自己投資ってどのくらいすべきなんだろう?

 
自分自身の成長には、自己投資が欠かせません。

とはいえ、どの程度お金をかけるかは人によって基準が違いますよね?

 
少なすぎると、目標や夢を達成するのが難しい場合が多いです。

逆に多すぎると、生活資金を圧迫する可能性があります。

では、一般的にどのくらいが適切な自己投資なのでしょうか?

 
そこで今回は、自己実現や将来の成長のために、どの程度の自己投資が必要なのかを解説していきます。

 
また、あなたは投資していると思っても、実はただ消費しているだけで投資になっていないという可能性も・・・。

そのため、投資と消費の違いについても合わせて解説していきますね。

 
まずは、理想的な自己投資の目安について、見ていきましょう。
 

自己投資はどのくらいが理想?

自己投資はどのくらいの金額を行うのが理想なのでしょうか?

それが・・・
目指す年収の5%
 
間違えやすいのですが、「現在の」年収の5%ではありませんよ。

「目標とする」年収の5%です!

 
これは何も私の考えや言葉ではありません。

ザ・リッツ・カールトン・ホテルの日本支社長を経験された「高野登」氏の言葉です。

 
では、なぜ現在の年収の5%ではないのでしょうか?

それは、現在の年収の5%では、現状維持にしかならないからです。

つまり、現在のキャリアを維持するために必要な投資ということ。

 
本記事を読んでいる意識の高いあなたは、現状維持を求めているわけではありませんよね?

あくまで、現在よりも良い状態を求めているはずです。

 
自分自身をより高めて成功に導くためには、まず目指す収入を決めましょう。

先に目標を考えるのは、ゴールの視点から考えることができます。

目指す収入を軸に目標を立てた場合、ゴールを目指す上で関係のないことが見えてきます。

 
人は新しく何かを始めるのには、抵抗を感じ習慣にするまで苦労します。

しかし、今行っていることをやめることは、そこまで難しいことではありません。

つまり、あえてゴール(目指す収入)から目標を立てることによって、不要なことが明確になり、良い習慣に近づくことができます。

 
現在を参考に投資を行っていた人は、ゴール視点から考えることを意識して、自己投資額を決めてみましょう。

 
また、あなた自身は投資だと思っていても、実はただの消費である可能性もあります。

どういうことなのか、次の見出しでお伝えしていきますね。
 

消費を抑えて投資を増やそう!

あらゆる出費は、大きく分けて消費・投資に分類できます。

投資は将来のために使うお金のことであり、消費は今現在のために使うお金のことを言います。

 
例えば、本を買うという出費で考えてみましょう。

本の内容を仕事や人間関係に活かすのであれば、投資になります。

しかし、読まずに放置し続けるのであれば、消費となります。

 
また、一見ただの消費に見える会社の飲み会でも、人間関係の改善や新しい気付きを得る機会であれば、立派な投資と言えます。

このように同じお金の使い方でも、出費と投資では大きな違いがあります。

 
そして、世の中の成功者は例外なく、出費を投資とする意識が高いです。

なぜならば、投資にお金を使った場合、例え結果が失敗であっても何かしらの成長に繋がります。

対して消費で終わってしまった場合は、その場限りの出費で後には何も残りません。

 
そのため、将来のことを考えて意識や知識を豊かにするために、投資の意識づけが大切なのです。

出費全てを投資とするのは無理でも、お金を使う際には、

  • この出費で自分にどんな気付きがあるか
  • 将来に有用な使い方であるか
  • どんなメリットがあるか

という事は常に考えておくべきです。

 
なるべく不要な消費を抑えて、自己投資の比率を増やしていきましょう!
 

まとめ

自己投資の割合の目安について、振り返っておきましょう。

<理想的な自己投資の割合>

「目標とする年収」の5%

 
“現在の年収”ではなく“目標とする年収”に標準を設定するのは、主に以下の理由があります。

それが・・・

  1. 現在の数値を参考にしては現状維持しかできない
  2. 目標(ゴール)からの視点で考えられる

ということ。

 
また、将来のために使うお金は投資ですが、“今”のために使うお金は消費です。

同じ金額を使う場合でも、意識次第で消費にも投資にもなり得ます。

そのため、投資なのか消費なのかを見極める意識を持つようにしていきましょう!

 
目標とする年収の5%を目安に、しっかりと自己投資を心掛けてくださいね。