病院見学に行った後、感謝の気持ちを伝えようと思って、いざお礼メールを書こうとしたら手が止まってしまった・・・
普段は書かないようなメールなので、「どんな内容で書けばいいの?」といった疑問が出てきますよね^^;
一般企業であれば書き方の参考例はたくさんありますが、看護師などのコメディカル用の文章となると、具体的な参考例はなかなか少ないもの。
誰宛にどんな内容を書けばよいのでしょうか?
そこで知りたいのが・・
病院見学のお礼メールの例文
私の友人は病院見学後にお礼メールを送るという認識がなく、結局送りませんでした。
それが原因かどうかは分かりませんが、採用には至らず・・。
そんなことにならないよう、看護師などのコメディカルの場合における、病院見学のお礼メールの正しい書き方と例文について見ていきましょう!
コメディカルには看護師以外にも、薬剤師・診療放射線技師・臨床検査技師・臨床工学技士・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士など様々な職種があります。
そういった場合には、自分の職種に置き換えて多少カスタマイズするとよいでしょう!
病院見学におけるお礼メールの宛先は、「人事部宛」もしくは「看護師長宛」にするのが望ましいケースが多いです。
まずは人事部宛の例文からお伝えしていきますね。
人事部宛の病院見学後お礼メール例文
通常、病院見学の窓口となっているのは、各病院の人事部(人事課)の場合が多いです。
そのため、お礼メールを書く際には、人事部(人事課)宛に書くケースが多くなります。
人事部宛のお礼メールで特に大事なことは・・・
帰宅後すぐにメールを送信すること
これに尽きます!
多くの希望者が見学に来るような病院の人事担当者には、想像以上の数のメールが来る可能性があります。
2日や3日経ってからのメールでは、名前や顔も覚えていないなんてことも・・。
そんなことにならないよう、病院見学後は早くお礼メールを送るということを意識しましょう。
理想は当日。
もしも当日が難しければ、翌日中には送るようにしましょう。
メールを書く際のポイントは、自分なりの言葉で感想をしっかり盛り込むこと!
ありきたりな文面では、相手の心に響きません。
では実際に、どんな文面を書けばよいのでしょうか?
○○病院
人事部
部長 〇〇 〇〇 様
本日はお忙しい中丁寧にご対応いただき、誠に有難うございました。
病院見学でお世話になりました鈴木と申します。
貴院のスタッフは、患者様に積極的に声掛けをしたり、職員同士でもしっかり挨拶をされる対応を拝見することができ、とても良い環境であると感じることができました。
特に、独自で取り組まれている「患者様を待たせないための効率化5か条」には非常に感銘を受けました。
私も皆様と同じ環境で活躍したい気持ちが高まりました。
ぜひ、貴院の看護師として働きたいと思っている所存です。
何卒宜しくお願い申し上げます。
鈴木 花子
〒123-4567
東京都目黒区××××1-23-234
TEL:090-××××-××××
メール:××××××@×××.co.jp
件名はわかりやすく「病院見学のお礼(名前)」とするのがよいでしょう。
他にも見学者がいた場合、同じようなお礼メールが採用担当者に届く可能性を考慮して、名前を盛り込むとより相手に親切ですね。
部署・肩書・担当者名は正式名称で、くれぐれも間違えのないように気を付けましょう。
万が一間違えると、相手側への印象が悪くなります。
「仕事でもうっかりミスをしやすい人なのでは?」と思われるきっかけを作ることになりますので、送る前には必ずチェックすることが大切。
では、看護師長へのお礼メールは、どのように書けばよいのでしょうか?
次の見出しでお伝えしていきますね!
看護師長宛の病院見学後お礼メール例文
仮に採用されて勤務するとなれば、見学時にお世話になった看護師長が直属の上司になる可能性もあります。
お礼メールは相手の印象に残りやすいよう、見学時の具体的な内容を書くことを意識することが大切。
そのため、「文例の丸写し」・「ひな形の寄せ集め」は控えましょう。
テンプレート通りのありきたりな文章という印象を感じさせてしまえば、お礼メールの意味がほとんどなくなってしまいます。
そうならないよう、自分なりの言葉で感想やこれからの抱負を書きましょうね!
それでは、看護師長宛の例文をご紹介していきます。。
〇〇病院
看護師長
〇〇 〇〇 様
本日はお忙しい中丁寧にご対応いただき、誠に有難うございました。
病院見学でお世話になりました鈴木と申します。
実際に貴院のスタッフの皆様のお仕事を拝見し、「患者様のため」という精神が溢れていることに感銘を受けました。
また、患者様のみならず、看護師が働きやすい環境作りを皆様一人一人が行っていることにも、大変魅力を感じました。
私も皆様と同じ環境で活躍したい気持ちが高まり、ぜひ貴院の一員として働きたいと思っている所存です。
この度は貴重なお時間を頂戴し、本当にありがとうございました。
何卒宜しくお願い申し上げます。
鈴木 花子
〒123-4567
東京都目黒区××××1-23-234
TEL:090-××××-××××
メール:××××××@×××.co.jp
先程の人事部(人事課)よりも、より現場サイドを意識した内容にしましょう。
「現場の仕事ぶり」や「他の病院にはない特長」などを具体的に盛り込むと相手の印象に残りやすいです。
病院見学をして、「この病院で働きたい!」という気持ちが高まった旨をしっかりと伝えることが大切!
見学の感想や働きたい気持ちは、どういうポイントを意識して作成するとよいのでしょうか?
次の見出しでお伝えしていきますね!
見学の感想と働きたい気持ちを確実に盛り込むこと
お礼メールで重要な「見学で感じた感想」は具体的な内容を盛り込むことが大切。
何を書いたら良いのかわからないからといって、例文をそのまま使用すると、ありきたりな文章になりがちです。
見学した先にマッチングしていない内容や、あまりにも凡例的な文章だと、相手の心に響きません。
例えば、ただ単に「貴院は素晴らしい環境だと思いました」や「貴院に魅力を感じました」だけでは不十分。
背景や理由もしっかり加えるようにしましょう!
「~の部分に感動し、素晴らしい環境だと思いました」「~の部分に魅力を感じました」などのような文章ですね。
そして、
- 自分の言葉で
- 前向きで
- 具体的に
これらのポイントを抑えておけば、より内容の濃いものになります。
見学の感想を述べた後には、ぜひこの病院で働きたいという文章を盛り込むようにしましょう。
「病院の〇〇に魅力を感じた」⇒「だからこの病院で働きたい」という流れとなります。
病院見学を受け入れてくれるということは、病院側は採用を視野に入れて対応しているはず。
当日お礼を伝えるのは当たり前のことですが、伝えきれなかったことや自分の熱い思いなどをメールで送ることで、採用担当者の心象がアップしますよ!
ぜひこれらのポイントを意識して、お礼メールを作成してみてくださいね(^^)
まとめ
病院見学のお礼メールのポイントについて、振り返っておきましょう。
① 見学をさせてもらった感謝を述べる
② 見学の感想は具体的な内容を述べる
③ ぜひこの病院で働きたい旨を述べる
お礼メールは、多少文面が拙い物であろうと、自分なりの言葉で気持ちを伝えるのが大切。
オリジナリティがあればその分相手の印象に残るお礼メールになります。
堅苦しく考えずに、素直な気持ちを伝えてみましょうね^^
その上で上記のポイントを踏まえれば、ビジネスマナーを踏まえた文章の形式が整いますよ!
以前はお礼状といった手紙が主流でしたが、最近はメールでのケースもかなり増えてきているんですね。
メールの場合だと、すぐに気持ちを伝えることができるというのが非常に大きなメリット。
早ければ当日中に感謝の気持ちを伝えることができるので(^^)
ポイントを押さえたお礼メールを作成し、少しでも採用に近づけるようにしましょうね!
他の病院も視野に入れておきたいと思っていれば、選択肢を増やしておくことをオススメします。
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