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取引先やお客様が来社された際のお礼メールは、社会人のビジネスマナーとして欠かせないもの。

特に大事な取引先やお客様であるほど、お礼メールには気を遣わなければいけませんよね。

 
どんな内容で送ればよいのでしょうか?

そこで今回お伝えするのが・・・
来社のお礼メール例文

 
お礼メールはスピード感が大事なので、のんびり考えている暇はありません。

私は以前お礼メールの内容に悩みすぎて、送るのが遅いと上司に叱られたことがあります(;_;)

 
そのため、一から書くのではなく、例文を自分の状況に応じてカスタマイズするのがオススメ!

今回は来社お礼メール例文5パターン盛り込むべき3つのポイントについて、お伝えしていきますね。

来社に対するお礼メール【5パターン例文】

来社へのお礼メールは、どのような内容で作成すればよいのか気になりますね。

ビジネスマナーを踏まえた上で、しっかりと感謝の気持ちを伝えることが大切。

そして、今後良好な関係を築いていきたいという思いを伝えていきましょう。

 
来社へのお礼メールについて、例文をパターン別に5つご紹介していきますね!

まずは、挨拶目的で来社したパターンの例文から見ていきましょう。

【例文①:挨拶目的で来社したパターン】

件名:打ち合わせのお礼

株式会社○○
○○ ○○ 様
 

いつも大変お世話になっております。

株式会社ビジマナねっと、営業部の山田でございます。

本日は雨天にも関わらず、弊社までご足労いただきありがとうございます。

 
貴社の事業に対する取り組みを伺うことができ、大変勉強になりました。

今後ともよろしくお願いいたします。

 

株式会社ビジマナねっと
営業部 山田 一郎
〒123-4567
東京都目黒区××××1-23 ○○ビル5F
TEL:03-××××-×××× 
FAX:03-××××-××××
メール:××××××@×××.co.jp

 
挨拶目的なので、お礼を中心にした例文です。

シンプルにお礼メールを書く場合にオススメ。

【例文②:初めて挨拶に来たパターン】

件名:ご来社へのお礼

株式会社○○
営業部 ○○ ○○ 様
 

いつもお世話になっております。

株式会社ビジマナねっとの山田です。

本日は暑い中ご足労いただき、誠にありがとうございました。

 
この度は◯◯様とご縁ができましたことに、深く感謝申し上げます。

これを機に、末永くお付き合いさせていただきたく存じます。

今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。
 

株式会社ビジマナねっと
営業部 山田 一郎
〒123-4567
東京都目黒区××××1-23 ○○ビル5F
TEL:03-××××-×××× 
FAX:03-××××-××××
メール:××××××@×××.co.jp

 
相手方が初めて挨拶をしに来たパターンの例文です。

今後関係を深めていきたいという旨をしっかりと盛り込みましょう。

【例文③:営業されて承諾するパターン】

件名:ご来社へのお礼

〇〇株式会社
営業部 ○○ ○○ 様
 

平素より大変お世話になっております。

株式会社ビジマナねっとの山田と申します。

本日はお忙しい中、弊社へご来訪いただき、誠にありがとうございました。

 
本日ご提案いただいた新規取引の件ですが、貴社とのお取引の申し出を謹んでお受けしたく存じます。

貴社のご期待に添えますよう、誠心誠意努めて参ります。

 
なお、ご提示いただいた詳細なお取引条件に関しましては、◯月◯日までにはご回答申し上げます。

何卒宜しくお願い申し上げます。
 

株式会社ビジマナねっと
営業部 山田 一郎
〒123-4567
東京都目黒区××××1-23 ○○ビル5F
TEL:03-××××-×××× 
FAX:03-××××-××××
メール:××××××@×××.co.jp

 
相手方が営業のために来社し、OKを出すパターンの例文です。

来社に対する感謝の気持ちを述べるとともに、今後良好な関係を築いていきたいという旨の内容を書いていきましょう。

【例文④:営業されて検討するパターン】

○○商事株式会社
○○ ○○ 様
 

いつも大変お世話になっております。

株式会社ビジマナねっとの山田です。

本日はお足元の悪い中ご足労いただき、誠にありがとうございました。

 
ご提案いただいた件ですが、ぜひ前向きに検討させていただきたく存じます。

また、社内で検討させていただき、導入を依頼する際には、別途ご連絡いたします。

 
引き続き、何卒宜しくお願いいたします。
 

株式会社ビジマナねっと
営業部 山田 一郎
〒123-4567
東京都目黒区××××1-23 ○○ビル5F
TEL:03-××××-×××× 
FAX:03-××××-××××
メール:××××××@×××.co.jp

 
相手方が営業のために来社し、検討をするパターンの例文です。

来社に対する感謝の気持ちを述べるとともに、検討するに至った要素をお伝えしましょう。

【例文⑤:営業されて断るパターン】

○○商事株式会社
営業部 ○○ ○○ 様
 

平素より大変お世話になっております。

株式会社ビジマナねっとの山田と申します。

本日はお忙しいところご足労いただき、誠にありがとうございました。

 
ご提案いただいた商品の導入を社内で慎重に検討しましたが、今回は見合わせていただくことになりました。

弊社では現状、新製品を取り扱う予定がございません。

貴社とのお取引を開始するには、まだ弊社の力が及ばないのが現状です。

誠に恐縮ではございますが、事情をご高察賜りますようお願い申し上げます。

 
今後とも引き続き宜しくお願い申し上げます。
 

株式会社ビジマナねっと
営業部 山田 一郎
〒123-4567
東京都目黒区××××1-23 ○○ビル5F
TEL:03-××××-×××× 
FAX:03-××××-××××
メール:××××××@×××.co.jp

 
相手方が営業のために来社し、断るパターンの例文です。

まずは来社のお礼をしっかりと伝えましょう。

 
その後、依頼を断る文言を入れ、説得力を持たせるために理由を示します。

「事情をご高察賜りますようお願い申し上げます」のような相手に理解を求める文言があれば、よりGOOD!

※ 高察:「どうかお察しください」という意味の言葉

 

お礼を中心に送るのか、要件を交えて送るのか、あなたの状況次第で例文バージョンを活用くださいませ。

自分で一から書き始めるのは結構大変なもの。

テンプレとして活用すれば、時間短縮にも有効ですよ(^^)

 
来社へのお礼メールを送る際に、押さえるべきことがあります。

お礼メールを送る上で重要なポイントを3つを解説しますので、これらの要素を確実に盛り込むようにしましょう。

① 足を運んでもらったことへの感謝を伝える

来社のお礼メールを送る上で最初に伝えるべきことは、来社に対しての感謝

 
取引先やお客様には、わざわざ時間を作って、会社まで足を運んでもらっています。

そのため、まずは来てもらったことへのお礼を伝えなければなりません。
 

お礼メールの一番の目的は来社へのお礼なので、本文の最初に持ってくることで、相手に感謝の気持ちが伝わりやすくなるのです。

書き出しの挨拶のすぐ後に、お礼を述べるようにしましょう。

他の要件を先に書いてしまうと、お礼がついでのような印象で感謝が伝わりにくくなってしまうので、ご注意ください。

 
また、お礼のテンプレ化を避けたい場合には、次のようなフレーズを使うとよいでしょう。

  • 雨天の中ご来訪いただきありがとうございます
  • 暑い中ご足労いただきありがとうございます

 
当日の天候や来社までの状況などを加えることで、一気に具体性が増すので効果的ですよ!

 
感謝を伝えたところで、打ち合わせ内容の話題を述べます。

詳しくは次の見出しで解説していきます。

② 会話をした内容を盛り込む

来社のお礼の後には、打ち合わせに関しての内容を述べましょう。

内容としては、打ち合わせで新しく教えてもらったことや、相手方の説明に対する感想などが一般的。
 

自分が感じた事や思いも述べると、相手方は自分の話をきちんと聞いてもらえたと思うので、好印象になりやすいです。

 
事務的な対応が中心であった場合には、感想などが出にくい場合もあると思います。

そんな場合には、簡潔なお礼メール例文のようにシンプルな構成でも問題はありません。

 
もう一つお礼メールで意識すべきポイントがあります。

次の見出しでお伝えしていきますね!

③ 件名や本文の要点を絞る

件名やメールの内容が相手に伝わりやすいよう、要点を絞ることも非常に大切なこと。

 
時間がない時に送られてきたメールが内容の伝わらない件名だったり、要領を得ない内容だったりしたらイライラしてしまいますよね。

伝えたいことを最小限に伝え、相手が読みやすいかどうかを第一に考えて、メール本文を作成しましょう。
 

件名は「打ち合わせのお礼」「ご来社へのお礼」のように、一目で内容を判別できるようにします。

そして本文は、下記のような構成が望ましいですね。

・来社へのお礼

・打ち合わせの内容について
・次回の打ち合わせ予定

など

・「今後も宜しくお願いいたします」という旨の文章

 
伝えたい内容の報告、相手にしてもらいたいことの要点を絞って書くようにしましょう。

相手がすぐに要点を把握できる内容のメールが理想です。

 
ぜひ来社へのお礼メールを作成するときには、この3つのポイントを意識してみましょう!

まとめ

来社のお礼メールで気を付けるポイントは大きく分けて次の3点です。

<来社のお礼メールのポイント>
① 来社してもらったことへのお礼を述べる
② 会話の内容を盛り込む
③ 件名や本文の要点を絞る

 
お礼メールの一番の目的は、来社してもらった感謝を伝えることです。

相手方が訪問して有益だったと思えるようなメールを送ることができれば、相手の心象が良くなります。

また訪問したいと思わせるきっかけにもなるでしょう。

 
ぜひ例文をテンプレとして上手に活用してくださいね。

慣れるまでは一から自分で内容を考えるよりも、圧倒的に早いですから^^

 
要点を押さえて、相手のことを考えたお礼メールを目指していきましょう!

 

お礼メールで意外と悩みがちなのが結びの言葉。結びの言葉も万全にしたい場合には、ぜひ参考にしてくださいね。
⇒ お礼メールの結びの言葉|相手に合った文例で締めも万全に【基本・目上・取引先】