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仕事でミスをしてしまい、上司にメールで報告する場合は、どんな内容にすればよいか悩みますよね。

例えば、以下のような状況。

  • 取引先を怒らせてしまったことを報告しないと…
  • 商品の注文を間違えたことを報告しなければ…
  • 報告が遅れてしまったことをお詫びしなければ…

 
上司にミスを報告するのは、心苦しいですよね^^;

でも放置すると、もっと大変なことになるかもしれないので、しっかりと謝罪しましょう!

私が入社1〜2年目の頃は、ミスをした時よりも、むしろ謝罪メールを送った時の方が、キツい叱責を受けることもありました。

口頭では軽い注意で済んだにも関わらず、メール後に上司の態度が変わってしまったんですね(;_;)

 
もしあなたにもこんな状況があれば、それは謝罪メールの内容に問題アリな可能性があります。

報告と謝罪だけのメールになってはいないでしょうか?

 
まずは口頭で謝罪することが第一。

その後にメールでも、ビジネスマナーを踏まえた内容でお詫びをするのが望ましいです!

 
そこで今回は、仕事ミスに対して上司謝罪メールを送る際に、ありがちな状況の例文をご紹介します。

具体的には・・・

  • スケジュールの確認ミス
  • 取引先を怒らせてしまったミス
  • 連絡事項を失念していたミス
  • 商品誤発注によるミス
  • 報告遅れによるミス

 
それぞれの謝罪メールの例文に加えて、注意すべきポイントもお伝えしていきますね!

まずは、スケジュール確認ミスにおける謝罪メールの例文から見ていきましょう!

スケジュール確認ミスの謝罪メール例文

社内会議の日程調整をお願いされていたけど、Aさんのスケジュールを確認するのを忘れてしまいました。

直前になって確認すると、当日は都合が悪いとの返答が・・。

 
このような場合に送る謝罪メールの例文をご紹介しますね。
 

件名:打ち合わせの日程に関する不手際のお詫び

 
〇〇 課長
 
お疲れ様です。

山田です。
 
〇月〇日の10時に予定していた打ち合わせですが、私の日程調整の不手際により、予定通り開催するのが難しくなりました。

スケジュールを調整していただいたにも関わらず、このような事態になっていまい申し訳ございません。
 
大変恐縮ですが、以下のいずれかの日程で再度調整をさせていただけないでしょうか。

  • 10月3日(月)10〜11時
  • 10月4日(火)14〜15時
  • 10月6日(木)14〜15時

お手数をお掛けして、申し訳ございません。

よろしくお願いいたします。
 
山田 一郎

 
スケジュールの確認不足で上司に迷惑を掛けてしまった場合は、

  • 誠意を込めた謝罪の文言
  • 自分のミスを認めること

を盛り込んだ内容にすることが大切。

そして、打ち合わせの日程を再調整する提案をしましょう。

 
次は、取引先を怒らせてしまったという深刻なシチュエーションです。

どのような謝罪メールを書けばよいか、例文をお伝えしていきますね!

取引先を怒らせてしまったミスの謝罪メール例文

あなたのミスで取引先を怒らせてしまった場合は、速やかに上司へ報告しましょう。

立腹している取引先が、直接上司にクレームの電話をするかもしれません。

 
口頭で上司に報告と謝罪するのが望ましいですが、それができない場合には、メールで連絡することになると思います。

以下のような謝罪メールを送りましょう。
 

件名:A社への請求額に関する不手際のお詫び

 
〇〇 室長
 
お疲れ様です。

山田です。
 
A社への先月の請求額ですが、金額を間違える不手際を犯してしまいました。

A社の〇〇様から連絡があり、お叱りを受け、至急確認したところ、私のチェック漏れが原因でした。
 
先方には謝罪の電話とメールを差し上げ、再度作成した先月分の請求書を郵送いたしました。

私の不手際でご迷惑をお掛けしてしまい、深く反省しております。
 
二度と同じミスを犯さぬよう、今後は請求書のチェックを3人体制で行い、作成するように対応いたします。
 
大変申し訳ございませんでした。
 
山田 一郎

 
取引先を怒らせてしまったときは、どういう経緯があったのかを特に意識して、上司に報告しましょう。

ミスを報告して自分の信用を低下させるのは心苦しいですが、早急に対処する姿勢を上司に示すことが重要。

 
同じことを繰り返さないための改善策も述べるようにしましょうね。

 
続いて、連絡事項を伝え忘れていた場合です。

どのような謝罪メールを書けばよいか、例文を見ていきましょう!

連絡事項を伝え忘れたミスの謝罪メール例文

「忘れるはずがない」とその時は思っていても、うっかり忘れてしまうことがあります。

急な仕事が入ったり、思わぬトラブルが起こると、伝えるべきことが頭から抜けてしまいがち。

 
後から連絡事項のことを気付いた時は、冷や汗もの^^;

そんな場合には、以下のような謝罪メールを送りましょう。
 

件名:明日の打ち合わせの件に関するお詫び

 
〇〇 次長
 
お疲れ様です。

山田です。
 
明日の打ち合わせの件ですが、先方から16時ではなく17時にして欲しいと伝言を承っておりました。

〇〇次長への連絡を失念しており、申し訳ございません。
 
今後は自分の記憶力を過信せず、メモを必ず取るようにして再発防止に努めて参ります。

大変申し訳ございませんでした。
 
山田 一郎

 
どんな事項を伝え忘れていたのかをしっかりと述べるようにしましょう。

「忘れた」という記載ではなく、「失念」という言葉を使うのがビジネスマナー。

 
「メモを必ず取るようにする」などの具体的な改善案を提示することが大切です。

改善案が何もないと、「だた反省だけ」という印象を与えるので、忘れないようにしましょう!

 
続いては、商品の発注をミスした場合のお詫びです。

どのような内容の謝罪メールを書くべきか、例文を見ていきましょう!

商品誤発注によるミスの謝罪メール例文

自分では確認をしっかりして発注したと思っていても、誤ってしまう場合があります。

確認不足が原因である場合が多いでしょう。

 
商品自体を間違えたり、個数を間違えることが考えられます。

個数を間違えた場合の状況における謝罪メールをお伝えしていきますね。
 

件名:A製品誤発注のお詫び

 
〇〇 部長
 
お疲れ様です。

山田です。
 
A製品の発注の件ですが、本来10個発注すべきところを、手違いで20個発注してしまいました。

大変申し訳ございません。
 
今回の件は、注文書を確認する際の確認不足が原因です。

今後は発注入力をした後にダブルチェックを行い、確認を徹底して発注を行うようにします。
 
この度は〇〇部長にご迷惑をお掛けしてしまい、誠に申し訳ありませんでした。
 
山田 一郎

 
どんな誤発注をしたのかを具体的に伝えましょう。

結論から先に述べることが大切です。

 
最後にもお詫びの文言を入れると、相手への配慮が伝わりやすいので、ぜひ意識してみてくださいね!

 
続いては、報告が遅れたことのミスの場合についてです。

どのような謝罪メールにするべきか、例文を見ていきましょう!

報告遅れによるミスの謝罪メール例文

本来すぐに報告すべきことを、後から報告する場合がありますね。

「この程度のことだから、今は報告の必要はないか」と思ったり、「後から報告すればいいや」と思った場合などがあるでしょう。

 
報告遅れによって、後から問題になることがあります。

報告遅れにおける謝罪メールの例文をお伝えしていきますね。
 

件名:ご報告遅れのお詫び【〇〇プロジェクトの件】

 
〇〇 課長
 
お疲れ様です。

山田です。
 
プロジェクト進捗状況の件について、報告が遅れてしまい、大変失礼いたしました。

このまま進めて問題ないだろうと判断を誤ったことが原因です。
 
私が判断に迷った時には、適宜ご報告を行い、ご指示を仰ぐようにしたいと思います。

この度は私の不手際によって、ご迷惑をおかけしてしまい、誠に申し訳ありませんでした。
 
山田 一郎

 
報告遅れの謝罪メールでは、特に原因の部分に注意をしましょう。

例えば、「すぐに報告するつもりでした」や「直前までは覚えていました」では、一気に言い訳っぽくなります。
 

原因が主観的な言い訳になっていないか、メールを送る前に確認してみましょうね!

メールを送る前に、第三者に見てもらうこともオススメしますよ^^

 
ここまで5つの状況の例文をご紹介してきました。

これらの状況に完全に合致すればベストですが、現実的になかなかそうはいかないもの・・。

 
でも、ご安心ください^^

あなたの状況に応用させることができるよう、謝罪メールを送る際に意識すべき3つのポイントをご紹介しますね。

次の見出しで詳しくお伝えしていきます!

ミスに対する謝罪メールで意識すべき3つのポイント

仕事でミスをした時に、上司へ送る謝罪メールは、どのようなことを意識すればよいのでしょうか?

それは・・・

  • 結論から先に述べる
  • あなたなりの解決案を述べる
  • 下手な言い訳をしない

それぞれについて、お伝えしていきます。

あなたの謝罪メールが、この3つのポイントを押さえられているか、チェックしながら見てみてくださいね!
 

結論から先に述べる

結論とは、どんなミスをしてしまったかです。

結論を伝えないと、何に対する謝罪をしているのか上司に伝わらず、要領を得ないメールとなります。

 
仕事をミスした上で、謝罪メールの内容が分かりにくいということになれば、印象は最悪・・。

メールを受け取った上司が、不快な気持ちにならないよう、結論から述べて分かりやすく伝えることを意識しましょう!

あなたなりの解決案を述べる

「申し訳ございませんでした」とお詫びすることは大切です。

ただし、上司が特に求めているのは、二度同じミスをしないために今後どうするか

 
そのため、謝罪メールには、ミスを踏まえた上での解決策を明記しましょう。

あなたなりの解決案を明記することで、きちんと考えているという姿勢を上司に示すことができます。

 
ミスをしたけれども、挽回できるチャンスとプラスに捉えましょう。

ピンチはチャンスとも言いますからね^^;
 

下手な言い訳をしない

上司に悪い印象を与えるのは、ミスに対する言い訳です。

ミスに対して下手な言い訳をされると、ほとんどの上司が気分を害することでしょう。

 
下手に言い訳をすると、それほど重大なミスではなくとも、大きな叱責につながる可能性が高いです。

原因を述べる場合は、あくまで客観的かつ簡潔に述べることが大切。

主観が入って、言い訳がましくならないように気を付けましょう。

 
この3つのポイントを押さえることで、少しでもミスを挽回していきましょう。

いざあなたがメールを受ける立場だったら、ということも考えてメールを作成することが大切ですよ!

まとめ

上司に送る仕事ミスへの謝罪メールについて、振り返っておきましょう。

<仕事ミスに対する謝罪メールのポイント>
① 結論から先に述べる
② あなたなりの解決案を述べる
③ 下手な言い訳をしない

 
結論を述べる際には、客観的な事実を述べるようにしましょう。

主観が入ると、言い訳がましくなり、上司からの印象がさらに悪くなる可能性があります。

送信前にしっかりと確認をしましょう!

 
上司が謝罪メールを通して求めていることは、そのミスを踏まえてどのように対策をし、改善していくかです。

そのためには、原因を分析して具体的な対策を立てることが非常に大事。

 
仕事でミスをすると、当然叱責もあるでしょうが、それを恐れて言い訳を重ねるのはNG。

ミスをしない人間は、いないわけですから。

上司だって若い頃は、様々なミスをしたに違いありません^^

 
上司へ仕事ミスの謝罪メールを送る際には、上記でご紹介した3つのポイントを意識して、お詫びの気持ちと改善案を伝えましょう!