができないことに加えて、成長も望めないですからね・・。
仕事にやりがいや向上心を求めている人にとっては、非常に辛い環境だと思います。
仕事が簡単すぎる場合も、正社員になることは考えた方が無難です。
やることが多岐にわたる
例え希望通りの職種であっても、思った以上にやることが多岐にわたる場合があります。
本来やるべき業務のプラスアルファが、非常に多い場合などですね。
「自分がやろうとしていたのはこんな仕事だったかなぁ・・」と思ってしまうかもしれません^^;
やることが多岐にわたり、当初思い描いていた仕事と違いが多すぎる場合にも、正社員になることは一度考え直した方がよいでしょう。
イメージとの違いが大きい
イメージと実際に働いた時のギャップが大きいという場合もあります。
例えば・・
- 雑用的な業務が多すぎる
- 人間関係が悪い(派閥がある)
- 勤務時間が思った以上に長い
- 職場環境が悪い
- 社員が疲弊している
などです。
このように、思い描いていたことと多くの違いがあれば、正社員になるかどうかを考えた方がよいでしょう。
仕事が合わないと感じるのには、大まかに上記の4つの原因があります。
このような場合には、どうすればよいのでしょうか?
まず行うべきなのが、派遣会社の担当者に相談すること。
その際には、どんな原因で仕事が合わないのかを出来るだけ具体的に伝えます。
原因がはっきりしていなければ、何を改善したいのか伝わらないので・・。
改善しようのあることであれば、派遣先に話を通してくれるなどによって、状況が改善されることが多いです。
もちろん、全てが解消されるとは限りませんが、少なくとも今の状態よりも良い環境になる可能性は高いと言えます。
仕事内容が合わない際には、あなたの不満点を具体的に挙げて、派遣の担当者に相談してみましょう。
ちなみに、人間関係が合わないと感じている場合は、どうなのでしょうか?
次の見出しでお伝えしていきますね。
人間関係が合わないと感じている場合
人間関係の問題は、一見するとどちらに問題があるのか分からない場合が多いもの。
人間関係の問題は主に、
- あなたに問題がある場合
- 相手側に問題がある場合
- あなたと相手側の両方に問題がある場合
に分類できます。
まずは原因がどこにあるのか、客観的に把握をしておきましょう。
相手側の悪い部分はすぐに発見できます。
しかし、自分の悪い部分はなかなか自覚しにくいもの。
あるいは認めたくない場合も多いでしょう。
自分の悪い部分がわからない、自覚しにくい場合には、第三者にあなたに対する評価を聞いてみるとよいでしょう。
身近に相談できる人がいなければ、派遣会社の担当者に相談するのがオススメ。
派遣会社の担当者は、様々な派遣社員を見てきているので、人を見る目が養われている場合が多いです。
身なりや振る舞いに問題があるのであれば、自分で改善することができます。
悪い部分が分かれば、態度や行動を直すことで、改善に向かう可能性が高まるでしょう。
また、相手側に問題がある場合も多々あります。
例えば、職場の派閥や上司の性格に難がある状況などですね。
このような場合には、派遣会社の担当者もしくは派遣先の上司に相談してみましょう。
ただし、あなたの努力で改善できる見込みは低いと言わざるを得ません。
その理由は、相手はそう簡単に変わってくれないから。
そのため、今の環境を完全に改善することは難しいことは頭に入れておいてくださいね。
ちなみに、仕事内容や人間関係が合わないと感じた場合には、今後どのように考えていけばよいでしょうか?
次の見出しでお伝えしていきますね。
合わない場合に更新はオススメしません!
仕事内容や人間関係が合わないと感じている場合、そのまま正社員になることはオススメしません。
つまり、契約期間終了時に更新はしない方が好ましいということ。
なぜならば、改善が見込めない場合、今後その不満をずっと抱えていかなければならないからです。
いくら正社員になれると言っても、大きな我慢を抱え続ける環境では、相当なストレスが溜まるでしょう。
そのため、問題が解決しないようであれば、更新はしないことを推奨します。
紹介予定派遣での契約期間を満了すれば、その後契約をするかどうかはあなたの自由。
正社員になるかどうかは、あなた自身にも選ぶ権利があります。
正社員を断ったところで、ペナルティや罰則は一切ありません。
あなたが納得できるような方向性をしっかりと考えていきましょう!
まとめ
紹介予定派遣での仕事が合わない場合について、振り返っておきましょう。
何が合わないのかを把握する
⇒ 仕事内容なのか人間関係なのか
仕事内容が合わないと感じているのであれば、仕事のどんな部分が合わないのかを明確にすることが大切。
派遣会社の担当者に、問題点を相談しましょう。
派遣先に伝えてくれることによって、内容によっては改善が見込める可能性があります。
人間関係が合わないと感じているのであれば、あなたと相手側のどちらが主な原因で起こっているのかを客観的に分析してくださいね。
もし、あなたに原因があれば、行動や態度を見直すことで改善につながる可能性があります。
ただし、社内の派閥など自分の力ではどうにもならない状況であれば、改善するのは難しいでしょう。
仕事内容や人間関係が合わないのであれば、無理に正社員にならないことをオススメします。
というのも、紹介予定派遣だからといって、必ず正社員になるという規則はないので。
仕事内容もしくは人間関係に大きな不満があれば、たとえ正社員になったとしても長続きしない可能性が高いです。
そんな場合には、次の仕事を探すなど次の目標に向かって突き進んで行きましょう!