仕事の中に楽な仕事はありませんが、中でも肉体的・精神的にも負担が大きいと言われる介護の仕事。
派遣で介護をやってみようと思って、働き始めたかもしれません。
ですが、実際に行ってみたら想像以上に辛いということも・・
それで、辞めたいという状況になっていれば、今後のことを考えるはず。
そう、次はどんな職種にすればよいのかということ。
派遣の介護を辞めたいという場合には、今後どうしていけばよいのでしょうか?
そこで今回お伝えするのが・・・
介護職を離れた後にオススメできる職種
もうこれ以上は、介護職をやりたくはないという状況かもしれません^^;
そのような場合、多少なりとも経験を次に活かせる仕事をにしたいのではないでしょうか?
そこで、派遣社員で介護職以外の職種で働きたい場合ついて見ていきましょう。
今までの経験を活かせる職種3つをピックアップしました!
職種の紹介の前に、介護職が出戻りしやすい職業だということを、最初の見出しで紹介していきますね。
介護職は出戻りしやすい業種
数ある職業の中でも、介護職は出戻りがしやすい職業だと言われています。
その理由としては、人手が不足しているから。
介護職は精神的にも肉体的にも辛い仕事であり、求職者はそれほど多くありません。
それにも関わらず、日本は高齢化社会の道を進んでいる現状です。
高齢化が進んでいるのに、求職者は多くない・・。
しかも、短期間で辞める人も多いので、定着率はあまり良くないのが実情です。
そのため、介護職の求人は売り手市場というわけ。
つまり、一度介護職から離れたとしても、出戻りがしやすいと言えます。
介護職であれば年齢を理由に門前払いされることは、ほぼないと思ってよいでしょう。
もしかすると、
- 一度離れると、今の仕事に戻れないかどうか不安…
- 年齢を重ねると、出戻りは困難なのでは…
と今まで考えていたかもしれません。
ですが、上記の理由によって売り手市場の状況なので、出戻りの点に関しては安心してくださいね。
それよりも、今の仕事を辞めたいと思うのであれば、一度他の職業にチャレンジしてみるのも、自分にとって大きな成長を見込めるはず。
では、介護職を離れた後は、一般的にどんな職種が適しているのでしょうか?
介護職の次に働きやすい仕事について、次の見出しでお伝えしてきますね!
介護職を辞めた後はどんな職種が適しやすい?
派遣で介護職をしていた後には、どんな職種が適しやすいのか気になりますよね。
介護職をしていた人が働きやすいのが、以下の3つの職種。
それが・・・
- 事務職
- サービス職
- 保育士
それぞれについて見ていきましょう。
事務職
事務職の主な仕事は、一般事務・データ入力・コールセンターなどがあります。
いずれも、未経験者でも可能な仕事。
パソコンを使うことが多いので、最低限の使い方は把握しておきましょう。
特に、データ入力の場合には、エクセルや独自システムなどのソフトを使用する場合が多いので、PCスキルを身につける必要があります。
ですが、基本的には就業後に身に付けていけばOKな場合が多いです。
また、電話応対や接客では、今まで介護職で培ってきたコミュニケーション能力を活かすことができますよ。
今までの経験を活かせるので、介護職を辞めた人の就職先として適しているといえるでしょう。
⇒ 派遣事務の体験談|一般事務・OA事務で経験した仕事内容と感想を紹介!
⇒ データ入力の派遣社員が語る体験談|選んだ理由などを知って想定外を避けよう!
サービス職
サービス職は主に人と接する仕事です。
例えば・・・
- ショップの店員
- 飲食店スタッフ
- ホテルスタッフ
- ホームヘルパー
- 添乗員
など様々な選択肢があります。
これらの職種は技術力や知識よりも、人とのコミュニケーション能力が重要視されるもの。
そのため、今まで培ってきたコミュニケーション能力を仕事に活かすことができるでしょう!
人付き合いが好きな人にとっては、最適な職種だと言えますね^^
ただし、相手をするのが若者から高齢者まで様々な人との対応が必要になる場合が多いです。
そのため、対応の仕方を考えていく必要がある点は、頭に入れておきましょう。
保育士
高齢者と触れ合う介護とは違い、保育士は小さい子供との触れ合いが主になります。
高齢者と子供という違いこそありますが、今まで人と接してきた経験を活かすことができるのが大きな特徴。
人と接することが好き、子供好きということであれば、オススメできる職種です。
特に、子供の笑顔や成長が励みになるという方であれば、高齢者とやり取りしていた頃よりも、はるかに仕事の充実感を得ることができるでしょう。
子供だと成長過程を見ることができますからね^^
ただし、派遣でいきなり保育士になるのは難しい場合が多いです。
そのため、まずはアシスタントの立場から始め、少しずつ仕事を覚えていくのがオススメです。
ここまで、派遣で介護職をしていた後にオススメできる3つの職種をお伝えしてきました。
これらの仕事はいずれも介護職で培ったスキルを活かしつつも、新たな経験ができる職種!
もちろん仕事なので、介護職にはなかった辛さや苦労はあるでしょう。
ですが、今までのコミュニケーションスキルを活用できる分、他の職種に比べれば、かなり入り込みやすい職種と言えます。
あなたが介護職のどの点に不満を持っているのかよく考えて、その不満を極力持たなくて済む職種を見つけていきましょう。
ただし、辞めたいという状況だと、どうしても視野が狭くなりがち。
最後に、視野を広げることの大切さについて、お伝えしていきますね!
視野を広げよう
派遣社員のメリットは、様々な仕事を経験できること。
正社員であれば、基本的に同じ仕事をし続けなければなりません。
ですが、派遣社員は契約期間が終われば、違う仕事をすることができます。
今の介護の仕事が辛いのであれば、なにもその仕事にこだわる必要はありません。
むしろ、他の職種の方があなたに合っている可能性があるでしょう。
その際には自分の希望する職種や、労働条件をよく考えておくことが大切。
何にこだわるのかをあらかじめ考えておきましょう。
例えば・・・
- 仕事内容
- 勤務時間(残業の有無も含めて)
- 勤務場所
- 時給
- 職場の雰囲気
などです。
これら全て希望通りの条件で探すのは、さすがに難しいかもしれません^^;
ですが、これは譲れないという条件が確実にあるでしょう。
そのため、優先すべき条件・それほどこだわらない条件を選別しておくことは非常に大切。
例えば、
- 仕事内容を最優先にしたいから、勤務場所にはあまりこだわらない
- 時給を優先させたいから、勤務時間は長くてもよい
などですね。
派遣社員が様々な職を経験できるとはいえ、1つのところで長く働けるに越したことはありません。
希望からかけ離れてしまうと、また辞めたいということが出てくる可能性大です。
求めるものを明確にした上で、あなたの希望に近い仕事を探していきましょう!
まとめ
介護職を辞めたい場合の次の職種について、振り返っておきましょう。
① 事務職
未経験でも出来る作業が多く、コミュニケーション能力を活かせる。
② サービス職
コミュニケーション能力が第一なので、介護で培ったコミュニケーション能力が役立つ。
③ 保育士
高齢者と子供の違いはあれ、人と触れ合ってきた経験を活かせる。
介護職は売り手市場であるため、出戻りしやすい職種です。
そのため、基本的に「今の仕事を辞めたら、もう戻ってこられない…」という心配は不要。
辞めたいと思っているのであれば、他の職種にもチャレンジしてみましょう!
介護職の後で特に働きやすい職種が上記の3つ。
今まで培ってきたコミュニケーションスキルを活かしやすいです。
あなたの希望の条件を明確にした上で、望んだ条件で働けるところがないか探してくださいね。
その際は、今回紹介した職種を選択すると、他の職種よりも今までの経験やスキルを活かすことができるはず。
ぜひあなたに合った職種を見つけていきましょう!